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はいどうも。私です。
なんか適当に書いてたら出来たので載せます。
前編の続き。
あくまで適当だから期待はしないでね。
なんでも許せる方のみどうぞ。
仙「食堂に行くだけでこんなにも疲れるものなんだな。」
確かに今の仙蔵の様子はもうクタクタだ。
まだ午前中にも関わらず。
文「というかお前らこれから授業だろ。早く行ってこい。」
仙「それがだな….さっき学園長先生が…」
〜学園長先生の部屋にて〜
仙「学園長先生、という訳で、潮江文次郎の身体が突然変化したの
ですが、どういたしましょうか?」
学「そうじゃな、じゃあ同室の立花仙蔵が面倒を見る事にしよう。」
仙「…は、はあ。分かりました。」
仙(何故私が…)
仙「…と言っていたんだ。」
文「何?それじゃあお前は授業に行かないのか?」
仙「そういう事だ。お前のせいでな。」
仙蔵はわざと俺を煽るように言った。
文「俺だって好きにこうなったんじゃねえよ!」
仙「はぁ〜…とりあえず今日は貴様に付きっきりだから。」
文「へいへい、わかったよ。」
文「とは言われてもなぁ…何すればいいんだ…」
あまりにも暇で仕方がない。
仙蔵は委員会の仕事に夢中になっている。
文(喉乾いたな…)
そう思いつつ、目の前にあった茶を一気に飲み干した。
文「仙蔵…暇すぎるのだが…このままでは立派な忍者にはなれんぞ…」
仙「安心しろ、寝たら治るだろう。」
文「はぁ〜…」
思わず口からため息が漏れる。
文「そうだ…」
俺はある事を閃いた。
折角女の身体になったんだ。観察してみるか。
文「仙蔵、これ脱いでもいいよな?」
仙「…」
仕事に夢中で何も耳に入らない様だ。
脱ぐか。
文「よっ…と。んだこれ、キツく巻きすぎだろ。」
仙「うるさいな…何してるんだ…?」
仙蔵は振り返った途端、顔を赤らめ、とても驚いていた。
仙「なっ…何してるんだ貴様!」
文「服脱いでる。」
脱ぎ終わる1歩手前、仙蔵が止めた。
仙「やめろ。いいか?そういうのは1人でやれ。」
文「……はいはい…」
その瞬間、俺の下半身に違和感を感じた。
そう、尿意だ。さっき茶を飲みすぎたあたりに…
文「………なあ、仙蔵」
仙「…なんだ、言い訳なら聞かんぞ。」
文「いや…そうじゃなくてだな…」
仙「どうした、早く言え。」
文「便所行きてえ。」
仙「…………は?」
仙「なら女子の方の…駄目か。」
文「ああ。どうすっかな…」
服の脱ぎ方もいまいち把握していない。仙蔵に手伝ってもらうか…?
文「…着いてきてくんね?」
仙「何故私が着いていかねばならんのだ?!」
文「いや、学園長先生にああ言われたなら着いてこい。
ついでに服の脱ぎ方も教えてくれ。」
仙「はぁぁ〜…」
仙蔵は大きなため息をつき、ついに決心した様だ。
仙「分かった。服の脱ぎ方は教える。ただし、中には入らんからな。」
文「ありがとな、早く行こうぜ。漏れる。」
仙「こいつ…」
〜便所にて〜
文「おい仙蔵、これ全然ほどけないぞ。」
仙「ああ?そこは少し出ている紐を引っ張ったら直ぐにほどける。」
流石女装名人。
文「よし、脱げた。」
仙「もういいか?先に部屋戻っておくからな。」
文「う〜い。」
さてと。ちゃちゃっと済ませるか。
〜便所後、い組では〜
文「今戻った。」
仙「やっとか、遅いぞ。」
文「仕方ねぇだろ、着るのにも時間かかるんだ。」
仙「そうか。もう少し練習したらどうだ?」
文「俺あんまり女装しねぇからな…」
仙「……」
仙蔵は黙ってこちらを見つめてくる。
文「…なんだ?顔に何か着いているか?」
仙「なんでもない。」
文「は?なんだそりゃ。」
仙蔵はそう言うと再び委員会の仕事に戻った。
その後…
仙「…」
仙蔵は黙々と仕事をこなしていく。だがもう限界そうだ。
仙「はぁ〜…疲れた…」
半分は俺のせいだろうな。多分。
文「お疲れー。」
仙「風呂入ってくる。今なら1年の奴らもいないはずだ。」
確かに今はもう夜遅い。1年はとっくに寝ている時間だろう。
文「暇だし俺も入るか。」
仙「お前は女子…は駄目か。」
なんかデジャヴ。
文「暇すぎるんだよ!どうすりゃいいんだ…?!」
仙「…その代わり布、身体に巻きつけろよ。」
文「了解。準備するか。」
〜風呂では〜
留「伊作、滑らないように歩けよ。」
伊「分かってるよ〜!」
小「なんだ留三郎、先にいたのか!」
長「…伊作も…」
仙「なんだお前ら、今更風呂か?」
小「それを言うなら仙蔵 もだろう!」
伊「あ、仙蔵。文次郎には変化はない?」
仙「ああ、特には。」
留「鍛錬が足りんのだあいつは。」
文「誰の鍛錬が足りないって?」
それよりなんでこんな人数居るんだ…?
仙「うおっ…文次郎、いたのか。」
小「……文次郎、本当に女になっているのだな!」
全員が俺の身体をジロジロ見てくる。
文「なんだよ?」
伊「い、いや、別に〜。」
仙「あ、ああ。何も無い。」
留「おう…」
全員動揺しているようだ。
無視して風呂に浸かる。
文「あ”ー疲れた…」
湯船に浸かると、俺の周りは誰もいない。
文「なんで離れるんだよ?」
留「いや、その…うん。」
仙「分かるだろう。」
文「えぇ〜?笑 もしかして照れちゃってんの?」
ゆっくりと留三郎に近づいていく。
留「バカっお前バカ!」
留三郎が腕を振り払うと同時に俺の胸に当たる。
文「ん?!」
留「!?!?」
留三郎は茹でたタコのように顔を赤らめ、後ずさりする。
留「お、俺上がるから!!」
留三郎は勢い良く立ち、ズカズカと歩いてゆく。
文「おい待てよっ!」
負けじと俺も立ち上がった瞬間、布がはらりと床に落ちた。
文「あ…」
文以外「」
慌てて布を巻き直すが、もう手遅れのようだ。
仙「〜っ貴様は先に部屋に戻ってろ!!」
仙蔵に押し出され、俺は部屋へと戻った。
小、長「………」
伊「うそ…」
留「あんのばか文次が…!」
はいどうも。私です。
変なとこで切ってごめん。
多分誤字は無いはず。
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いいねめっちゃくれたらめっちゃ書くかも。
ばいばい。