ぺいん愛され
この作品には、ぺいん愛され、一瞬ぺいん嫌われ(?)、キャラ崩壊(多分)、捏造等が含まれます。
主な登場キャラは ぺいん、らだお、ミンドリーです。
他には だーペ、皇帝、さぶろー、壺浦、ヴァンダーマー、アルフォート、れりあ、
らが登場しております。
この作品にはストグラの世界にだーペが来ています。クロスオーバー、って訳では無いですが、それに近いものなので注意してください。
人が沢山いる所には誰が誰だかわかりやすいようにセリフの前に頭文字が着いてたりします。
ですが3人とかの人数だと着いていないと思います。
誤字はすみません。後半気力がなく、ラストも適当かもです。
そして本当にキャラ崩壊注意です。
「えーじゃあぺいんくんカラーのこの色にしよ?」
「えぇ!?黄色はバレやすすぎじゃね?!」
「大丈夫大丈夫、ぺいんなら平気だよ笑」
「そりゃらだおはヘリだもんね?!」
今は大型の対応が終わり警察はそれぞれ好きなようにチルタイムを過ごしている。
車をカスタムしに行こうとした時、らだおとミンドリーの2人がついて行きたいと言い出したので許可した。が、良案ではなかったかもしれない。この人ら2人は勝手にカラーの注文までし始めているのだ。
「いや、そんなに金ねえって!」
「足りなかったら俺らが払うからさ笑」
「ええぇ、」
カラーは目立ちやすい黄色だとか、の割にはライトを青や黄緑にしようだとか、気づいたらカスタムし追えてないのにステッカーをベタベタと貼っていく。
「ちょ、何してんの!こんなのじゃ走れないって〜、」
「えーぺいんくんなら大丈夫でしょ?」
「お前、、ならミンドリーはこの車で走れんの??」
「隣にぺいんくんが居るならいいよ〜1人は無理笑」
「ほら無理なんじゃん!」
「ならぺいんが走る時隣に俺らがいたらこいつらにやられましたって言えるじゃん!笑」
「そんなに一緒にいるかねぇ…、?」
車のカスタム以外にもコンビニやホットドッグ屋にもよって、そろそろチルタイムが終わるだろうと思い署の駐車場に車を停めた。
「はぁ〜買った買った、」
「ぺいんは買ってないけどね笑」
「っそうじゃん!ありがとね?らだお、ミンドリー、車のカスタム代…って思ったけど値段の大半はお前らじゃなかったっけ…?」
「い〜やそんなことないよー俺億持ってるからね〜」
「いや、うん、凄いけど、」
「そうだよぺいんくん次もなんか買いたくなったら俺ら呼んでね?そしたららだおが買ってくれるからね!」
「ドリーは払わないのかよ笑」
「ははっ笑確かに!」
幸せだ。こんな時間がいつまでも続けばいいのに。
そう思った時、バチッと視界の端から音がしたような気がした。
「え?何、これ、」
「「ん?」」
何かがおかしい、なにか、あれ、こんな、
警察署ってこんな紫だったっけ?
「どした、?ぺい」
「ッ!!」
「らだッ、みんどりッ、たすけッ」
視界が歪み始め、俺は嫌な予感がして咄嗟に助けを求めた。
が、 全てを言い切る前に意識を手放した。
らだおside
「ドリーは払わないのかよ笑」
「ははっ笑確かに!」
幸せだ。
今だからこその、変わらない幸せだ。
なんとも恐ろしいことに、この街のほぼ全員がぺいんに恋をしているのだ。
だからこの幸せは永遠に続かない。
誰かがぺいんに告白しても、
俺がぺいんに告白したとしても、
きっとこんな風には戻れない。
そんな今しかない幸せを噛み締めていると
「え?何、これ、」
というぺいんの困惑の声がした。
「「ん?」」
2人して振り返るとそこにはキョロキョロと、周りを見回し小声でブツブツと話すぺいんが居た。顔は何かへの困惑により真っ青で冷や汗をかいていた。
どうした、ぺいん、と言い終わる前に
「ッ!!らだッ、みんどりッ、たすけッ」
と、本人もまた言い終わる前にふらっと倒れ込んできた。反射的に手を出し2人で支える。
「ッおっとぉ、、え?ぺいん?」
「ぺいんくん?ぺいんくん!!どうしたの!?」
「え??ぺいん??嘘だよな??」
「ダウン通知は出てない、なんで、?」
「とりあえず病院だ、ドリー車出せ!」
「わかった、!」
in病院
「…つまり急に倒れた、と?」
「はい、小声で何か言ってたんですけど全部聞き取れなくて…紫、?だとか言ってました。その後に俺らに助けを求めてたんですけど言い終わる前に倒れかかってきて、」
少し前の記憶を辿りながらその時のことを思い出す。紫、あと何か言ってたか…?
