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こんにちは
作者です
最近全然投稿ができてなくて
間ごとに申し訳ございませんでした
新しい作品です
では
はじめ
私の気持ち
◯◯◯◯年 4月 ◯◯日
病院の中に赤ん坊の泣き声が響いた。
「かわいい女の子ですよ」
「無事でよかった!」
「可愛い子だね」
「無事で何より」
「この子の名前は?」
◯◯◯◯年 6月 ◯◯日
「井音」
「はい」
「井音は兄弟がいるとしたら妹と弟どっちがいい?」
「妹が欲しい!」
「そうか、今ね、お母さんのお腹の中に赤ちゃんがいるんだよ」
「赤ちゃんが?」
「そいだよ、井音の妹ちゃんかもしれないし、弟かもしれないよ」
「お腹の中に赤ちゃんがいるんだ」
「妹ちゃんだったらいいな」
「妹ちゃんでも、弟でもかわいがってあげてちょうだい」
「うん!」
#井音視点です
『私も兄弟が!
嬉しい!
絶対可愛がってあげる
いいお姉ちゃんになる!
そして
神様
お願い
妹がほしいの
いいお姉ちゃんになるから
お願いだ!』
それから一年
11月 ◯◯日
「井音」
「ただいま」
「お母さん」
「おかえり!」
「こら、お母さん今まだ回復していないからやめなさい! 」
「ごめんなさい、お父さん」
「まあ、ほら、井音の妹ちゃんだよ」
「妹ちゃん!」
当時、幼い私はこの世の中一番幸福な人だと思っていた。
だが
それは間違いだった。
切ります
バイバイ