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初コメ失礼します✨ 一気読みさせていただきました!続きも楽しみに待ってます🫶🏻
ー 次の日 ー
(ガヤガヤ
茜
昨日 のことがあってから 、 授業の内容なんてもちろん 友達との会話すらまともに頭に入ってこなかった
結月はいつも通りの結月で
他の人に 何かを悟られる様子など 全くなかった 。
「今日は 、 やめとくよ」
結月はそう言っていた
死なないで欲しい
もっと生きて欲しい
でも 、 それは俺のエゴだから 。
どうするべきかわからなかった
赫
赫も 、 きっと同じようなことを 考えているのだろう 。
ぬしさん
ー お昼 ー
結月
結月
赫
なんとなく 、 気まずかった
結月
茜
赫
茜
赫
赫
結月
茜
結月
赫
赫 、 すげぇな
俺に口を開くなんて勇気は なかった
話せることになってよかった 俺だって 、気まずいのも、このまま死なれるのも 生きられるのも嫌だ
.. でも .....
茜
茜
結月
赫
茜
茜
結月
結月
茜
赫
.....
2人にすらずっと隠しているが 、 俺には家族なんて居ない
施設育ちで ず ぅ ッ と ひとり 。
つまり 、 今日話すことができない理由なんてない
ただ、...
ただ、 2人に 2人で話してほしかった
いや、 俺は 「ちゃんと話す」のなかに いちゃいけない気がした 。
「幼なじみ」って 縁がある赫と ゆっくり対話してほしい 。
ー 放課後
茜
2人で話せよとは言ったものの 少し心配なため
様子だけこっそりみて 帰ることにした 。
赫
結月
赫
屋上の扉前に来ると 、 2人の声がきこえてきた
茜
安心したのもつかの間
赫
結月
赫
2人の声は だんだん大きく 、 荒くなってきているのがわかった
茜
結月
突然 、 結月の怒鳴り声 .. というか 焦ったような声が聞こえてきた
... なんだ 、?
(ガチャ っ !!
突然ドアが開き 、 右腕の袖だけまくった結月がでてきた
その腕には無数の 切ったような傷が 。
茜
結月
( タタタ ッ ( 逃
茜
結月は俺の声に聞く耳を持たず 、 走ってどこか行ってしまった 。
結月、 ... 泣いてた .. ?
茜
茜
茜
赫
屋上には ペタン と座り込んで涙を流す赫がいた 。
茜
茜
茜
赫
茜
赫
茜
茜
赫
茜
赫
茜
赫
茜
赫
茜
今の赫を1人にさせるのは だめ 、 というか よくない気がした
赫
茜
赫
茜
道中 、 赫はずっと不安そうな顔で泣いていた
何があったのかはわからないが 、 またもや何だか嫌な予感がする
.. 考えてもしょうがないことは 忘れておこう 。 フラグになりかねない
一刻も早く状況を整理したかった俺は 家に帰ってすぐ に 何があったかを 話してもらった
赫によると 、 結月 の 腕の傷は リスカ らしい
茜
赫
茜
赫
赫 ) 最初 は 順調に 話してたんだ
赫
結月
でも ...
赫
結月
赫
結月
結月
結月
なんか 、 どうしようもない エゴの 押しつけ合いになっちゃって 、
赫
結月
結月
赫
結月
結月
結月
結月
赫
赫
結月
赫
結月
赫
喧嘩 に発展しそうなとき 結月の意見に 納得してしまった
.... なんて言えばいいのか 、 言うことがほんとに正しいことなのか 、
わからなかった 。
結月
結月
あぁ 、 「わからない」って なんて辛いんだろう
なんて苦しいんだろう
結月は 生きる理由も 「辛い」って口にしていいのかどうかも
死にたい理由も
“寂しい” の 理由も 全部全部
わかんなくなっちゃったんだ 。
赫
結月
安心する 効果もある はぐをしようと 結月の腕を引き寄せようとすると 、 腕を抑えて痛がるような素振りをみせた
赫
赫
結月
赫
腕にはたくさんの切り傷があった
赫
赫
結月
赫
結月
赫
結月
タタタ( ガチャ っ !!
手当て のために 結月を連れていこうとすると 俺の手を荒く振り払い 逃げられてしまった
やめてよ ッッ !!!
すごく 、 苦しそうな顔をしていた
赫
茜
茜
☏ ぷるるるる ッ
赫を落ち着かせていると 一通の電話がはいった
茜
赫
赫
茜
赫
茜
赫
赫
結月 母
結月のお母さん、、 泣いてる ?
赫
焦ったように 上擦った 赫の声 。
結月 母
結月 母
《 飛び降りたの 》
赫