「紫…わからないな…」
「そんな、、、」
「考えられる原因は…」
「歪み…かな…」
「「歪み…」」
歪み。この街に存在する人間がどう足掻いても太刀打ちできないもの。つまりぺいんの安否は俺らにはどうすることも出来ないということを強く確認させられた気がした。
その時ドタドタという病院には似合わない大勢の足音と共にこの病室の扉が強く開かれた。
それは警察らやギャングらのぺいんに惚れたヤツらだった。
皇「ぺいん!!だいじょぶかぁー!!…」
さぶろ「おかーさん!、、そんな、」
壺「イトセン!どうしちゃったんですかぁ!!」
ヴァン「焦げ茶色の風、お前…」
アルフォ「ぺいん…」
れり「ぺーくん、どおして…なんでぺーくんが…」
と、それぞれぺいんへ向けての一言を話し始めた。そのあと皇帝が質問をした。
皇「ましろ先生!ぺいんはどうなんですか!!」
その質問の同じ答えを聞いた時、皆が目を逸らした。
そう、この歪みにはどんなに位の高い警察でも、ギャングのボスでも、院長でも、市長でも、対応することが出来ない。
出来るとするなら神だけだが、その神も原因不明と言っているのだ。
「ぺいん、」
「ぅ、ん…?」
「え、?ここ、どこ??」
「、いや、あっつ、!!どこだよ、!ここ、」
明らかに知らない場所だ。
こんな青い空が見えず地面が赤黒く、夏なんかの比じゃないくらい暑い。
「たしか、署の駐車場で急に、、」
『やぁ、主。』
「ッ!!?」
声がした方を振り返る。そこには
「え、、誰…?」
そう、知らない人が居た。
黒い髪に片目を隠す形の髪型。
黒いパーカーにひらがなのぺ と書かれている。
今俺の事あるじって言った??え、?初対面、だよな…?
と、頭の中をフル回転させ知り合いか探す。
いや、やっぱ知らない人だ、と脳の中で結論を出す。
「えっと、今主って言いました??俺、多分あなたと初対面だと思うんですけど、誰かと間違えてませんか??」
『いや、間違いないね。ガワが違うだけ。魂は主そのものだ。』
「え???どういうこと??」
『つまりあなたが俺の主ってこと。』
「???、え、っとじゃあ、ここってどこ?俺の知ってる世界??」
『いいや、ここは俺の世界。』
「え、じゃあ俺の元いた世界に戻して、、?」
『ふふ、主よ、俺は主の中のもう一人だ。主が思ってることも分かるんだよ。ねぇ主。主はその世界に必要???』
「へ、?」
『ずっと思ってたでしょ??警察の仕事なら俺は必要ないんじゃないか、らだお、とかミンドリー、とかだけでいいんじゃないかって、ね?』
「そ、そんなこと、」
『思ってるくせに。』
「っ、、」
『ねぇ主。この際はっきりさせよっか。今主は元の世界で倒れて病院に運ばれてベッドに横たわってるんだ。その周りの人間が主のことなんて言ってるか、見てみようか。』
「え、、?、」
『くすっ、どうした主、まだ理解が追いつかないか?まぁいいか、じゃあ主、あっち。見て。』
パチン、と男が指を鳴らすと今まで何も無かった空間に大きなテレビのようなモニターが出現した。
「へ、さぶ、ろー、?」
そう、そこに映っていたのは娘のさぶろうだった。どうやら病院から署に向かって走っているようだ。
【はぁ、おかーさん、どんだけ人に迷惑かければいいんだよ…】
「ぁ…、ッ……」
