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コメント
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「人生ってなんだろ…」
ふと数学の授業中に思った
－－－－－－－－－－－
青い空
冷たくなってきた風
雀の可愛い鳴き声
みんなのシャープペンシルを滑らす音
後ろの席でコソコソと話してる人
先生が黒板に書く音
カーテンが揺れる音
－－－－－－－－－－－
「すずしい…」
ボソッと自分に言った
風が顔を切るかのように強く吹いた
(あと何日生きられるだろう)
(当たり前が当たり前じゃなくなる日がくるのか)
(普通ってなんだろ…)
こういう考えがたまに頭にくる
みんなと笑っていることは普通なのか
病気じゃないことは普通なのか…
だとしたら
1人で本を読んでいる人は？
一生懸命生きようと病院で戦ってる人は？
そういう人たちは普通じゃないの？
何が普通なんですか？
と、自分に問いた
－－－－－－－－－－－
「みりんさーん？」
この声で我がに戻った
こういう自分だけの空間に入ることは
悪いことですか？
「はい、」
「この問答えてください」
「…」
「授業の話聞いていたならわかっているはずです」
「√2….です」
「…せ、正解です」
－－－－－－－－－－－
今日の出来事でした。
