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ヒョエェ…というかこれってデスゲ系作品だったんですか!? 主人公も沙那さん?を裏切ったのはアレですけど… なんか複雑な気持ち…🙃
⚠️低クオ、グロ、自殺
「….貴方はまた、友達を犠牲にしたわね」
開口一番、そう言われた
僕は自分が助かる為に友達を犠牲にした
助かったかも知れなかった命を、
僕より社会に貢献出来るかもしれなかった命を、見殺しにしたのだ
「….これで二回目よ、貴方が友達を犠牲にしたのは」
「….し、仕方がなかったんだよ」
「あんなハッキリどっちかが死ぬって言われて、せ、選択権が自分にあったら、だ、誰だって自分を助けるに決まってるだろ」
「….罪悪感はないの? 」
「あ、あるよ、もちろん…..」
「なら、罪を償うべきだと思わない?」
「….はっ?」
罪を、償う?
なんで?
「….沙耶は虐められてる貴方を見て放っておけなかったのよ、例え自分が次のターゲットになるって分かってもね」
「….あの子は誰よりも優しいから」
「そこまでは良かったわ」
「けどその翌日、沙耶は貴方に虐められたらしいわね」
「水をかけたんだっけ?」
「酷いわね、自分を助けた人をいじめるなんて」
「だから…..貴方は罰を受けないとっ!」
バッシャーン
何かをかけられた
「….水?」
水にしては透き通ってないような….
にしてもガソリン臭い…..
….ガソリン?
いつの間にか奏さんは手に火が付けられたマッチ棒を持っていた
そして、そのままそれを投げてーー
ボォッ
僕に、引火した
「……ぁ”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”?!!!」
「熱い…..熱い熱い熱い!!!!」
「痛いっ……誰かっ、助けっ?!!」
バッシャーン
「あ”…..ぁ?」
火は奏さんが水で消火してくれた
けど焼けた所が痛い
所々皮膚が爛れてる
それに……片眼が使えなくなったかもしれない
「….あのこはね、前の学校で二回虐められてたの」
「その時沙耶は自殺なんてしなかった」
「けど今回は自殺してしまった」
「理由は分かるかしら?」
分からないはずがない
だって……
「あの子….沙耶は貴方の裏切りに絶望したの」
「だから、そのまま….」
沈黙が流れる
その時、どこからが救急車者とパトカーのサイレンが聞こえた
「….君はこのデスゲームに勝利した!だからここから出してあげる!」
「けど君はその傷….沙耶の痛みをこれから一生背負っていくわ」
「その傷のせいでまたいじめられるかもしれないけど….沙耶が今まで受けた痛みには敵わないから大丈夫だよね!」
そう言いながら奏さんは拳銃を取り出して、
「それじゃ、」
そのまま銃口を自分の頭に向けて
「さようなら!」
そしてーーー
パァン
銃声が聞こえた後、
暖かい液体が、僕の手に飛んできた