パチン、とまた男が指を鳴らしたと同時にさぶろうが映っていたモニターにはもうさぶろうの姿はなかった。いたのは…ましろ先生だった。
どうやら俺が倒れた後色々診てくれたらしかった。が、
【はぁ〜、マジでどうにかしろよな、こんなの救急隊に頼むなよ、他にも急患いるのに面倒臭いのを頼みやがって…】
「ぅ……、…」
言葉が出ない。その通りすぎる。今にも死にそうで危ない人が居るのに…
…俺なんかが……
パチン、ともう学んだ嫌な音が聞こえると、モニターの中には皇帝と壺浦という意外な組み合わせが署の中だろうか、に立っていた。
「あ、イトセンの事聞きました?」
「聞いたぞ!確か倒れたらしいな!全く迷惑だ!」
「そうッスよね、まぁ別に居ても居なくても変わんないんでいいんスけどね」
「まぁそうだな!」
「…ッ、…ぅ、、」
またパチン、と嫌いな音が鳴る。
そこに映っていたのは見た事のある青い髪と黄緑色の髪をした彼ら…
いやだ、あいつらだけにはそんなこと言われたくない。言われたら立ち直れなくなってしまう。嫌だ、いやだ、、
そう思い咄嗟にしゃがみこみ下を向く。
『おや、主。ダメじゃないか。よく見ないと。』
「ひ、や、やだぁ、みたくないっ!」
『…主。』
『俺の目を見ろ。』
「ヒュッ」
『主。俺が次、何を言うか。分かるよな?』
「ヒュッ、、ごめ、ごめんなさッ、、」
『(ふむ、少し強く言うだけで言うことを聞いたな……何か、過去にあったのか…?)』
『(だが怯えて下をずっと見ているな…?これじゃあ映像見ていないなぁ……よし、)』
『主。』
「ヒュ、」
『映像を見ろ。』
「ひ、やだ、見たくないっ、!やだ、!」
『しー、静かに。』
まるで動画かのように俺が目を合わせた瞬間に再生される。しかしそれ以上におかしな事があるのだ。目が、モニターを見つめた目が動かない、目を閉じれない、目を逸らせない…
「ぁ、、やだ、め、そらせな、ぃ、やだっ、やだぁ、!」
『しー、』
み【はぁ、マジで疲れたわ…】
ら【それな、急に倒れ込んできて、迷惑すぎだろぉ、】
み【はぁ、別にこのまま目覚めなくてもいいのになぁ、】
ら【死に特攻する奴が減るだけなんだよなぁ笑】
み【むしろ救急隊の人達からしても助かるんじゃ?】
ら【確かに!でも今ずっとひとつのベッド占領してるからどっちもどっちなんだよなぁ笑】
「ッ…、、ぅ、…、」
そんな、2人は絶対そんなこと言わない…そう信じても自分のネガティブな感情が活発に動く。
「ぅ、ッ、ふぐ、ぅ、っ、」
『おぉ、哀れな主よ、可哀想に、だが安心してくれ、この世界は主に害をなす存在は居ない。考えるべきは少し暑いだけだな。^^』
「ぅ、ッ、ふぅッ、、っ、」
『あぁ、可哀想に可哀想に、こんなにも世界に嫌われた人間はいただろうか、よし、あんな世界、もう要らないね?俺が貰ってあげよう。主の目に入らないように、俺が貰ってしまおう。』
「っ、ぇ、まって、そんなこと、いっ”てなッ、!」
『じゃあ主。俺は少し世界に出てくるから、少し待っててね。』
「ぇ、ぁ、」
らだおside
「はぁ、」
あの後さすがに今日みんなここにいるのは街として良くないだろう、ということでいつも通りに戻ったのだが、調子は出ないわ大型は来ないわで大変だった。今日はさすがにギャングも動くのを辞めたらしいので俺も退勤して病院へ向かう。
