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新　我ら二次メン！！

第10話 - 決意は深い絶望の底へ

100

2023年03月18日

#二次メン

#日常

みぃ～くん！

ミータロー

ミータロー。

吹雪

吹雪。

サシミ

サシミ。

碧姉

碧姉。

maimai

maimai。

ちさ

ちさ。

よね

よね。

副幹事

副幹事。

幹事

幹事。

ナナチ

ナナチです……！

ミータロー

アテンション。

吹雪

グロ注意。

サシミ

キャラ崩壊あり。

副幹事

ネガティブ。

碧姉

それでも良い方は

皆

ゆっくり読んでってね。

ナナチ

（みんな元気ないな…)

ナナチ

う、嘘…………。

ナナチ

そん…、…

ナナチ

な…。

リュウ

ガオオ…………

パフ。

リュウ

…………。

リュウ

この状況…………

リュウ

どうすれば…………

ナナチ

…………もう、

ナナチ

どうすることも出来ないの。

リュウ

え？

リュウ

でも………

ナナチ

もう、無理なんだよ。

ナナチ

私だってこんな状態だし…。

ナナチ

どうすることも出来ないよ。

ナナチ

もう。

リュウ

ｯ………

リュウ

……………だよ。

ナナチ

え？

リュウ

なんでだよ………。

なんでだよっ！！！

ナナチ

…………。

リュウ

今まで皆と一緒に戦ったのは…

リュウ

この世界を救うためだろ！？

リュウ

まだ、街の人達を一人も救えてない状況で

リュウ

諦める訳には行かないんだよ…！！

ナナチ

…………。

ナナチ

皆はもう元に戻らない…………ッ。

ナナチ

っ。

ナナチ

もうどうしたら良いか分からないの！！！！！

ナナチ

この世界はもうすぐ消えちゃうし！！！

リュウ

…………。

リュウ

多分…。

リュウ

世界は消えないんじゃないかな。

ナナチ

え……？

リュウ

恐らく、奴は思い込みを
していたんだと思う。

ナナチ

…………

ナナチ

それは一体…。

リュウ

考えてみて。

リュウ

奴が世界を滅ぼす準備をしていたってこと。

ナナチ

…………

ナナチ

( ﾟдﾟ)ﾊｯ!

