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555↑thanks!なう(2023⁄08)
R系苦手な方注意
長い(約5200字)ガチ練習 青黒 ♡濁点有 絶倫 キャラ崩壊気味
ちょっとクズ ASMRの青を想像した方が早い
設定:初手(そういうフレンド、好き方向 黒→青、青→?) 身長顔系はイラスト準拠
「ね、ゆーすけ」
「んー…?何?」
「今日家行っていい?練習させてよ。」
俺はこの言葉で何となく察せる様になってしまった。
「…ええよ、おいで。」
「ありがと、じゃあまた後でね〜」
こいつが人の心弄ぶような奴だと知ったのは最近だ。あまり言いたくないような不慮の事故があり、俺の恋心が本人にバレてしまったのがきっかけだった。
「ふーん…俺の事、好きやったん?」
「…気持ち悪くて悪かったな、」
「ん?いや別に。つか提案なんだけど。あにき、俺のセフレにならん?」
「は…?」
「こっちは不祥事なくヤれるし、そっちからしたら好きな人に抱かれるやん。良くない?」
何も答えられずに彼を見る。勝手に期待していたものが音を立てて崩れていく。
あ、そういうやつだ。と理解は出来た。そんな提案が出てくるならもうどうでも良かった。
「ええよ、なったるわ。」
「あ、いいんだ…気にならないわけ?」
「なにが?…あぁ、本命が?」
「そう、聞きたがるもんかと思ってたわ」
「別にええわ、セフレなんやろ?」
「…話が早くて助かるわ、好きな俺に抱かれて、練習台になってや」
この後に少し、約束をした。セフレだからキスはするな、ゴムはつけろ、みたいな話から、ここからお互いに詳細を詮索するな、という大人らしい約束まで。
そんな過程があって、現在まで幾度身体を重ねている。存外相性は良くて、俺は本命がどう、なんて関係なくこのままでいいのかもしれないな、と薄々感じていた。
「おじゃましまーす」
「はーい、ご飯とか食べてきた?」
「まだ。どうしようかなって感じ」
「俺もまだなんよね、どっかで作るけどいる?」
「え、いる〜あにき料理上手いから嬉しいわ」
「待ってる間に風呂行ってき、すぐやから」
「はーい、ありがと」
ぱたん、とドアの閉まる音を聞いてから、夜ご飯を考えつつ寝室の準備だけしておく。単純にヤる気で来ているものの、あまり綺麗でないのは気に食わないし、こちらからその気を見せるのが恥ずかしかった。
「へー、そんな事してたんだ」
いつの間に戻ってきたんだ、という感じではあるが、多分風呂前に何かあって言いに来た途中だったのだろう。
「悪ぃか?普通に片付けてるだけやし。」
「いや別に。律儀やなぁって」
「最低限やろ、知らんけど。最初にお前が好きってバレてんの忘れた?」
「んはは、乙女かよ。忘れるわけないやん。」
おもろいなぁ、と彼は真っ直ぐに近付いてくる。
「…何?」
「勃っちゃった、相手してよ。」
「まだ夕方やし、外明るいんやけど」
「ええやん、ドロッドロに溶けたかわいい顔、よーく見たるわ」
少しだけ押された肩に抵抗はしなかった。ぎし、と鳴ったベットに二人で倒れ込む。彼の綺麗な顔が影を帯びて、今から抱かれるんだと再確認させられた。口付けをするように寄せた面を、ぱっと手で遮る。上から乗って近づいたものを受け止めたため、手のひら1枚を挟んだキスをしている状況になっていた。
「ほら、それだめ。俺本気にしてまうから。」
「いいじゃん、別に」
「最初に決めたやろ、ちゃんと守るって」
「でも途中で変えてたじゃん?」
「その時に口以外ならって言うたんよ?」
「んー、そうだけど…」
「だけどやないから。…ほら、こっち。」
関節的に口付けしたその手で、彼の端正な面に触れる。視線を逸らすように甘く惚ける瞳、そこに映る自らのはだけさせたシャツと取れかけのベルト。自分から早く触れて、とでも強請った気がして少し恥ずかしい。誘惑するような程好い肉感の肌を撫でると微かに身体を跳ねさせてしまう。
彼は服を着ているままで強引に脚を広げ、ぐっと前のめりに秘部同士を押し当てる。
「ッ、ふ…」
「もう感じてんの?相変わらず雑魚やなぁ」
