高校生活2年目 , いつもの生活が身に馴染んできた頃。見慣れた学校の階段を駆け上がり , 屋上へと足を運ぶ。屋上の端のほうにあるのは古い倉庫。私の暇つぶし場所だ。滅多に使わない倉庫のため , 少し埃臭いが , 教員にばれることはないだろう。私はその倉庫にお菓子やら漫画やらを持ち込んで , 暇をつぶしていた。簡易的な机や椅子もあるので大分居心地は良い。
そんなある日。
lt[ん .. なにこれ]
lt[封筒 .. ?? ]
机の上に封筒が置いてあったのだ。白い封筒に赤色の丸型シール。ぺりぺりと丁寧にシールをはがすと , 手紙が中に入っていた。字には見覚えはない。誰だろうか。
「緑ltさんへ。今更だけどずっとしゃべってみたかった。だけどそれはかなわないみたいだから手紙を送ります。ltさん好きです。伝えたかっただけなので , 返事は不要です。」
lt[ラブレター , ?? ]
lt[誰が , , ]
そう封筒や手紙に目を通すが , 送り主の名前は載っていなかった。
誰が。何のために。何故倉庫に。そう疑問が押し寄せる。
lt[ .. ]
いつぶりの感覚だろうか。懐かしい , 子供の頃の気持ち。世間では好奇心と言われるこの気持ち。
絶対に誰がこの手紙を書いたのか , 突き止めてやる !!
文通日記start
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コメント
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ふおおぉぉ…面白そうだぁ… え相手誰だ…え誰だ!!? 表紙頑張ります!!!!