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リョリョガというよりリョ←リョガ
リョガリョに見えるかもだけど正真正銘リョリョガ
「チビ助ぇ〜」
「なんなのアンタ…いっつも絡んできて暇なの?」
「暇じゃねぇよ。俺はいつでもどこでもチビ助といたいの!」
「はあ?意味わかんない。もうほっといてよ。俺もう子供じゃないんだよ」
「それはできねぇなぁ。だって俺チビ助のこと好きだもん♡」
「はいはい…。また俺を揶揄ってるんでしょ」
「ちっげぇよ!本当に好きなんだって!」
「はいはい。分かったから早くどっか行ってくんない?」
「おい!チビ助!冷てえな〜。昔は兄ちゃん兄ちゃんってくっついてきて可愛いかったのになぁ〜」
「昔のことなんて覚えてない」
そう言ってチビ助は俺を置いてスタスタと歩いて行った。
俺はそんなチビ助の後ろ姿を見送ったあと、ため息をついた。
「チビ助ぇ……本当につれねぇなあ……」
まあそれがまた可愛いんだけど♡ そんなやり取りを毎日繰り返していたある日、俺はチビ助が他の奴らと楽しそうに話してるのを見た。
「おい!チビ助!」
俺は思わずチビ助に駆け寄ってしまった。
するとチビ助は俺を見るなり嫌そうな顔をした後、俺の横をすり抜けようとした。
しかし俺はそれを許さなかった。
俺はチビ助の腕を掴むとそのまま路地裏へと連れていった。
そして壁ドンをするようにチビ助を追い詰めた。
「お前さぁ……俺以外の男と楽しそうに話すなっていつも言ってるよなぁ?♡」
「は?何言ってるのアンタ…てか離してよ」
「ダメだ。離さねぇ」
俺はチビ助を強引に引き寄せると、その小さな唇にキスをした。
そして舌を入れようとしたところで思いきり突き飛ばされた。
「いったぁ……なにすんだよチビ助〜」
「それはこっちのセリフだよ!何考えてんの!?」
「だってお前が悪いんだぜ?俺以外の男と仲良くしてるからさ……」
俺がそう言うと、チビ助は呆れたような顔をした後ため息をつき、何事もなかったかのように立ち去ろうとした。
しかし俺はチビ助の手を掴んだ。
「待てよ」
「なに?無かった事にしてあげたんだから感謝してよね」
「無かった事にすんなよ、俺は本気だぜ?」
「…あのさぁ、本気で好きだったとしていきなりキスは無いと思うよ?」
「うっ……それは悪かったけどさぁ、俺はお前が好きだからつい……」
「はぁ、意味わかんない。俺もう行くね」
チビ助はそう言って再び歩き出した。
俺はチビ助を呼び止めた。
「なあチビ助」
「だからチビ助って呼ぶのやめてよね」
「お前さぁ、俺のこと嫌い?」
そう聞くとチビ助は少し黙り込んでから答えた。
「……嫌いじゃないよ」
「じゃあ好き?」
「……わかんない」
「そうか……」
俺はチビ助の言葉を聞いて少し考えた後、再び口を開いた。
「……よし!決めたぜ!お前を落とす!」
「は?何言ってんのアンタ……」
「俺決めたんだよ。お前を絶対俺のもんにするってな」
俺がそう言うとチビ助は呆れた顔をした後、ため息をついた。
「……勝手にすれば……」
そう言ってチビ助はそのまま去って行った。
そんなチビ助の背中を見つめながら俺はニヤリと笑ったのだった…。
続かない
最近跡忍ばかり書いているがマイナーcpじゃないので投稿できないという
氷帝内のマイナーかぷ書きたいです
宍忍とか、岳鳳とか!