はぁ、水受けってかわいい…🙏🏻🩵
もっと増えてくれないかな(切実)
𓏸 桃水
𓏸 R15
🦈「だぁああぁあもう…っ」
🦈「離れろっつーの!?」
🌸「なぁんでそんなこと言うのぉ…」
お仕事の出張でたまたまこさめの最寄りにいたらんくん。
折角だし家でまったりゲームしようと部屋へ入れたものの、互いにテンションが上がってついお酒を飲んで酔いつぶれてしまった。
🦈「暑いって言うとるやろ」
🌸「俺は寒いのぉ、っ…」
🦈「こさめじゃなくてそこの毛布抱いとけや!」
他メンバーが弱すぎるというのもあるが、割とメンバーの中ではお酒は強い方。
だからしっかり酔っているらんくんを見るのは何気に初めてかもしれない。
🌸「こさめぇ、…../」
🦈「なに…」
🌸「…んー、なんでもない…」
🦈「なんやねんマジで」
呂律は回っておらずふにゃふにゃで、語尾も所々丸くて声も少し甘い。
とろんとした目許でこさめをじーっと見つめ、顔はメンバーカラーの桃色で火照っている。
🌸「んん….こさ、めぇ……/」
🦈「もうなに…」
🌸「呼んだだけ〜…っ、」
🦈「はぁ…」
意味もなくこさめの名前を連呼し、要件を伺えばなんでもないの一点張り。
酔っぱらいの世話というより幼児とのおままごとにも思えてくる。
🌸「こさめ〜…?」
🦈「はいはいこさめはここに居ますよ…」
🌸「テキトーじゃん」
なにこのめんどくさい彼女みたいな台詞。
こさめたちはバカップルかて。
🌸「…名前呼ばれたら見るのはスマホじゃなくて俺の顔って習わなかったの?」
🌸「ばーか」
拗ねた幼い顔はもうそこにはなくて、目と鼻の先に近づいたらんくんの顔はいつも通りの凛々しい顔だった。
🌸「………」
🦈「ちょ、なに…?//」
至近距離でこさめをじっと見つめてくる。
すると、ゆっくりと首を傾げこさめの肩に倒れ込んでくる。
🦈「は?酔いすぎちゃう…?」
急に眠気が来たのか否か。
何考えてるかちっとも掴めない。
🌸「…..こさめってば無防備だね」
🌸「Lサイズのパーカー着るとかわざと?」
🦈「…っちょ、…/」
パーカーの首元を大袈裟にぐいっと引っ張り、故意的に顕になった鎖骨に息をはーっと吹きかけるらんくん。
🌸「…っふは、ビクビクしてんの?」
🌸「くすぐったいんだ」
いやらしく口角を上げるらんくん。
問いかけるような喋り方とその目線が見透かされているような気がして。
この感じ、苦手だ。
🦈「なんなんっ…!//」
🦈「きもちわるい、離せ…!」
というかさっきまでのゆるい喋りも丸い語尾も目付きもどこへいったんだ。
今ではいつも通り。いや、いつも以上に自我が現れているような気がするが。
🌸「逃げようとしないで」
🌸「…..まぁ、こさめは逃げれないよ」
こさめの足の間に見える床へと膝をつけ、覆い被さるように床に手をつく。
馬乗りのような床ドンのような。
🦈「っや、…ちょ…/」
お酒のせいで理性が麻痺しているんだとしたら、一刻も早く酔い冷めて、冷まして。
🦈「あかんって、こういうのはシラフのときにせぇよ…っ、/」
🦈「いやシラフでもあかんけど!!//」
🌸「だから今やってんじゃん?」
こさめの首筋を人差し指でなぞるように優しく指を滑らすらんくん。
🌸「俺が酔ってるのは演技だよ」
🌸「伊達に声優やってたわけじゃないから」
首筋を滑る細い手は上にのぼってきて、今度はこさめの頬を優しく撫でる。
🦈「…っでも、顔色とか…!」
🌸「メイクだよ、メイク」
🌸「…でも、こさめはメイクしてなくても赤いんだね」
頬から手が離れる代わりと言わんばかりに、らんくんの唇が頬に当たる。
リップ音も立てず、ゆっくりと。
🦈「っ、…..!//」
その瞬間、ぶわっと自分の顔が熱に覆われた。
冬なのになんだか汗が出そうなくらい。
🌸「…柔らかいよね、こさめのほっぺ」
🌸「白くてもちもちでかわいい」
そんな顔の熱いこさめを見て笑うかのように、ふにゃっと柔らかい笑顔を魅せる。
🌸「…でもキスするなら俺はこっちの方が好きかな。」
🦈「っん、…../」
唇には、ふにっとした柔らかな感触。
ほのかに漂うあまくて優しい匂いはらんくんのお気に入りの香水。
🦈「…っう、…ぅ…/」
🦈「ん、…ぁ…♡」
らんくんの舌が侵入してくるとすぐに口内が熱で満たされる。
🦈「ぁう、…..ぅ…/(涙目)」
🦈「っ…ぁ…あ、…♡」
唾液のせいで水音は増すばかり。
くちゅ…っと響く少しえっちな音が耳と脳に響いてうるさい。
🌸「…っん、…..」
🦈「は、…っ…..♡//」
🦈「…っぁ、…/(涙目)」
元々体力ないのに中途半端な体制のせいで余計につかれるし、早くも酸欠でほんの少し頭が痛い。頭はびりびりするし。
🦈「ゃ、…やぁっ…♡//」
🦈「はっ…/(涙目)」
