今日もたくさんの人で賑わう。
そんな ≪ポップアップストア≫ に来ています。
Or.
辺りにファンの子が いるにも関わらず、 そこそこの声量でそう言うおらふくん。
Qn.
焦ってついつい 自分も大きな声を出した。
幸い、辺りの人は皆 自分の世界に入っていて 気付いてはいない。
Qn.
身バレは御免だ。
だから本名で彼を、 おらふくんを呼んだ。
だけれど返事は返ってこない。
いつもなら元気に返してくれるのに。
そう思い、先ほど幸人が 立っていた場所に振り返る。
Qn.
どう頑張っても 隠しきれない焦り。
幸人だけじゃない。
メンバーも皆んな その場に居なかった。
何回、誰に電話を掛けたって、
「この番号は現在電波の繋がらない…」
なんて弾かれて。
そこで初めて感じた、 いつもと違う≪恐怖≫。
もう皆んな、 居なくなっちゃう気がした。
皆さんこんちゃっちゃ!
今はおんりーに ≪プチドッキリ≫ を仕掛けています!
Bn.
Mn.
Dz.
Dz.
Dz.
Or.
なんだか嫌な予感がして、 急いでおんりーの元へ 戻った。
やっぱどれだけ辺りを見回しても、 どこにも居なくて。
Qn.
繋がらない携帯を必死に握りしめて、 その場にしゃがみ込んだ。
Or.
やっと声が聞こえたと思った。
だけど君は今、 俺のことを ≪おんりー≫と呼んだ。
此処、ファンの子いっぱいいるんだよ?
今怒ってやろうと思って、 声の下方を振り返った。
Or.
見たくない光景。
Qn.
名前を言い切る前に、 目の前は ≪防火シャッター≫ で閉ざされた。
電話ばかり気にしてた俺は 周りの状況なんて一切把握していない。
それが仇となって、 俺を襲った。
Mb.
Mb.
急いで逃げていたお客さんに そう声をかけられた。
…でも、さっ
Qn.
俺に夢を与えてくれたドズルさん。
俺をいつだって笑わせてくれたぼんさん。
俺のそばでずっと笑ってくれたおらふくん。
俺が唯一背中を預けられためん。
そんな大事な人のこと、 置いていくなんてできない。
でもっ、!
防火シャッターの向こう側に 出口があるかもしれない。
…いや、あるはずだ。
そこから脱出していると信じよう。
このまま俺が呆然としてて、 もし4人とも脱出してたら 怒られてしまう。
だから此処は、 一旦逃げよう。
…外で会うために。
テスト前だけど 休日で1話分かけたから。 (息抜き程度のクオ)
あげとくね。
言っておくが死ネタやぞ???
一個前のチャプで描いたからな?
コメント
4件
おお!新しいアイコンかわよ𐔌՞´꒳`՞𐦯ᡣ𐭩 市ネタは知ってるよん 一応ね!一応言ってくれてありがと! 続き待ってるねん𐔌՞ ܸ.ˬ.ܸ՞𐦯
最高や…✨✨✨ タヒねたのは十分承知してますよ!👍🏻⟡.·