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この村には、人狼がいる。
第3話。1ゲーム目。
＿＿＿＿＿＿
ある所にとある平和な村があった。
人里外れにある小さな村で、
みな、毎日平和な生活を送っていた。
が、ある日を境に急速に
人が消える事態が発生したため、
村のみなで話し合いをして、
追放者を決めることとなった＿
「前置き、なくてもよかったん
じゃないですか？長いですし。」
「あった方が雰囲気掴みやすい
かなって思ったんだけど…
なくてもよかったかもな〜」
「最初は肝心だろ」
「ハイハイ、バレー馬鹿は黙ってﾈｰ」
「はあっ！？」
「そんなことより俺早くやりたーい！」
「分かった分かった！やるべ!!」
※夜のターンカットします!!
※人狼ゲーム最後にやったの4.5年前
なのでおかしな所があるかもしれません
ちなみに夜のターンの仕事順は
以下の通りです⤵︎
占い師→人狼→怪盗
誰が何の役職か予想してみてください
〜〜〜〜
夜が明けました。皆さん起きて
話し合いを始めてください。
「とりあえず、占い師COして」
「もう、カミングアウトするの？」
「だってｺﾚ、ワンナイトﾃﾞｼｮ。」
「あ〜そっか！ツッキー頭良い〜!!」
「うるさい、山口」
「ごめんツッキー☆」
「しーおー…？」
「かみんぐあうとってなんだ？」
『GMの菅原だ！説明しよう！
COとはcoming-outの略で、
役職を公に名乗るときに使う
人狼ゲームならではの専門用語だべ』
「菅原さん、ありがとうございます！」
「さ、誰かいないの？占い師。」
「俺多分占い師だ！山口村人だった!!」
「よし！日向ありがと!!」
「へぇ、山口の見たんだ」
「は？なんか悪いかよ」
「普通、プレイヤーより場見たほうが、
話し合いもスムーズになるｼﾞｬﾝ。
僕だったら絶対、場の2枚見るな〜」
「ツッキー！日向は初心者だから
仕方ないよっそれに俺、村人だし、
合ってるからいいじゃん！」
「まー日向とグルって可能性も
あるから、まだ確証は持てないよね」
「まあ、確かに…」
「怪盗はいないのか？」
「ずっと黙ってたけど、僕怪盗だよ」
「おお！誰と交換したんだ！？」
「王様と交換して、村人だった。
だから王様は怪盗になってると思う」
「……ああ！俺は怪盗か…」
「うん、王様もそう言ってるし…
合ってるﾃﾞｼｮ。」
「話すこと、なくなっちゃったな…」
「そうだね〜もしかして平和村かな？」
「平和村？」
「人狼が1人もいない村のことだよ~」
「俺が怪盗、日向が占い師、
山口が村人、月島が怪盗から村人か」
「そうだね、てか王様バレー以外で
こんなに真面目に考えてるの
今ぐらいなんじゃない？」
「はあ？！ボゲェ！月島ボゲェ！！」
「と、とりあえず！右隣の人に投票して
平和村ってことでいいよね~？」
「おう！！」
「賛成だ！」
「いいんじゃない」
『よーしじゃあ投票タイムに移るべー』
投票の結果、1人1票ずつ入り、
誰も追放されませんでした。
「よし！これで村人側の勝利だな！」
「おう、これで平和か!!」
「やったねツッキー！」
「ツッキー……？」
「山口、ゴメンね」
「え…？なに、言ってるのツッキー…」
「今回勝ったのは、村人側じゃない。
【最終役職発表】
日向翔陽…占い師
影山飛雄…怪盗
山口忠…村人
場の2枚…人狼、村人
誰も追放しない平和な策をとったため、
人狼により村人が次々にいなくなり
この村は数日で、も抜けの殻と
なってしまいました。
人狼陣営の勝利です。
「ハァｯ！？」
「お前、裏切ったのか！？」
「ツッキーぃぃ！！！！」
「ごめんね、騙してて」
「どうゆうことだよ、月島！」
「ツッキーぃ！？」
「なんで、お前が人狼なんだよ？！」
「そりゃあ驚くよねー？だって、
僕に交換されなければもしかしたら
勝ってたんだから、ねぇ？王様」
「お前、まさかっ…！」
「そう、僕がお前と交換して人狼に
なったの。元は怪盗だよ」
「ツッキーはその時から
嘘ついてたの？？」
「そー、まあゲームなんだし
嘘つくのは当然だよね」
「くそっ、お前許さねーー！！
感動を返せぇ〜月島ぁ！！」
「アハハッごめんねぇ？
僕が感動壊しちゃったねぇぇ」
「月島ｯあとで覚えておけよー！」
「いやぁ、驚いたなぁ。まさか月島が
人狼で一人勝ちか…」
「いや、今回は進行がすごくスムーズに
とんとん進んだから良かったです。
日向が場を見ないで山口の見たって
聞いてこれ勝てるって確信しました。」
「すごいね、ツッキーぃ！」
「泣き付かないでよ僕が泣かせた
みたいになってんじゃん」
「大体お前のせいだろ」
「は？」
「あ？」
「ほらほら喧嘩しない！片付けて
早く撤収するぞー」
「はーい！」
finish 1st games.
Next dream?続く…？
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