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pnサンの体調不良です。嘔吐表情あります。
同棲設定、捏造強めです。今回大分ゲロゲロしてます。rd サン自慰してます
名前を借りているだけで本人様とは全く関係がないので理解してお読みください。
各自で自衛お願いします。
大好きなぺいんとが体調を崩した。最初はどうってことないと思っていた。涙声で呼び止めてくれたのがかわいかったなぁ何て思っていたものだ。
しかし、しばらくすると寝室から大きな音が聞こえた。急いで見に行くと、何度もえずき今にも吐いてしまいそうな彼の姿があった。
「ぺいんと!大丈夫か!?」
急いで駆け寄り背中を擦る。
彼は今、パニック状態だ。その事が俺自身を混乱させ、考えることができなくなる。
どうすればいい?苦しさを少しでも紛らわせないと。じゃあ何をすれば?このまま撫で続ければいいのか?
どうしていいのか分からず、ただ、撫でることしかできなかった。
「あう”ぅっ、せな”かっ、ぃや”ぁっ、っう”ぅ、はい”ぢゃうから”っ…」
「大丈夫だよぺいんと。早く苦しいのなくしちゃお?ほら、俺の服掴んで」
きっとぺいんとは吐きたいけど我慢しているのだ。優しく腕を取り、自分の肩に手を回させる。
服を思いきり掴まれる感覚があった。
「大丈夫、吐いちゃっていいよ」
精一杯の優しい声で言葉を掛ける。内心自分も不安で心が張り裂けそうだった。
「ぁぐぅっ、なでっ、ない”でぇっ」
今手を止めたら出そうにも出せなくなる。心苦しいが一定のリズムで撫で続ける。
「ぁう”ぅっ…」
と呻いたあと、ぐぅと胃が音を立てる。
「うう”ぅえ”ぇっ、ぁうぐぅぅ…」
しまった、と思った時にはもう遅かった。彼の口から胃の内容物が溢れ出す。
俺の服の上で吐いてしまったという事実が、彼の心の焦りをより一層掻き乱してしまっていた。身体が小刻みに震えている。
彼に対する心配と焦りの感情とは裏腹に、一種の感情が芽生えていた。
そう、今の彼の苦しんでいる姿はどうしようもなく淫らだった。
そんなことを思ったとたん、自分の考えていたことが最低なんだと分かり自己嫌悪に陥る。
「俺のことは気にしなくていいから、いっぱい息吸って?」
きっとうわべだけの言葉なんだろうな、なんて他人事のように思いながらも精一杯気持ちを込めて声を掛ける。
「っふぅ”ぅ、っあ”ぅ…ひゅっ、う”っ」
彼の身体が震えている。本当に苦しそうだ。
スルッと腕が力なく床に垂れた。相当疲れているのであろう。止まらない吐き気と切れそうな意識、その両方と戦いながら俺に迷惑を掛けまいと必死に頑張っている姿に身体が熱くなる。
「あ”ぐっ、う”うぇぁ”…っ」
再び、彼が嘔吐する。先程よりも速く呼吸を繰り返している。過呼吸気味の浅い呼吸だ。
大丈夫、そう言い続けるも本当にこの方法で合っているのか、もっと楽にしてあげることが出来るんじゃないかと不安が思考を停止させる。
これが最善だと信じ、背中を撫でることを続けた。
しばらく経つと、呼吸の乱れが収まっていき身体の震えがなくなっていった。
そう思ったときだった。
「んぅ”っ…」
ふっと彼の身体が自分にのし掛かる。
「ぺいんと…?」
恐る恐る声をかけてみるが返答はない。意識を失ってしまったのか。今のところ苦しそうに見えないからきっと平気だろう。
全く実感がわかず、さっきまで霧がかかっていた思考回路が晴れ、そんな冷静な事を考える。
「っえ…ぺ、いんと…?」
自分の呼吸がどんどんと浅くなっていくのを感じる。焦り、不安、心配、数えだしたらきりがないくらい負の感情が心を埋め尽くした。
あの時違う行動を自分がしていたら、苦しまずにぺいんを楽にさせてあげられたかもしれない。もっと早く気付いていたら、こんなことにはならなかったかもしれない。
後悔が次から次へと押し寄せる。
はっとした。こんなことを考えている暇があったら彼をどうにかしてあげろと、自分に言い聞かせるように心の中で呟いた。
彼を抱き上げ風呂場へ連れていく。触れた肌は異様に熱く、汗でべたついていた。
「んぁ、らぁ…?」
脱衣所に着いたとき、寝ぼけているような口調でうっすらと目を開けて彼が言う。よかった、大事には至っていないようだ。
「服、脱がすぞ。もう気分は大丈夫か?」
聞こえているのか分からないが一応そう訊ねた。ゆっくりと、彼に負担がかからないように服を脱がしていく。
「ん、もぅだいじょぶだよ…」
しばらく間があった後、あまり呂律の回っていない声でそう言う。
