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主
主
愛して愛して愛して
主
主
主
主
主
これはとある少女のお話
鼎 詩織
鼎 詩織
鼎 詩織
鼎 詩織
詩織がいつも親のことで思い出すのは
能面のように無表情のお父さんの顔だ
その顔は影になっていて目だけははっきり見えていた
だから、どんな感情なのかはっきり読み取れない
詩織の記憶の中の父は私の首を締めるだけ
理由はバラバラだ
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
詩織が物心ついた頃からこうだった
一応社会ではそこそこの地位らしい
多少の部下を抱えていた
外では普通に振る舞えるのに
家では赤ん坊の用に感情の制限が出来ない
多分何処かが壊れているのだろう
無条件に大人の怒りを子供にぶつけると子供の心が
破壊する
それを見ていた母はそんな父を必死に止めなかった
お母さん
基本的に義務的な注意の仕方だった
お母さん
お母さん
お母さん
ちゃんと理由があった
それで父は手を止めていた
だが、母も異常だった
母は父に嫉妬、羨望、
まぁ、ペットに向ける既視感的なものがあった
それから詩織は高校生になった
高校生にもなると自分の事を客観的に見る事ができた
だが、詩織は自分のどこかしらに欠陥があると知った
父と母が異常だから自分もおかしいと感じ始めていた
でも、それを考えるのがしおりの心を守る方法となった
自分が無条件におかしいのだと思い込んだ詩織は
共感性を捨てた
だが、天才的な理解力があった
共感はできないが、理解はできる
例えば
人間らしさを失った代わりに
人間らしさを理解できる
という事だ
お昼休み
鼎 詩織
ギャル子
鼎 詩織
颯太
モブ
バコッドスッ
ギャル子
まだ紹介してなかったね
このギャル子はいわゆるぴえん系女子
男に身体を売るタイプの子
颯太
この子は志渡颯太(しと そうた )
サッカー部の子達やらに″いじめ″を受けていた
ギャル子
鼎 詩織
ギャル子
詩織はわざと助けに行かなかった
鼎 詩織
そういう考えを持っていた
先生
鼎 詩織
先生
鼎 詩織
ギャル子
鼎 詩織
ギャル子
ギャル子
鼎 詩織
詩織は普通に点数は良かった
天才程に頭が良かった
鼎 詩織
もちろん部活には入っていない
部活に入ると人との関わりが増えるからだ
鼎 詩織
お母さん
お父さん
学校では平穏なものの
家は冷めきっていた
詩織は慣れていた
この寒い空間に
鼎 詩織
バタン
鼎 詩織
この時詩織は友達のことを考えていた
鼎 詩織
鼎 詩織
鼎 詩織
鼎 詩織
何かがおかしいという事に詩織は気づいていた
まぁ元から気づいていた
主
主
主
鼎 詩織