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わきゃー\( 'ω')/ウオオオオオオアアアアアアアアアアーーーーーッッッッ!!!!
「どうしたの?急にボクを呼び出して」
東条さんが呼び出したあとすぐにモノクマが出てきた。
「話があるのよ。わかっているでしょう」
これが東条さんの静かな怒り…怖い…!
「はえ?なんのことでしょう…なんてね!そんなにピリピリしないでよねー、まったく。幸福が逃げちゃうでしょ?」
「そんな事はどうでもいいのよ…。それより薬の件。知ってるわよね?」
モノクマは少し考える素振りを見せた。
「うん、勿論知ってるよ。なんてったって、そこの入間さんに薬の元をあげたのはボクだからね!」
と、謎にドヤっていた。
「やっぱ皆暇そうだったし、いい火種になるんじゃないかと思ってね!先生のちょっとした親切心だよ。礼はいらないよ、うぷぷ…」
「そんな親切心いらないよ!」
「まあ酷い。せっかくわざわざやってあげたっていうのに、そんな言い方はないよぉ…しくしく。」
すごいウソ泣き。王馬くんの比じゃないよ…
そんなモノクマに東条さんはどんどん怒りを募らせていく。
それでも喚いたり、一方的に怒ったりし始めないのがすごい。やっぱり、超高校級のメイドなだけあるね…!
「それは置いておいて。その薬を作ったんだから、治す薬も勿論、あるわよね」
「はあ〜、わかりました。準備してあるよ。ていうか、僕の元に来るの思ったより早かったね。もう少し楽しんでくれていいのに。しょぼーん…。」
「こんな状況楽しめないわ。早く治療薬をこちらに渡して」
モノクマはポケットを探るように手を後ろに回しゴソゴソとしていた。が…
「あり?無い…」
「…え?」
「いやあ、ごめんごめん。よーく探したけど見つかりませんでした。てなわけで、もーちょいこの状況を楽しんでね〜!じゃ!」
「…ええ〜!!!」
東条さんはふかーくため息をついた
「あのモノクマでもこういうことがあるのね…いや、これも思惑なのかしら」
と、ブツブツと呟いている。
「ひとまず最原くん達を探しながら薬を探せばいいんじゃない?ほら、最原くんがどうなっているか心配だし…」
「…そうね。そうしましょう」
「オレ様はついて行かねーからな!!」
東条さんはスっと入間さんを見やる。
「あら。薬を調合した責任を負わないつもり?」
「…ついて行けばいーんだろ!?…なんでオレ様がこんな目に…」
半泣きでついてきてくれた。
「にししっ、なんか面白いことになってるね!」
と、ゴン太に悠々と話しかけてきたのは、
王馬だった。
「あ、王馬くん!」
「これ最原ちゃん?何があったの?まさかゴン太…」
王馬は顔面蒼白で、「見てはいけないものを見てしまった」というふうに演出する。
もちろんゴン太は騙され、本気で弁解し始めた。
「違うよ!ゴン太じゃないよ!!ゴン太は何もしてない!!」
「じゃあ誰がやったって言うんだよ!!ゴン太の人でなし!!」
「そ、それは…あ」
最原がのそりと起き上がる。
「…て」
「最原くん!起きたんだね!心配したよ、だってゴン太―」
「どうしてみんな僕から逃げていくんだ…」
『…え?・は?』