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ははᐠ( ᐛ )ᐟ落書きだよ
🩷目線
今日は新しい高校の入学式
中学のとき頑張って勉強して、第1志望の学校に入れた
でもここは校則が厳しく、退学にされることもあるらしい
でも、問題になるようなことをしなければ退学になんかならない…はずなのに。
先)この学校では家柄によってクラス分けをする、各自苗字と住所を書くように。
桃)…え?
うちの家は普通の一般的な家だ。
それに、両親の努力もあって俺はこの場に居れている
それに比べて、エリートが集まるこの学校では身分の高い人ばっかり。
桃)せ、先生!もし…身分が低かったら…どうなりますか…?
先)場合によっては退学だな
桃)…は?
先)何か言ったか?書いてないのはお前だけだぞ
桃)あ…はい…
先)これよりクラス発表を行う
先)それと、退学の生徒の名前も発表する
先)桃音、お前だ
桃)…は?
桃)…先生、なんで俺なんですか?
先)それは…学校の方針であって…
先)お前は、この学校にいらないんだ
桃)…俺、何かしましたか?!
桃)学校に害を与えましたか?!
桃)こっちは3年間勉強して、親にも負担をかけて、この学校に入るために!たくさん努力したんですよ?!
桃)なのに…なんで退学なんか…!ポロポロ
先)…すまんな、生徒の仕分けをするのが俺の”役割”なんだ
?)せんせ、大人がそんなことして恥ずかしくないんですか?
桃)…、?ポロポロ
先)お前は…
紫)いるま、先祖がちょっと有名なだけで普通の家庭ですけど?
先)お前のどこが普通だ?こっちは名門しか集めていないんだぞ
紫)あいつに大きな可能性があるかもしれないのに?
先)チッ…まぁいい…家柄も悪くはない…今回は見逃してやる
紫)最初からそうしろよ、カスがボソッ
桃)あ、あの…ありがとうございます…
紫)…気に食わんかったから言っただけだし
この判断が、間違っていたのかな
俺は校長に呼び出されて、退学が決まった
桃)なんで…なんでよ…
校)1年間ここに居れたことをありがたく思え
桃)チッ…
ー1年後ー
俺は留年して、もう一度試験を受けることにした。
どうしても、あいつが気に入らなかった
桃)次こそはぜってぇ通ってやる…
先)ではここに苗字と住所をかけ
桃)カキカキ
でも案の定…退学だった
紫)っはぁ…またやってんすか?(呆)
先)生徒のくせに生意気な…
紫)そーゆーあんたが1番無様ですよ?そんなことしてて人生楽しいですか?
先)…でもこれは決まったことだ、お前が口出ししても何も変わらん
紫)…はぁ、しょーもな
桃)…ありがとね、”去年も”助けようとしてくれて
桃)…またどこかで会えたらいいね、じゃあ、ばいばい(諦)
紫)おま…去年の…!
桃)…さようならニコッ
これが、彼に対しての最初で最後の笑顔
うまく笑えてたかな、
また、どこかで会えるといいな、
‐𝑒𝑛𝑑‐