こさめ程じゃないけど、少し余裕のなさそうならんくんを見るとお腹の奥がなんだかきゅーって苦しくなる。
🌸「っは、…はぁ…/」
🦈「は、…はーっ、゙…?♡」
苦しくなったのか舌を離してくれる。
らんくんと結ばれた細い糸が伸びて、離れていくうちに途中で切れてゆっくりと垂れる。
🌸「…っはは、こさめ顔真っ赤」
🦈「…言わんでええわ、/」
🌸「あ、ちょ…なんで隠すの!」
口元に手を添えてらんくんから目線を逸らすと、手首を掴まれる。
🦈「やっ、離せ…!//」
🌸「…もっと見せてよ、色んな顔。」
🦈「触んないで、…!/」
🌸「………」
らんくんの手をパシッと払うと、何故か少し嬉しそうな表情を見せた後、下半身をぐりっと刺激される。
🦈「んゃ、っ…あ、…♡//」
🦈「な、…っう…ぁ、…/(涙目)」
正体はらんくんの足だ。
🌸「ほら、パーカーとか着てるからだよ」
🌸「無防備なんだってば」
🦈「ぁ、っや…いっ…..♡//」
🦈「あ…かん、ってば…/(涙目)」
力の強さの差と重力に則った体制のせいで逃げることは愚か、抵抗することすらできない。
…と思ったが、
🌸「…..っふは、相手が俺でよかったね」
🌸「他のメンバーにその可愛い顔見せたらほんとに襲われちゃうよ?笑」
🦈「なっ……./」
ヒートアップしていくかと思いきやこさめから離れゆっくりと立ち上がるらんくん。
…もしかしてこさめ揶揄われた?
🦈「…っ、…ふざけんな、/」
🌸「ちょ、え?…こさめ?」
まだ力が入らない体を精一杯起こして、らんくんの肩を掴んでジリジリと壁にやる。
🦈「リーダーなんだったらこうなったメンバーの責任くらい取ってよばか…っ、/(涙目)」
あつくなった下半身をわざとらんくんの太ももに擦り寄せる。
「え…」と小さく困惑の声を漏らすらんくんを無視して、自分の言葉を吐き続ける。
🦈「メンバーが、こさめが好きなら、はやく抱けって言ってんの…/」
🦈「いいから、っ…/」
自分が発する言葉の重さは自覚している。
今こさめ絶対やばいこと言ってるよなって、ちゃんとわかってる。
でもその常識の範囲内の定義を狂わせたのはらんくんだ。
🌸「…ふぅん、じゃあ今から俺になにして欲しいの?」
🌸「ちゃんと自分の口で言えたらご褒美はあげるよ?」
🦈「え、…」
想定外の言葉だ。
思わず口から間抜けな声が出てしまう。
🦈「…あ、え…あ」
えっちしよう?襲って?愛して?
嫌だ、どれも全部言いたくない。
🌸「…言わなきゃわかんないよ」
なのにらんくんはとことん意地悪で、小悪魔で、どこまでも最低で。
どうせわかってるくせにわかんないフリをする。
🦈「…っ、ん…/」
でもこさめとしてはそのセリフを言いたくないし、到底言えないから。
つり上がったらんくんの口に舌をねじ込む。
🌸「…ん、…っ…/」
🦈「…っは、…ぁ…/」
🌸「っ、…….」
ゆっくり、ゆっくりと。
味わうようにらんくんの舌を操る。
🌸「ん、…..っあ、…/」
🦈「…っ、は…/」
いやらしく響くキスの音と、不規則な小さいふたりの呼吸音。
こさめも男なわけで、ある程度の知識と技術は持ってるんだってこれでわからせる。
🦈「…っはー、…../」
🌸「…は、…っ…/」
お互いにゆっくり舌を離して呼吸を調える。
これがこさめなりのアンサーだよ。
だから無下になんてしないで。
🌸「…..俺の負けでいいよ」
🌸「…こさめの寝室どこ?」
🦈「…あっち、」
少しとろけた目がこちらを向く。
わざとその目は見ず、合わせず。
🌸「…次はこさめが負けてね」
手を引かれ、あっちと指した方向へ小さくペタペタと足音を鳴らして進む。
🦈「…次とか言っちゃって、どうせこさめが今から負けるんでしょ」
🌸「あれ、自覚してる?」
ご丁寧にらんくんの進む足がピタリと止まり、こちらに顔がふいっと向けられる。
🦈「…調子乗らないでよね」
🌸「っふは、w」
足のつま先を控えめに踏むと、なぜだか嬉しそうに笑うらんくん。
…ほんと、意味わかんない。
🌸「…抵抗できるうちに俺の足いっぱい踏んどくといいよ」
🦈「何言ってんの、ドM?」
🌸「ドMは俺じゃなくてこさめね?」
そういいぼふっと音を立てて優しくベッドに押し付けられる。
🌸「…だからドMのこさめは俺が責任もって調教しなきゃだよね」
🌸「リーダーだもん。」
薄暗い部屋の中で、らんくんの瞳だけがネオンのようにキラリと輝いたように見えた。
コメント
19件
…ぁれ…地雷…どこいったっけ…(((
🌸🦈 元々 大好きで まさか ほしの 様 が 書いてくださるとは … 🥹 とても 好きです 👊 ありがとうございます (( 😖
今回の作品でらんこさ克服しましたぁー!!私実はらんらん攻め苦手でして、、笑克服させてくれてありがとうございます!!(?)