実際、大丈夫なわけがないだろう。ついさっきまで意識を失っていたのだ。質問が悪かったなと思う。
十分に温めたお湯で身体を洗い流していく。シャワーの音だけが風呂場に響いた。
汚れてしまった部分を洗い流し、タオルできれいに水分を拭き取る。
「辛かったら、寝てもいいからな」
「ん…」
そう返事をし彼はまた目を閉じる。未だ彼の体温は高い。正確には分からないが38度はゆうに越えているだろう。
下着とパジャマを着せ、リビングのソファへ運ぶ。そっと寝かせ毛布をかけた。
「んぅ…」
「ゆっくり休んでね、ぺいんと」
そう言いながら額にキスを落とす。乾いたリップ音リビングにが響いた。
起こさないようになるべく音を立てないように寝室へ行く。寝室のドアを開けたとたん、胃液特有の独特な酸の匂いが鼻を突く。窓を開け、空気を入れ換えた。
汚れを雑巾で拭き取り、ごみ袋に捨てていく。すべての汚れを無くし、最後に部屋全体に消毒液をかけた。これできっと感染症などにはかからないだろう。
ベッドシーツやカーペットを持ち上げ、洗濯機の中に放り込んだ。カーペットの替えはなかったが、ベッドシーツの替えはあったので新しいものに付け替える。
「ふうっ」
やることを終わらせ、一息吐く。もう少ししたらぺいんとをまた寝室へ運ぼうと思いながら、椅子に座る。
「っはは、まじか…」
ふと、自分の身体に体調不良ではない暑さを感じて下半身を見る。そこには、ズボン越しでも目を凝らせば分かるくらいに大きくなっている自分のものがあった。
俺は、好きな人が苦しんでいるのを見て興奮しているんだ。そう考えると、寝室での彼の姿がフラッシュバックする。
俺に迷惑を掛けまいと必死に耐えている、しかし生理現象には勝てず苦しそうに吐いている彼は、どうしても心配とは真逆の感情が芽生えてしまう。
この欲を解消しようとトイレへ向かった。
ズボンを下ろすと先程よりも持ち上がっているそれに、内心呆れる。普段見せることの無い彼の新しい一面を見れた気がして、そんなことを考えている自分が嫌になる。
「っふ、ぅん」
目を閉じ、あの時の彼の姿を脳内再生しながら自分のものを上下に擦る。普段一人でするときよりも感度が高く、自然と腰が動いた。
しばらく同じ動作を繰り返していくと、だんだんと快楽の波が押し寄せる。
「っあ、イくっ…」
全身がぶるっと震えた後、白濁の液体が自分の手を汚す。いいとも悪いとも言えない感情が全身を埋め尽くす。
「っは、俺って最悪なやつだな…」
手を拭き、後処理をしながら自嘲気味に呟く。
彼が吐いたとき鳥肌が立った理由が嫌悪によるものじゃないということは、きっとこの先誰にも言うことはないだろう。
性格が思っていた以上に変な方向に曲がっていたことに自分自身驚く。
仕方ないじゃん、かわいかったんだもん。
心の中でそう言いながらソファにいるぺいんとのもとへ向かった。
「よいしょっと」
静かに寝息をたてているを抱き上げ、寝室へ運ぶ。替えたてのベットシーツの上に彼を寝かせ、布団を掛ける。ふわっと漂ってくる柔軟剤の匂いが鼻をくすぐった。
全ての仕事を終えると、途端に眠気が襲ってきた。ふわぁとひとつあくびをし、彼のとなりで腕を枕にして目を閉じる。
このまま体調がよくなってくれればいいな、そう思いながら睡魔に身を委ねた。
温かい体温を感じ、閉じていた瞼を開く。寝起きでぼやける視界のなか、心配そうに見つめている彼と目が合った。
「んん…、ぺんちゃんおきたぁ?」
いかにも阿呆そうな声でそう話しかける。
辛そうにしていたぺいんとがこっち向いてる、かわいいな。呑気にそんなことを考えている自分の頭がだんだんと冷静になっていく。
「えっ!?もう大丈夫なのかぺいんと!」
ビクッと彼の身体が跳ねる。
数秒前までぽやぽやしていたやつが急に大声で話し出すから驚くのは無理もない。
「うん、もう大丈夫だよ…。あの、本当に、ごめん…。いっぱい、迷惑掛けちゃってごめん、なさい」
「もう!ほんとによかったぁー!」
寝起きだからなのか分からないがいつもと違う変なテンションで彼に抱き付いてしまった。
「へ…?」
その彼はというと困惑した顔でこちらを向いている。
「まじで心配したんだからな!」
「ぅん、ごめん…」
「そんな謝るな。お前が元気になっただけで俺は嬉しいから」
怒るつもりはなく、本心を言ったが少し圧がかかってしまったかもしれない。
でも、少しずつ体調が回復していっている彼の姿を見るのは嬉しかった。
「ごめ…あ、ありがとう」
困ったように笑いながらそう言ってくる彼に心が温まる。こんな風に幸せな日々がこれから先ずっと続いてほしい、と思いながら何度も幸せを噛み締めた。