「こんにちはー」
「あ、らだおー」
「ドリーも居たんだ笑」
「そりゃあ、ぺいんくんが心配でね、らだおもでしょ、?今日めっちゃミスってたしね笑」
「まぁさすがにな…俺でも参るわ、、」
そう、調子が出ないだとか大型が来ないからだとか、色々考えているが1番はぺいんのそばに居たい。ぺいんが起きた時に何があったのかを1番に聞くため。
「、ぺいんは、?」
「まだ起きてないよ、病室行く?」
「うん、」
がらら、と開けるとちょうど餡ブレラの人達がすれ違いで帰っていった。
ら「はぁ、あ、ドリーはこっちね、」
と、椅子を用意しながらぺいんの近くへ座る。
み「…俺ら、あの時何かできたのかな…、」
ら「俺らのできることはやったんだよ、それに原因は歪みだし…」
み「はぁ、ぺいんくん、、」
ら「…」
その時、ピクリとも動かなかったぺいんの表情が一気に険しくなり涙を流し始めた。
「ッ、ぅ、、」
突然の事で2人とも一瞬固まったがドリーが救急隊を呼びに行き、俺が大きい声でぺいんに呼びかけた。
「ッおいぺいん!!おきろ!!帰ってこい!!」
「救急隊ッ!!ぺいんくんが!!!」
「何?!」
「ぺいんくんが?!」
「ぺいん!!ぺいん起きろッ!!!」
表情は最初よりも断然険しく、苦しそうにしている。
「くそ、なんで、」
そのとき、
ばちっと苦しそうに瞑っていた目が開かれたのだ。
近くで呼び掛けていた俺と目が合う。
「…え、?」
目が開いた。起きている。起きた。というふうに理解するのに時間がかかった。だがそれは俺だけでは無いらしい。病室に居るみんな時間が止まったかのように固まっていた。
「っふぁー、よく寝た。」
「……え??ぺいん?、え?起きた??」
「ん?あぁ、らだお。おはよう。」
起きた!起きた……?何か、違和感が、
この、このぺいん、
「お前、ぺいんじゃないだろ。」
「君、ぺいんくんじゃないでしょ。」
脳を通らず勝手に口から出た言葉だがドリーと一緒なので一旦安堵する。
そうするとぺいん?は
「……。
…ふふふ、よくわかったね。まだここに来て10秒も経ってないんだが…いかにも、俺は伊藤ぺいんじゃあない。」
「え、?え?、」
何に驚いたのか。ぺいん本体じゃない、そこではなく、ぺいん?の髪の色が黒へと染まっていったのだ。現実的に考えても、この街として考えても、そんなことは起きるはずない。
「え??え?どういう、こと?」
「ふふ、俺はぺいんじゃない。そうだなぁ、主は多分まだ泣いてるんじゃないか?」
「は??」
「くすくすっ」
「は??お前ぺいんにその体返せよ、!お前のじゃないだろ!!」
「…
…はぁ、うるさいな…」
「ッ!?!ぁ」
落ちる。
落ちる?!?!
「ッェやばぁあああい!!」
俺は黒いぺいんに胸ぐらを捕まれながららぺいんと共に窓から外へ出たのだ。黒いぺいんの背中からは黒い翼が生え、空を飛んでいた。
「ッは??は??な、?!え?!?!」
「ははっ笑うるさいなぁ笑笑」
「ッ…、」
…あぁ、嫌だな、その笑い方…
ぺいんとそっくりじゃないか…
お前は、違うのに、
なんでぺいんの体を取ってるんだ…
なんで、ぺいんじゃないとダメなのか??
こいつもぺいんのこと好きなのか???