「うるせえ、盛ってるお前もそうやろが」
「んはは、確かに?でも俺ざこやあらへんから♡」
煽った嗜虐心でぐいぐいと腰を揺らす振動は次第に快感に変わっていく。それは電撃のように全身を巡り、触れられる場所が少しづつ熱を帯びてくる。
「ちょ、ッ、そろそろやめ、…♡」
「んー?やだ♡」
「あッ♡なぁ、ッほんまに♡」
自分よりも少し小さいはずの彼が、俺を組み敷き、仕方ないくらいに精神が占有されている感覚に陥っていく。着衣の暑さが少しずつ体に染みていて、同時にずくずくと湧き上がる羞恥心と、それに期待してしまっている下腹部の熱。
「イイんじゃないの?そんな声出しちゃってさぁ♡」
「ちが、っ♡」
「違くないやろ、な?♡」
ぐう、っと奥に押し込まれるような身体の動き、自らを見つめる視線が帯びる熱が次第に、彼に内側まで蹂躙してほしくて堪らなくなってしまう。欲しいと乱れる心情と蕩けてきた思考がだんだんと、朧に変わっていく。
「ッふ、ぅ♡そうッ、♡そぅ、やからぁ♡♡」
「いーこ♡正直なゆーすけくんはイってヨくなろーな♡」
「ん♡っや、やだ、ゃだ、♡♡ナカ、ほしッ♡♡」
「いやいやすんの好きやねえ、まだあげない♡」
「ち、がう、し♡♡ねぇ、いや、やッ♡やだぁッ♡」
「正直になりや?イキたいんやろ♡」
「ん、ッ♡ぃや、♡こんなんで、イ、きたく、なッ♡」
生理的な涙を浮かべいやいや首を横に振る自らの顔を覗く彼の表情は恍惚に笑みを浮かべていた。包み込むように近付いた獣の獲物を捉えた低音が耳元で囁かれる。
「ほら、イケよ♡」
「ひ、ぁあ”、ぁ♡んうぅ”ッ〜…♡♡」
彼の声が頭を侵し身体をびくんと跳ねさせる。余韻がほとばしる自らを抑えるようにシーツをきつく掴み、肩で呼吸をしている。
ずり、と脚を引かれるような感触がして、乱雑に落とされた金具の音がする。
「なぁ、まだ足りないでしょ?♡」
そう言いつつ自身のベルトを外していて、擦れる金属のかちゃりと言う音が心臓を高鳴らせる。
「ん…♡ごむ、いる、?」
「要る、」
寝たままじゃ届かないな、と座り直してからぐっと手を伸ばし、ナイトテーブルから取り出した箱。繋がっている数枚をばさりと出して箱だけを戻すと、横から見る視線が笑んでいる気がした。
「何回する気なんよ…♡」
「あ、?…ちぎんの、めんどいから、やし。 」
「いつも沢山ヤってるもんな〜♡♡」
「抱きつくな、癖やから!」
「癖つけさせたのが俺ってことでしょ?」
「…」
「そういうことやんなぁ、!可愛ええな〜!!」
シているだけの友達、と言えどこの人はどこか彼氏面みたいなものをしてくる。俺様というよりはドSのが近いと思うけれど、好きだという気持ちを利用してくる不遜さが見える時がある。
「はぁ…お前他に居るって言うたらどうすんねん」
「…まず居るん?」
「ノーコメント、詮索せんのやろが」
「ふーん…浮気?」
「付き合ってないから浮気やない」
「俺のこと好きって言ったくせにー?」
「それで?セフレにしたのはどいつやねん。」
「はは、その通りやわぁ」
絶対に笑っていない笑い声がする。ふと顔を見ると、笑ってもいないぎらついた深い青の瞳がじっとこちらを見据えていた。見下すその眼光はぐっと押し倒す。
「なぁ俺イってねぇから、好きにヤってええよな?」
「は、?そんな訳な、ぁ”ッ!?♡♡」
強引に内側を暴いた怒張が奥へと押し込まれる。少しあった痛みも快楽に変わり、意識ごと無理やりに掴んで占有された。いつもの会話として否定したかったが、言葉を話す余裕はそれほど与えられないだろう。
「ナカあっつ、…ッ♡」
「ねぇ、ッ、まろ♡♡ごむ、してなッ♡♡」
「あー…だから?興奮しすぎやろ、」
「は、♡ッちが、ぁ”ッ♡♡」
「そうやってさぁ、酷くされたかったん?なぁ」
嬌声の零れる口元を抑え、違うんだと首を横に振る。ちょっと笑ってやろうと思ったのは確かにあったが、不遜な態度が気に入らなかっただけで、酷く嫉妬に駆られるような抱き方をされたかった訳ではない。
「ちが、ッ♡なん”でッ…♡♡」
「だって他の男の話したやん?そういうことやろ?」
「ッふ、♡なんや、彼氏気取り、かよッ!」
「…」
