テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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黒薔薇を捧ぐ

第2話 - 2.黒百合を捨てた貴方

301

2024年04月25日

#類司

飽き性

どうやって話を進めようか悩み中だから話あちこちわんだほいしてますね　ごめんなさい（）

あとあの

エ〜〜〜〜〜？？？？あの…まだ二作目なんですが……

こういうものなんですかねテラーって！！？？！！？！？！！！？！！！！！はいバチくそ嬉しいですもうほんとにありがとうございますへへへははははははははふ

ワンク今回こそはほんとに一瞬いじめありキャラ崩壊(以降書きません)

類

( ……それから僕達は、好めなかったあの頃とは真逆でよく話すようになった。 )

類

( 周りからは「そんなのと関わるのはやめておけ」だとか「あんなのと友達とか引く」だとか、彼を罵倒するような言葉ばかりを僕に浴びせた。……一度だけ、聞いてしまったことがあってすれ違った時は大変だった。 )

司

……はぁ…

類

…どうしたの、そんなため息ついて。

司

あ…いや。誰かはわからないんだが、最近教科書を無くされたり、上靴を隠されたりしてて……。

類

は、なにそれ。…いつ頃から？

司

ちょうど類と関わり初めてからくらいだろうか、、

司

周りに更に距離を置かれて、そういうことをされて…段々人が信じられなくなりそうになってるんだ……

類

ふーん……。気をつけた方がいいかもしれないね、いじめとか。

類

実際君、目をつけられてるみたいだし

司

うっ……怖くなってきた、、

類

前も言った通り、そういうことあったら言って。すぐ対処する

司

……類はすごいな

類

…なにが？

司

周りの人のことも、自分のことも考えられてて、守ることが出来て……凄いなって

類

別にすごくも何ともない気がするんだけど……

司

オレにとっては十分凄いぞ、オレは自分の身も、周りの身も守れないからな((苦笑しながら))

類

……守られる側でもいいんじゃないかな？

司

えっ？

類

だって君、十分顔も性格も、態度も仕草も可愛いし。

類

守ってもらえる人、きっと見つかるはずだから心配しなくてもいいよ。

司

な……！？か、かわい…！？！？((びっくりして慌てて))

類

…別に変な意味のつもりは無いから。正直に思ったこと言っただけ

司

あ……あぁ、、？

司

……えと…その、褒め言葉…だよな？ありがとう

類

当たり前でしょ。どういたしまして…なのかな？

──その翌日。

司

ふふ…今のところは毎日類と登校できて嬉しい…！！((にぱっ、と目を輝かせて笑い))

類

…そんなに僕と登下校一緒なのが嬉しいの？

司

勿論っ…！！こんなオレに構ってくれて、本当に感謝してるぞ！

類

構う…って、そんなつもりはなかったんだけど……

類

まあ嫌な気持ちになってないならいいや。早く教室行こうか──

司

痛っ…！

──チクッ。((下駄箱を開けた時に何かが刺さる))

類

はっ！？な…！！

ばらっ、と大量の画鋲が床にばら撒かれた。

司

うわっ……！？

類

ッ…！！

司

類……これ、！！

類

………行こ。((手を繋いだまま画鋲のない方に引っ張り))

司

えっ……？？え、類っ！？

司

な、なぁ、怒ってるのか…？それなら謝るから──！？

ガラッ((少し遠く目から類が早くドアを開け))

司

！？な、なにか落ちて来てるっ！？

類

水入りバケツだよ…離れて((司を庇うように))

──ばしゃんっ！！

司

ひっ……！！

類

……後ろから入ろ。後ろはなかったから

女子生徒複数

は、はぁ！？なにあいつ…！？

女子生徒複数

やめときなよ…神代くんだよ？何されるかわかんないじゃん！

女子生徒複数

はぁ…知り合いだからこそ信じらんない、ふざけんなよ…！！

女子生徒複数

ちょっと神代。

類

…何。暇じゃないんだけど

類

要件があるならさっさと言ってくれる？

女子生徒複数

なんで私らの邪魔すんの？

類

…っは、邪魔？

女子生徒複数

そう、邪魔。あんたがあんなことしてなきゃ今頃面白かったのに──

類

邪魔なのは君でしょ

女子生徒複数

…は？

司

類…！？も、もうオレのことならいいからっ…！！

類

司くんは黙ってて。

司

ひぅっ……！！((立ち竦む))

女子生徒複数

私のことが邪魔って何！？ほんっとサイテー！！

類

最低はどっちなの？弱いものいじめとかして。

類

…こんなものまで豪華に飾り付けしてさ((花の入った花瓶を持ち))

類

ほんっと、余計なことばっかしてくれるよね。

バリンッ！！！！((花瓶を思いっきり割り))

女子生徒複数

あっ……！！！

女子生徒複数

何すんのよあんたっ！！！！

類

うっさいな…声荒げないで。司くんもいるのに鬱陶しい

女子生徒複数

なっ……！！！

類

……呆れた。もう行くね((司の手首を掴んで足早に立ち去り))

司

いﾞ…ッた、！？え、ちょっと！？！

司

( こ、これ…類、相当怒ってないか！？どうしようどうしよう…手首、掴む力が強いからかすごく痛い…でも逆らう訳には行かないしな、、、 )

類

( どうしようもなくイライラしてしまう )

類

( なんでかは分からない、けど──絶対に、 )