「ッおぉいお前え!お前もぺいんのこと好きなんだろ!だから体とってんだろッ!!」
「…ふむ、確かに好意的に思っている。だがそれは主の魂に対してだ。だからこそ俺の体は今は違うがぺいんの魂の形だからな。」
「ん?ちょとまて、お前もしかして主のこと好きなのか?ん?しかもお前も。と言ったな??」
「ッやべ」
「おやおや、だとしたら可哀想に、今は俺がいるから主は出て来れないね。残念残念笑」
「はぁ?!そんなの関係ないだろ!!ぺいんに体返せよ!!!」
「うるさいなぁ…いいかい?お前は今俺に胸ぐら掴まれて空を飛んでんだ。今すぐに手を離したっていいんだぞ?」
「ッ、そんなの関係ないね!!!」
カチャリと俺は黒いぺいんに対して手錠をかけた。
「は?」
死ぬほど屈辱的だったんだろう。俺を掴んだ手は躊躇することなく離した。
だがその時には俺が空中で黒いぺいんに組み付いていた。
ぺいんの体格では俺の組み付きを外せず、空中でじたばたと動いていた。
下に降りるために俺は黒いぺいんの背中にある翼を封じ込めた。
「お前ッ!!死にたいのかッ?!?!」
「ッドリー!!!!救急隊!!!あと護送よろしく!!!!!」
ぺいんの体を庇うように下敷きになりながら地面に激突する。
「ガッ?!!!、ぐ、」
「お前ッ、何して、!!」
地面に体を強く打ち意識朦朧としているところ視界の中でドリーが駆けつけ黒いぺいんを護送したところで意識を手放した。
次に目が覚めたのは病院のベッドだった。
先程の時間からすこししか経っておらず、ドリーが上手くやってくれたんだろう、と思い松葉杖をつきながら無線をつける。
⚡︎「ドリーどこー?」
⚡︎「ぺいんくんの寝てた病室にいるよー」
⚡︎「りょうかーい」
病室に行くとベッドに黒い髪からいつもの黄色い髪に戻ったぺいんが眠っていた。
「ッえ?!、?」
「あぁ、待って大丈夫、だと思う、らだおがダウンしたあと黒いぺいんくんがため息つきながら『仕方ない、そんなに大事にされてるんなら返さなきゃな…』って言って倒れちゃったんだ」
「っえー…色々話聞こうと思ったのに…」
「いや、ていうからだお、人使荒すぎじゃない??すぐに対応できたから良かったけど、、」
「そお?ぺいんのことになったらこの街の住民は何でもすると思うけどネ」
「っは笑、そりゃそうだがな…」
その時、ぺいんが、ぅ、ん、?
と言いながら起き上がってきた。
最初起き上がった時もそうだったが最初反応できず1拍置いた後に2人でぺいん(くん)!!!
と駆け寄る
「ッひ、!ごめ、ごめんなさッ!!迷惑かけてごめんなさい起き上がってごめんなさい急に倒れてごめんなさいッ!、」
「「…え??」」
「…ぺいん、?どうした?」
「ッひぃッ、!、ごめんなさ、ごめんなさい、殴らないでッ、!」
「ッ、、ぺいん、、」
「ぇ、ぺいんくん…、?」
「ごめんなさい、ごめんなさい、、」
病室にはぺいんの謝る声だけが響いた。
俺ら2人は両方共唖然としていた。
やっと、と思い起き上がったぺいんはいつも出勤時に自分を黄金の風呼びするような元気さは感じなかった。
「…えっと、ぺいん、?だよな?」
「はい、はい、すみません、、、」
「謝らなくていいんだよ、ぺいんくん、俺らのことは分かる…?」
「はい、分かります…、」
「え、?じゃあなんでそんなに謝ってるの、?」
「その、色々、迷惑かけて、、その、ごめんなさ、倒れた時も、2人に迷惑かけちゃったし、、病院にも、、迷惑かけて…、ごめんなさ、、ぅ、」
「っええ、?!どおしたのぉ、!ぺいーん!俺らが泣かしたみたいになっちゃうっ!!ぺいんが起き上がったってツイックスに上げたからギャングの人達も来るのに〜〜」
