学校が嫌だった。
先生が嫌いだった。
生徒も嫌いだった。
いつでも壊せるような弱い人間ばっかりだった、なのに彼らは僕よりも上だと傲慢そうな表情で僕の事を蔑むような、彼らの中には自覚が無い人もいたでしょうね。だけど僕からすれば皆同じでした。いや、そう感じました。嫌いな人間の事をそう簡単に好きになれるわけがありません。それは僕の様な化け物でも同じです。化け物にも痛覚や感情はあります。それだけでなく化け物にも自我がありま…す。ある…あ、あるはずなんです。違う無い僕に自我があるのか感情があ…る?本当に?僕は、僕には感情が無いのか?じゃあなんで痛いの?悲しいの?辛いの?苦しい?あるはずなんだ。無いわけ無いよ。そう、そうだ、そうだよ、そうなんだ。痛いなら痛覚はあるんだ。悲しいなら、辛いなら、苦しいなら感情はあるんだ。じゃあ、なんで…自我が曖昧なんだ?本当にこれは僕なのか?違うとしたら誰なんだ?
あなたは誰ですか?
私は何処に居る?
もう分からないな
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