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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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俺がそいつを見たのは、入試の日。

まだ外は雪が降っていて、緊張と寒さが入り交じっていた

俺は基本人と絡まない性格で、

人ともめっちゃ絡むわけではないんだけど

💫❤️

ハァッ…ハァッ…

廊下で一人苦しそうに歩いてたんだよな

ほっときゃいいか、って思ってた

でも

💫💛

あの、大丈夫すか!?

咄嗟に声が出てしまった、というか

身体が神経的に反応した、の方が正しいか

それからアイツのことが気になってしょうがなかった

面接も終わってやっと帰れるって時に話しかけてしまった、反射的に。

💫💛

おーい、ロゼ!

💫❤️

!?

ロゼから返事がなくて、少し焦った

💫💛

やっぱロゼやん!

💫💛

お前返事しろよなっ

💫❤️

え、っと

なんか凄い嫌そうな顔してるから、ほんとに嫌なんじゃないかって思った

💫💛

あれ、ロゼ覚えてないと?

💫❤️

あ、いや…覚えてるよ

明雷らいと、でしょ

💫💛

ドキッ)

なんか胸が凄い速さでドクドクいって…

咄嗟に俺は

💫💛

いやらいとって呼べよ!w

って言ったな、動揺?してるのバレてないといいな

💫💛

実はロゼに伝えたいことあってさ

💫❤️

え?

ポカンと口を開けて俺の話を聞くコイツを見て、少し焦った

💫💛

俺の記憶違いかもしれんっちゃけど

💫💛

俺とお前、どっかで会ったことある?

まぁ別にそんな素直に受け取らんっしょ

💫❤️

沈黙が続きすぎて、気まずく感じた

すぐに逃げ道を探した

運命的な出会い感じたから、じゃ変だし…

変な奴認定されるのだけは避けようと思って、普通に誤魔化した

💫💛

な〜んてな!
そんなわけないよな!

💫💛

俺ら知り合ったばっかやし

今まで生きてきた中で1番ぐらいにヘラヘラしてたと思う

そんくらい、勘違いされたくはなかった

普通に仲良くしたかっただけなんよな

💫💛

ただお前と一緒に帰りたかったんよ

💫💛

多分家の方向同じやけん

ロゼくんに分かりやすいようなヒントだったんだけどなぁ

コイツくっっっっそほど鈍感だからな

まぁ、バレたら嫌なんだけどね

あわよくば、って俺自己中すぎるよな

それにまだ黙ってるんだよコイツ、気まずくなるって、やめろよ

💫💛

いやごめんってロゼ!

💫💛

まじ真に受けんくてええから、笑

💫❤️

えっ、あぁ、うん…

動揺してるの隠せてないんだよ

俺だって内心ハラハラしてんのに。

もういいや

💫💛

手掴)ほら、はよ帰ろ〜

全て完璧

誰にもバレない

"俺"の存在を知る人なんて、極わずか。

💫❤️

わっ、…?

はずだった

ロゼが倒れた時

そばで一緒にいた教師から、教室で待機してろと言われた

仕方なく教室に向かおうと思った時。

💫❤️

小声)なッッんでぇ"ッ

ロゼが喋ったんだ、気を失っていたはずのロゼが。

💫💛

ロゼっ!?

💫❤️

小声)らぃ"ッと"ッッ

💫❤️

の"ッ___ッ…

は?

何を言っているのか、わからなかった

_____がどうした?って話

いや、もしかしたら、わかりたくなかったのかもしれない

ロゼくんが__気づいてるのかもって

絶対に嫌だ

なんで___、

どうして?

お前に1番知られたくねぇんだよ

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