ナナチ

奴の言う準備って…………

ナナチ

エネルギーを大量に取り込んで
世界を破壊すること……？

リュウ

…………うん。

リュウ

世界の滅びる事の元凶が
奴だとしたら……

リュウ

奴は既に消えて失くなっている…。

ナナチ

つまり世界が滅びる原因と
なるのが居なくなった……と。

リュウ

多分奴は自分自身が
消えることに実感を持てなかったんじゃないかな。

リュウ

だからいつまでも世界は必ず滅びる。

リュウ

そう思ってるんじゃないかな…？

ナナチ

…………。

ナナチ

でも、それを知ったところで、

ナナチ

何になるの？

ナナチ

皆はもう元に戻らないんだよ…？

ナナチ

街の人達も戻ることはない。

ナナチ

この世界に取り残されたのは…

私とリュウだけだよ……？

リュウ

…………。

リュウ

だけ……か。

リュウ

完全に皆居なくなった訳では
ないって事だよね？

リュウ

じゃあ僕たちで世界を…………

もう無理なの！！！！

リュウ

…………

ナナチ

皆は正気を取り戻すこともない！！

ナナチ

この世界を戻す方法もない！！！

ナナチ

このまま夜明けが来て

皆の心は灰になって終わりなんだ！

リュウ

違う！！！！！

ナナチ

っ！！

リュウ

まだ……っ。

リュウ

僕たちが…………

僕たちが居るじゃないか…！！！

ナナチ

だけど、

ナナチ

何をすれば良いか分からないの！！

リュウ

何でもいいからするんだよ…！！

ナナチ

…………

ナナチ

なんでも？

リュウ

うん。

リュウ

希望を持てなくなってしまった皆に、

リュウ

再び希望を取り戻してもらうための

リュウ

何かを。

ナナチ

……………………

ナナチ

…………フフ…。

あの方法があるじゃない…。

リュウ

…………何か思いついたの…！？

ナナチ

…………

ナナチ

うん……！！

ミータロー

あれ…。

ミータロー

…………。

ミータロー

ここは……。

- - -

…………気づいたか。

皆

…！？

- - -

…………

- - -

この出来損ない。

- - -

お姉ちゃん達にはがっかりしたよ。

- - -

…………

- - -

ここは貴方達の心の中。

- - -

貴方達のそのマイナスの思考から
成り立っている世界。

- - -

…………。

- - -

貴方達のせいで、

- - -

この世界が滅んだのよ…？

副幹事

私達の…

副幹事

せいで…？

maimai

嘘や……

maimai

嘘や！

maimai

こんなんありえへん！！

本当のことだよ？

碧姉

っ………。

ちさ

本当に…………

ちさ

私達のせいで…

- - -

だからそう言ってるだろ。

- - -

ねぇ、

- - -

まだ分からないの…？

- - -

お前らが

世界を滅ぼす元凶だったこと。

皆

っ…！！！

幹事

元凶…………。

よね

俺等はしてはいけないことをしたんだな。

- - -

つまりあんたたちが来なければ、

- - -

この世界が滅びることも無かったの。

- - -

お前らは…

邪魔な存在だ。

ミータロー

邪魔な…………

ミータロー

存在…？

あぁ…。

そうか…。

私は……

ミータロー

じ　ゃ　ま　な　そ　ん　ざ　い　な　ん　だ　。

ミータロー

…………ハハ…。

ミータロー

アッハハハ！！！！！

サシミ

…………。

サシミ

可怪しい…………。

サシミ

さっきまで応援してくれていた人達が

サシミ

いきなり豹変して俺たちを罵倒するなんて…。

サシミ

可怪しい。

maimai

はぁ…。

maimai

もう生きる気力もないわ…。

サシミ

…………おいみんな…。

ミータロー

アッハ！！

ミータロー

なに？

ミータロー

ついにアンタまで狂ったのかぁ、？

ミータロー

サシミぃ……。

サシミ

何だか可怪しいと思わないか…？

幹事

可怪しい？

幹事

何が…？

副幹事

私達が世界を滅ぼしたのは
当然のことなんだよ……！

サシミ

…………

サシミ

そっか……。

嗚呼…視界がグラグラする……。

ちさ

全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部

ちさ

私達のせいなんだよ！！

碧姉

アハハ！！

皆

アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

皆

絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望

幹事

絶望。

副幹事

絶望。

ちさ

絶望。

maimai

生きる価値ないや。

碧姉

絶望と生きていくんだ。

サシミ

え………。

吹雪

サシミ。

吹雪

私達は絶望だよ…？

サシミ

は？！

サシミ

どういう…

吹雪

絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望

サシミ

う……

サシミ

そっか。

サシミ

俺等は絶望で出来ている。

よね

絶望の塊だな…！

ミータロー

もう他に何も感じないや。

皆

私達、僕達は

ぜ　つ　ぼ　う　の　そ　こ　な　ん　だ　。

みんな…！！

目を覚まして…！！

ミータロー

ナナ…………

ミータロー

チ…………？

違う…！！

世界が滅びそうなのは貴方達のせいじゃない…！

吹雪

でも……

サシミ

でもっ…！！

寧ろ貴方達は救ってくれたね。

この世界を。

maimai

……へ？

碧姉

それは………

ちさ

どういうことなの…！？

よく聞いて。

貴方達は今、絶望の底に立たされている。

マイナスの思考で成り立っている場所。

その人たちが言っていることは全て嘘なの！！

ミータロー

うそなのか…？

- - -

違う。

- - -

違う。

- - -

私達は正しいよ…？

- - -

ねえ信じて…？

- - -

お願い。

ちさ

…………。

貴方達が見ているものは全てマイナスの思考による幻覚よ…！！

吹雪

え…？

サシミ

僕達は…

maimai

幻覚を見ているゆうことか…？

ええ。

私を信じて欲しい。

どうしても取り戻すことができないのなら………

副幹事

いや、

副幹事

取り戻せるよ。

副幹事

きっと。

幹事

それが僕たちだろ？

碧姉

………っ。

サシミ

嗚呼………っ。っ。

吹雪

私は…………

吹雪

まだ生きれる。

ミータロー

こんな絶望なんかにっ。

ミータロー

負けてたまるか。

- - -

っ！！！

- - -

なんで…！！

- - -

信じてくれないの！？

よね

お前らがそんなことを
言うはずはないと分かっている。

ちさ

これは………。

皆

………そう。

私達、僕達の幻覚なんだ。

新　我ら二次メン！！

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