その時外で聞いていたのかと疑問に思うくらいピッタリな時間に病室の扉が勢いよく開いた。
皇「ぺいーん!起きたって聞いたから我が来たぞ!!!……え?」
ら「っやば笑」
ヴ&ア「おい💢?誰だぺいん泣かしたの。」
れりあ「誰?💢ぺーくん泣かしたの。」
皇「どおしたんだぺいん!!そんなに泣いたら目が溶けちゃうぞ!!」
ぺ「あぅ、ぇ、ぅ、?」
ら「いやいや、やめてくださいヴァンさん、モンD〜アルフォートさぁん、、、
違うんですよ、俺らだってびっくりして、、」
ヴ「言い訳か〜???」
ら「違いますって〜〜」
さぶろ「おかーさーん!!良かった〜起きて!このまま起きなかったらどうしようって思ってたんだよぉ!!良かったぁ〜!」
ぺ「ぁ、う、ん、、よか、った、、」
壺「あれイトセン起きたって聞いたんすけどここスか〜??」
壺「あれ?泣いてる??」
壺「誰にやられたんすか?俺今ロケラン持ってますよ???」
ぺ「ぁ、えと、その、、」
壺「あ、あそこの人達っスか??」
ぺ「あ、違、その、、」
壺「あそこの人達っスね了解です!こぉら〜イトセンになにしくれてんだァ!!」
ヴ「アァ?!誰だテメェは?!」
壺「あぁ?!なんだお前は!!こっちはロケラン持ってんだぞ!!イトセンいなかったらもう打ってたぞ?!イトセンに感謝しろ!!そして泣かしたことについて謝れ!!」
ヴ「アァン?!?!俺は泣かしてねぇよ!!コイツらだよ!!」
ら「俺らでもないですぅ〜」
壺「え?!アオセン?!」
ら「だから俺らでもないのぉ〜起き上がったと思ったら自己肯定感鬼低くなっちゃったのぉ〜」
皇「っええ??ぺいん??俺の事わかるか??」
ぺ「っはい、はい、分かります…分かりますッ…」
皇「ええ?!俺ら同期だろ?!💦敬語じゃなかっただろ!!」
ぺ「いえ、すみません、、おれ、その、」
ら「…ねぇぺいん、あの倒れたあと何があったの?辛かったらいいんだけど、出来れば教えて欲しいよ…」
ぺ「…っ、ぅ、わか、った…」
俺はドリーに目線を送り、メモを取ってもらいながら、ぺいんが倒れたあと何があったのかを話してくれた。
話を聞く限りあの後知らない世界に飛ばされて俺らがぺいんの悪口に近いものを言っていた映像を黒いぺいんから見せられ、泣いてしまったらしい。その後に黒いぺいんがその世界から出て行ってしまい、その映像が延々と流れている状況でメンタルがやられてしまったのだ。元々ぺいんはメンタル強くないから、そこで映像の方が本当だったのかも、と考えてしまったらしい。
話し終えて少し安堵したのかぺいんは泣き止んでいた。
「…やっぱりあの時1発でも殴ればよかったか…」
「…って、え??黒い人の事知ってるの??」
「ぺいんくんが苦しそうにした後黒いぺいんくんが起きたんだ、その後俺らがぺいんくんに体返しなよって言ってたら、その黒いぺいんくんがらだおの胸ぐら掴んで窓から飛び出したんだよ」
「っえ窓?!?!」
「そう、で駆けつけて下見ても何も無いから上見たら、その黒いぺいんくんから翼が生えてたんだ、」
「え!翼!!見たかったな〜〜!」
「いやいや、俺の事心配して?俺掴まれながら空飛んだんだよ??」
「あぁ、大丈夫だった?その後どうしたの??」
「その後らだおが黒いぺいんくんに手錠つけて翼掴みながら落ちてきたんだよ」
「えええ?!?!お前!大丈夫だったの!?!だから怪我してるのか!?!?!この街じゃ死なないからって無茶しすぎだよ!!」
「あは笑めっちゃ心配してくれんね^^」
これなら痛いの嫌だけど怪我してもいいかも…とか新しい扉を開きかける。
「…ねぇぺいん。俺らね、?ぺいんのこと大好きなんだ?だから映像でも誰かからそう言われても、気にしちゃダメだからね?」
