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カントボーイは嘘をつけない
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こちらはirxs様のnmmnとなっております。nmmnのルールを理解してる方のみ閲覧していただきたいです。
水×赤となっておりますので地雷の方は他の作品を見に行ってください。
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水side
最近りうちゃんの様子がおかしい。目を泳がせ、僕になにかうしろめたいことを体現するかのように。
別に僕がりうちゃんの全てを知る必要もないし、全てを教える必要もない。
でも隠しごとはできるだけしないと伝えてくれたのは君なはずなのに。
現在時刻は午前3時
同棲している僕たちの就寝時間をとっくのとうにすぎているが、まぁ都合がいいだろう。
同棲とはいえどお互いのプライバシーは確保し、寝室も別々にしているが、今回は仕方がない。
久しぶりに彼の部屋に潜り込むとするか。
暗い廊下を渡ればひよこの形をした板がかかっている部屋についた。
「..ごめんね、りうちゃん」
正直彼を疑ったりするのは心が痛む部分もある、だけどお互いのためだから。
扉が軋む音を立ててゆっくり開くとうまれたままの彼の姿が。
「ぇ、りうちゃ、?」
軽く呼びかけても反応は得られず、寝ていることがわかったがかなり驚いた。
彼は自分を慰めることが苦手で、満足感が得られず、僕に抱かれることで欲を発散しているタイプだったからだ。
近づいてみれば、男の象徴ともいえるものの姿が見えず、代わりに熟れた蕾が姿を現していて、 そこからはとろとろとした液体が溢れ出していて、以下にも事後ですよといわんばかりの状態だった。
「っは、?」
..これが俗にいうカントボーイというものか、なんて冷静に考えることもできたが、彼のうしろめたそうな雰囲気はこれか。と妙に納得がついてしまった。
..そっちの方が感じやすいんだ。なんて邪な考えも過ぎった。
最初は浮気やらなんやら考えていたけれど、正直僕に依存していたし、有り得ないとはわかっていたはず。
「変に疑っちゃってごめんね。」
軽く頬を撫で、このことは明日の僕に任せることした。
とりあえず風邪を引かれてはいけないので布団だけは被せて静かに部屋から去った。
赤side
「…..ん、、」
働かない身体を起こしていくと、そういえば昨日1人で致しちゃったんだっけな、なんて考えれば
「いい匂いする…」
下から香る正体が何かを暴こうとせっせと手を動かし私服に着替えた。
階段を降りれば眩しい笑顔でりうらを見つめる愛おしい人が。
「おはよ、りうちゃん!」
朝から元気だね、とあくびをしながら答えると
「まぁ、僕は元気印だからね!」
とまた眩しい笑顔で見つめられてこちらも自然と笑みが零れる。
こういう彼の明るいところにいつも助けられているんだよな、と痛感していた。
「..ところでさ、僕に隠してることない?」
「..ぇ、?」