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未來世紀城跡付近の海岸。 狂唖。
「、、、、」、、寒いな、、もうちょっとで太陽昇ってきそう、、「、、綺麗、、」「寒くないですか??」そう未來さんはクスクスと笑った。「、、大丈夫ですよ〜、、」「、、そうですか、、しかしあなた、歳をとりませんね、、何歳になりました??」「29」「ハハッ〜ww見えないな〜、顔のせいですね〜ww」「そうですか、、」「ねぇ、狂唖さん、、俺と一緒に駆け落ちしましょうよ、田舎でゆっくり暮らしましょうよ」「、、、、」俺は立ち上がり、未來さんの顔を見た。「アンタ俺のこと結構気に入ってたじゃん」「、、、、」「嫌なんですよね、何処の誰かわからないクソ餓鬼に好きな人とられるの、、どうです??」「、、俺の恋愛感情は狂ってるから当てになりませんよ」「、、、、」「相手にとって物凄い重いことで愛情表現しようとするし、、乱暴してきた父親たちみたいな愛情表現になるかもしれない、、酷いこと言うかもしれないけど、、アンタが俺の目の前で一度死んだ時、、悲しかったのは、、」多分これは、、「、、アンタなら、、俺を守ってくれるんじゃないかなと思って、、」「、、守るって、、阿蚋からですか??」「、、まぁ、、」「守って見せますよ??」「、、もう遅い、、俺のことは墻音が守ってくれるんですよ」「、、すごい自信ですね」「墻音は俺が育てたんですから」「、、自分を守ってくれるから墻音君が好きなんですか??」「、、それもあるけど、、今まで恋愛してきた人となんか違うんですよね、、」「、、??」「翠とハグとかキスしても俺にはそれが愛情をもらってるって思わなかったし、、小我太に関してはなんかセフレみたいなものだったし、、」「、、、、」「でも墻音に好きって言われたら、触られたりするとドキってするし、安心する、、」「、、俺は遅かったんですね、、もし墻音君がいなかったら、アンタは俺と駆け落ちしてくれてました??」「、、しないかも、、アンタより大切な人はたくさんいるし、、」「もし墻音君が死んだらアンタは俺のところに来てくれます??」「、、行かない、墻音が死んだら俺も死ぬ」「じゃあ、墻音君がめちゃくちゃエッチが下手くそだったらこっちきてくれます??」「あの、さっきから何その質問、、!?」俺は未來さんの顔を見た。すると未來さんの目には涙が溜まっており、床にポタポタと落ちて行った。「あ、あれ、、あんまり泣くことないんですけどね、、変ですね」「、、、、」「アンタは支配されることでしか愛情を感じないんでしょ、、それを優しい優しい墻音君に強要するんですか」「、、うんん、、今は墻音なりの愛情が欲しい、、」「、、、、」「でもそれで足りなかったら、ちょっとだけお願いしよっかな〜って、、ww」「、、そう、、ですか、、墻音君はアンタのどんな願いでも受け止めてくれるんですか??」「、、うん、受け止めてくれる、、今までだってどんな俺も受け止めてくれなんですから〜」「、、ハハ、、アンタのそんな笑顔初めて見たな、、」「ハハッ、、ww墻音の話をしてる時の俺楽しそうでしょ〜、歌星にも言われたんだよな〜」「、、俺は手遅れだったんですね」「んー、、そうですね」「、、最後に一つお願いしていいですか??」「、、??」「最後にもう一回アンタにキスしたい」「、、、、」「それが終わったらアンタは墻音君にあげる」「、、キスはダメです」「んじゃあ、ハグは??」「、、ちょっとだけなら、、ブハッ!!」俺が返事をした瞬間、未來さんは俺を抱きしめた。「、、??」「、、俺がしたかったのに、、アンタみたいな、、どうしょうもない人、、俺が愛してあげたかった」「、、、、」「墻音君との恋人生活は邪魔しません、、でも、、これからも、、死ぬまで、、アナタのこと思っててもいいですか、、」「、、俺それに似たようなこと小我太に言いましたよ、、」「、、、、」「でも、時間が経てば輝いてて、目がチカチカして、、一緒にいるとドキドキする王子様みたいな人が現れるんです、、アンタも、、きっとそのうち俺のことなんて忘れちゃいますよ〜」「、、人の気も知らないで酷いこと言いますね、、いませんよ、、そんな人、、これからもできません」「、、、、」「死ぬまでアンタを好きできます、、だからアンタも、、死ぬまで俺のことは覚えていてください」そう未來さんは腕に力を入れ、強く抱きしめた。「、、時々思い出しますね、、」「それで充分です」「、、、、」「、、クソッ、、なんだあの餓鬼、、」「、、、、」肩が濡れてる、、俺が想像してる以上にこの人俺のことが好きなんだ、、「、、、、」小我太も俺を振る時、、こんなんだったなのかな、、。俺は未來さんの体に腕を回そうとした、、「、、、、」、、違う、、俺小我太に思わせぶりみたいなことされて傷ついたんだ、、翠に思わせぶりみたいなことして傷つけたんだ、、「、、、、」俺は腕を引っ込めた。「、、、、」、、もうこれ以上、、恋愛で誰も傷つけないでおきたい、、「、、ありがとう、、未來さん、、二度目の人生楽しんでね、、」
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「え、墻音君19歳!?」「うん〜」「え、えぇ、、25歳ぐらいだと思ってた、、」「老けてるってことですか??」「違いますよ〜、しっかりしてるなと思って」「当たり前でしょ〜、誰が育てたと思ってんの〜」「まぁ、ダメな親見たら自分はちゃんとしなきゃって思いますよね〜」「あ??」「あ、失礼」未來さんはクスクスと笑った。「、、、、」「、、狂唖さんはまだ墻音君に好きだって伝えてないんですか??」「、、伝えたけど、墻音多分覚えてない」「、、??何それ」「さぁ、、」「、、でも墻音君にちゃんと告白する前にやることあるんじゃないんですか、、」「、、??」「アンタ、未練タラタラな人いるじゃん」「、、え」すると「あ、戻ってきた」「、、小我太??」「あ、小我太さんだ」「ずいぶん長いこと外いたね、朝ごはん作ったから、みんなで食べよ」「えぇ〜!!ありがとうございます〜!!俺のために〜」「未來さんの為じゃねぇよ」そう言い小我太はキッチンに戻って行った。「、、アンタと小我太さんの関係、、小我太さんがセフレだと思ってるから、アンタもそう思わざるおえないんでしょ、、」「、、小我太には風磨居るよ、、それに俺はもう別に好きな人いるし、、」「、、当時の想いをそのまま伝えればいいんですよ、、」そう未來さんは言うと、俺の元を離れた。「あ!!風磨じゃん!?」「え、生きてる、海で溺れりゃ良かったのに、、なんでやらなかったんだよ狂唖」「面倒臭かったから」「一応する気ではいたんだ」「怖い〜」「どの口が言ってんだよ」風磨と未來さんはそうふざけ合ってた。「、、、、」「、、ん、狂唖さん」「、、??」俺は後ろを振り返ると、好きな人がいた。「長いこと外いましたね、耳赤いですよ」「え、マジ??」「大丈夫ですか」「ん〜、俺寒さに強いのかも」「嘘つけ」「えぇ〜、本当なんだけど〜」、、耳赤いんだ、、俺、、「、、まぁ、、確かに寒かったかも、、」、、今だけ、、寒さのせいにしとこ、、。