皇「何か不安になったら我が抱きしめてやるぞ!!ほらぎゅー!」
ぺ「わぁ!あは!皇帝ありがと!!」
がし、
皇「うわぁ!」
ミ「…
何夫の前で浮気してんのさ…」
ぺ「え?!浮気じゃないでしょ!」
皇「そうだぞ!これは我ら同期同士のあつぅいぎゅーだぞ!!!」
ミ「なら俺だって同期だろ。」
皇「確かに!!」Σ(゚□゚)
ら「俺も同期だぞ〜」
皇「確かに!!」Σ(⋗△⋖ )
さぶろー「…ねー、おかーさん、まだ不安?」
ぺ「え?!、そんなことないよ!!」
ら「これは嘘。」
ミ「これは嘘だね。」
皇「これ嘘だな!」
ぺ「んええ?!、何で…わかんのさ…」
ら「だから〜ここにいるみぃんなぺいんのことだぁ〜い好きなの!」
ぺ「…ふーん、」
ぺ「…じゃあぎゅうして、」
ら「…ん?」
ぺ「だから、!俺の事大好きならギューしてって!!」
ミ「あは!ぺいんくん可愛いね〜」
「はいぎゅ〜〜」
壺「なんかコレめちゃ恥ずかしいスね…」
ヴ「焦げ茶色の風じゃなかったらやらなかったぞ…」
アル「…ちょ、これ大丈夫か…?」
れりあ「あは!ぺーくん!写真撮ろうよ!スマホのホーム画面にしたい!!」
ぺ「…写真、いいねそれ!写真撮ろ!!」
ら「はいはい笑」
ミ「すいませーん救急隊の方〜写真お願いできます〜?」
「はーい」
「はいとりまーす」
かしゃ!
「んへへ、」
俺はスマホを開き、ホーム画面の写真を見てあの日のことを思い出し、にやけてしまう。
「なに笑ってんだ〜?」
「あ、ぺいんくんおはよ〜」
「あ!らだお!ミンドリー!おはよ!!」
「お!ぺいん!おはよー!」
「おかーさん!おはよ!」
「あイトセン、おはざっス!」
「皇帝!さぶろー!壺浦!おはよー!」
「んふ!」
「ん?何〜?」
「どしたのぺいんく〜ん?」
「どうした?ぎゅーするか??」
「どうしたの?おかーさん、まだ不安?」
「どうしたんスか?ロケラン打ちまスか??」
「あは!皆俺の事大好きだな!」
皆「…、!」
皆「まぁな!!」
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以上。
元々ぺいんが歪みによって倒れて、皆が沢山お見舞いして愛され〜ってのを書きたかったんですが、だんだん詰め込みたくなってしまいました。だーペまで出てきてしまってすみません、後オチが思いつかず適当になってしまいました。でも私自身ぺいんが苦しんでる姿と、だーくぺいんのらだおへ掴みかかるシーンを書けたので満足です。
この後この作品のイラストを描いたので少しのせときます。(眩しい)
まだ作り途中の作品が何個かあるので出来次第上げますね。小説のご視聴ありがとうございました。
だーぺです。
よく考えたら『おや、』なんて言ってませんでしたね。
はてなまーくぺいんです。
暑いみたいですね。
目逸らしトラウマ(多分捏造)ぺいんです。
本気いやがりぺいんです。
これ、見てください。
手!!!!!!!!!
だーペの人差し指ちょぉっと変ですが…
手好きなんですよ…
これは名探偵だぺいんです。
やっぱりこの顔が一番好きです。
この顔が 描きたくて作品作ったも同然。
掴みかかり黒ぺいんです。
足絡ませてるの好き🤗
テラーノベルって画像アップ出来ないの悲しいですよね…
頑張って描いたのに…߹~߹
ということで長い作品の
ご視聴 ありがとうございました。
こんなになる予定では無かったんですがね…
また、出来ればよろしくお願いします
ハートコメント待ってます^^
コメント
2件
ァ、マジ、あの、はい。あれです。はい。(語彙力飛んでった) 翻訳》最高。