顔を隠していた片手の手首を強めに掴み、ぐっと横に除けられる。なにをと睨み見た彼はどこか腑に落ちた表情をした様に見えた。彼は何も声を発さず、答えない。耳を澄ませば聞こえる呼吸音は今にも捕食せんと荒々しく欲して、内側を暴き続けていた。
「うぁ、♡ッなぁ、!ッだから、やめッ♡」
「ッ聞こえ、て、♡んのかッ♡」
「まろ、ッ、なぁ、♡♡」
もう片手で彼の上腕に触れても、手を取って恋人繋ぎで布団に押し付けられる。呼んだって聞かないし、これだけ溶かされてしまっては抵抗すら出来ず、享受される快感に喘いでいた。
「ぁ”、♡ぅ、きーて、ねぇ、まろ♡♡」
「ごめ、ッ…♡♡あやまる♡あやまるからッ♡♡」
「ッね、まじ、でぇ…♡ねぇッ♡♡ん”、♡♡」
「ん、ぐッ…♡♡ふ、ッ…♡ぁ”…♡♡」
何度と熱いものを注がれ続け絶頂を繰り返す身体は時折意識を手放しそうになっている、段々と可愛こぶった声も聞こえやすく高い声を忘れ、かすれた吐息とハスキーな地声の嬌声を口の端から零している。
「ん、ぅッ…!♡♡」
押し付けられるような熱い口付けが言葉を遮る。ずるりと乱雑に咥内を蹂躙する舌が心を乱して、この熱を逃げ渡す場所もなく、許しきった身体では抵抗も出来ないで、快楽に身体を揺らめかせるしかなかった。呼吸が出来なくなるのか、下手なのかは知らないが、数秒の後に肩で息をしながらこちらを見つめていた。
「…そうだよ、彼氏気取ってんねん、おれの方が近くに居れるし、いろいろできるし、ええやんか」
「ん…?」
「もうなんか、好きになってもたんやから、しゃーないやろが、まじで…」
「…なくとこ、あらへんがな」
ぼたぼたと大粒の涙を流し、好きになったことが酷くした理由とも思わないが泣いている相手を攻めるのも違うだろうと思い慰めることにした。一度ベッドの上に座らせて、自分も横にぺたんと座った。後ろから溢れる液体はベットシーツを汚しているが、どちらにしろ洗濯するので変わらないと雑な行動をした。自らの手で彼の頬を撫で涙を拭うと、その手のひらを握って言葉を続ける。
「俺のわがままやんか、だって。俺だけ見てほしくなってもたんやもん、」
「別に他の人のこと見とらんやん、」
「だって、俺セフレだし、ほかにも居るんやろ?」
「…あー、居ないけど」
「は!?絶対居る雰囲気出したやん!」
「おちょくっただけなんやけど、雰囲気は出したけど俺居るとは言ってないやんけ」
「え、でも否定はしなかった、やんか」
「否定しようと思って止めてたんやけど?覚えてない?」
「…つまり、俺の勘違い、ってこと?」
返答を聞く前に真っ青になった彼は小さくごめん、ほんまに、その、と何回か繰り返している。
「で?最初の約束破りまくりなんやけど」
「その節は、本当に…」
「責任取れよ、なぁ」
「責任ってつまりこの関係解消とかそういうはなッ」
少し強引に顔を掴む。頬をきゅっと寄せた顔が可愛らしくて笑けてくるが、真剣な状況を壊す訳にもいかず、逆にぐっと眉間に皺を寄せた。正直あれだけされていればビンタの数発許されそうだが綺麗な顔を叩く訳にはいかなかった。
「そゆこと、解消な?」
「…はい」
「それで?俺の事、好きやったん?」
「…うん、そうだよ。」
彼は気まずそうに下を向いた。解消という言葉に引っ張られ過ぎているのだろうな、と思いつつ目を上げるまで無言で見つめていた。
「…え、っと?」
戸惑っている彼の顔を寄せ、深く口付けを交わさせる。硬直している肩に手を乗せ、上からな目線で言い放った。
「恋人でいいってことやろ?この話終わりな?」
「あにき…!」
「こんなん次やったら許さんからな、流石に腰痛いわ」
「もっとやさしくヤればいいってことだよね…!」
「今日はもうしないからな?嫌やで?」
「…当たり前に決まっとるやん?」
「なんか含みあるなぁ…このムッツリ、いやガッツリめ」
「あにきまでそれ言うん!?」
「は?ほんとやろ。つか俺先風呂入ってええよな?はよ洗いたいねん」
「足のそれって」
「うわ、めっちゃ垂れてる…床汚したないなぁ、つかお前がちゃんとしなかったのが悪い」
「ッごめんなさい!!」
こうして恋人になりましたとさ。end