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莉犬くん
莉犬くん
ぷりっつ
ぷりっつ
君はそう言っていた
莉犬くん
ぷりっつ
ぷりっつ
夏が始まったばかりというのに
君は酷く震えていた。
莉犬くん
ぷりっつ
そんな話で始まる
あの夏の日の記憶だ。
莉犬くん
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
酷く荒らされてる…。
莉犬くん
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
そんな君に僕は言った。
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
財布を持って ナイフを持って
携帯ゲームもカバンに詰めて
莉犬くん
ぷりっつ
あの写真もあの日記も
ぷりっつ
莉犬くん
莉犬くん
ぷりっつ
人殺しとダメ人間の
君と僕の旅だ
そして僕らは逃げ出した。
この狭い狭いこの世界から
家族もクラスの奴らも何もかも
全部捨てて君と2人で
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
ぷりっつ
莉犬くん
莉犬くん
もうこの世界に価値などないよ
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
莉犬くん
ぷりっつ
泣いた、……
結局俺ら誰にも愛された事など無かったんだ。
そんな嫌な共通点で
僕らは簡単に信じ合ってきた。
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
ギュッ🤝🏻 ̖́-
莉犬くん
君の手を握った時 微かな震えも
既になくなっていて
誰にも縛られないで
二人線路の上を歩いた
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
莉犬くん
ぷりっつ
ぷりっつ
元気ない…
そうだよね…人を殺めちゃったんだから…
莉犬くん
ぷりっつ
金を盗んで 二人で逃げて
どこにも行ける気がしたんだ
今更怖いものも 無かったんだ
額の汗落ちたメガネも
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
莉犬くん
莉犬くん
莉犬くん
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
莉犬くん
🚓
莉犬くん
ぷりっつ
あても無く彷徨う蝉の群れに
水も無くなり揺れ出す世界に
迫り狂う鬼たちの怒号に
馬鹿みたいにはしゃぎ合い
警察
ふと君はナイフをとった
ぷりっつ
ごめんなさい、…莉犬くん(莉犬くんに🔪を向ける)
警察
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
嫌だ、…莉犬くんを、、殺すなんて…、
手が震える、、…
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
ぷりっつ
莉犬くん
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
莉犬くん
そして君は首を切った
まるで何かの映画のワンシーンだ
莉犬くん
白昼夢を見ている気がした
気づけば僕は捕まって
君がどこにも見つからなくって
莉犬くん
莉犬くん
莉犬くん
そして時は過ぎていった
ただ暑い暑い日が過ぎてった
莉犬くん
莉犬くん
あの夏の日を思い出す
僕は今も今でも歌ってる
莉犬くん
莉犬くん
九月の終わりにくしゃみして
六月の匂いを繰り返す
莉犬くん
莉犬くん
頭の中を飽和している
莉犬くん
莉犬くん
莉犬くん
莉犬くん
莉犬くん
莉犬くん
⸝⸝⸝〜𝑒𝑛𝑑〜⸝⸝⸝