類

( 彼が虐められていたから、なんてそんな理由では無いこと。 )

類

( 何かは分からない、けど……心の中がモヤモヤして、何かドス黒い何かがいる。 )

類

( ……司くんが可哀想なことに逢う度、最初に出てくる言葉が「可哀想」より「可愛い」なのはどうしてだったんだろう )

類

……僕っておかしい？

司

き、急にどうしたんだ……？そんなことないと思うが、、

類

そうだよね、僕のやってる事は間違ってないはずだよね？？

司

類………！？こ、怖いから落ち着いて……！！

類

…落ち着いてるよ…！！

類

( 君が僕以外に傷つけられたなんて事実を受け入れたくないから比較的落ち着いてはいないけど )

司

っう…ご、ごめんなさ、、((耳を塞ごうとして))

類

！

類

( ……あ、、司くんは大きな声が苦手なんだったっけ )

類

……ごめん、つい怒っちゃって

司

あ…いや、いいんだ、、

司

オレこそ、あんな、オレのことで怒らせてすまない……。

類

いいよ、司くんは被害者なんだし

類

いつも通り屋上行こう。

司

……ここまでサボると、留年しないか怖くなってしまうな…

類

( そういえば、黒百合の花言葉って、いいものと悪いものがあったような……でも絶対いい意味じゃないよね。そうじゃないとすると…、 )

類

( ……あの人もほんとしょうもないな。 )

司

類……怒らせてしまったなら本当にすまないと思ってる…

司

あんなことで怒らせて、本当にごめんなさい…

類

……怒ってないよ、司くんには。

類

ちょっと不機嫌に見えるかもだけど、それは司くんに対してじゃないから大丈夫((明らか怒ったような声色で))

司

……あ、ぁあ…それなら良かった…

司

( これ…下手に刺激したらオレに飛び火するやつだろうし、そっとしておいた方がいいだろうな… )

類

……嫌ならいいんだけれど、抱きしめさせてくれない？

司

…えっ？

類

収まり良くて抱きしめやすいから、ストレス軽減できるかなって

司

そ、そんなアニマルセラピーみたいな、、？

類

まあそんなようなものかも。

司

別にオレでいいなら構わんが……。んっ、((言われるがまま抱きついて))

類

…うわ…髪サラッサラ、、((髪を梳かすように触り))

司

そうか、？

類

触り心地良…はぁ〜〜…ほんとあの人たちめんどくさい

司

……お、オレのせいで嫌いになったとかじゃないよな…！？

類

元々嫌い。

類

あっちが勝手にだる絡みしてきてただけ

司

あ…そうだったのか……迷惑かけてないようで安心した

司

にしても、オレ…これからどうしたら……？

類

…あいつらには僕から言っておく。だから安心して

司

何から何まで本当にありがとう…

また翌日。

司

お……おはようございま、、

司

……あ、

類

……。

女子生徒複数

あ……て、天馬

司

っ…ごめ、

女子生徒複数

……ごめん

司

へ……？

女子生徒複数

や、やっぱああいう弱いものいじめとか良くなかったなぁって思って…これからはちゃんと仲良くしよ！((ぎこちない笑顔を浮かべながら))

司

あ……は、はい、オレで良ければ……？

女子生徒複数

…っ

類

……何でこっち見るの？僕関係ないけど

女子生徒複数

別に…み、見てるつもりはないし

司

……？

司

( なんだか気まづそうだな…なぜだ……？ )

類

( ……司くんを僕以外が傷つけるな、謝って…とは言ったけど、仲良くしろなんて一言も言ってない )

女子生徒複数

天馬、こことか分かる？

男子生徒複数

あ、そこ俺もわかんねーわ。俺も教えてー

司

え？あっ……でも、オレも分からなくて…

女子生徒複数

え…マジ？じゃあみんなで神代んとこ行くか

男子生徒複数

だるがられそー…

女子生徒複数

大丈夫だって、神代のお気に入りちゃんいるんだし

女子生徒複数

え、お気に入りちゃんって誰？

男子生徒複数

……あー

司

……え？類、お気に入りとかいたんですね…？

女子生徒複数

あぁ…うーん、まーいいや…おーい、神代〜〜！

類

……何？

女子生徒複数

天馬も含めてここ分からんから教えて〜。

男子生徒複数

頼むっ！！

類

えーー……。なんで僕が──

司

……だめ、か？

類

……

類

…仕方ないな

女子生徒複数

ウワ……こいつ絶対天馬見て決めた

男子生徒複数

態度の差ヤバ……、

類

( ……なんでなんだろ、司くんが他の子と仲良くしてるとむしゃくしゃしちゃう )

類

( いい事なはずなのに…。 )

next→3.「きもち」の正体

なんだろう、この…この、何？何この気持ち？？？具現化出来なすぎるんですが？？？？？？

黒薔薇を捧ぐ

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ｸｯ今直ぐモブ共全員ぶっﾋﾟｰしたいぜ☆ミ

黒百合は「復讐」「呪い」「愛」とかがあった気がします……🤔💭もし「復讐」の意味合いだとしたら、いじめっ子達は司に何か恨みでもあるのでしょうか？「愛」だとしたら、タイトルにもある通り「黒百合を捨てた貴方」→「愛を捨てた貴方」となります。これはきっと、周りと仲良くし始めて類への愛情があまり感じられなくなった現状の、類の気持ちを表現しているのでは…と

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