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egi×kni
病み?
rd視点
それはある夏の夜の話
kni「だから、何回言ったらわかんの?」
空気がピリつく
egi「…チッ、うるせぇよ」
egi「なんで言うこと聞かなきゃなんないの?」
お察しの通り。egiとkniが喧嘩してます。
それも本署の中で
2人ともまじで人の目とか気にしないからなぁ
それはいいことでもあるんだけど…うん
まぁ、なんで喧嘩してるかって言うと
egiが無茶しすぎるから
この前もみんなダウンしてるっつーのに
1人で突っ込んで行ってボロボロになって帰ってきて3日間目が覚めなかった。
その前も自分を巻き込んでグレ投げて勝って、
もうめちゃくちゃだ
egiはどっちも勝てたんだからいいじゃん。って
kniは無理があるいつか限界が来る。その考え方はやめろって感じ。
俺も一応kni側ではあるんだけどここで口を出したらややこしくなりそうなのでコーヒー片手に
口を慎んでいる。
そして何故か横にいるmgは参戦したそう。
マジでやめてくれ
egi視点
なんで分かってくれないの
先輩なら、kniなら分かってくれるでしょ
…役に立ちたいんだよ
頼むから役に立たせてくれ。
いいとこ見せたいんだよ。
俺にもこれくらい出来るぞって
俺にはみんなみたいに出来ることがないって
思ったらどんどん底に落ちてく気がして怖いんだ
頭がぐるぐるして気が狂いそうになる。
kni「…マジで、考えたらこんなこと分かるだろ」
kni「なぁegi」
この人圧すごいんだよ
…
egi「じゃあどうすればよかった?」
egi「1人だけしっぽ巻いて逃げればよかったの?」
egi「かっこ悪っw」
思ってないことまで口走っちゃう
kni「手段選べっつってんの」
kni「そんなすぐ対応しなくてもよかったはずだろ、俺らを治してもらってからでも遅くなかったはずだ。」
kni「…それとも何?死にてぇの?」
「死にてぇの?」
…そうだ俺
そうだ
そうだよ。kni。
俺は
egi「死にてぇよ」
…
言った瞬間。腹が立つくらいにうるさかった
蝉の鳴き声が消え去った。
そして俺の頬は弾かれた
kni視点
気づいたら俺はegiを殴ってた。
こいつは何を言ってんだ、いや
俺は何を言ってんだ?何言わせてんだ?
死にてぇだと?
egiの胸ぐらを掴む
kni「てめぇ、もういっぺん言ってみろ。あ?」
egi「…」
今まで、俺はegiが警察に入ってきてから
こいつのことずっと守ってきたつもりだった。
話が合うし直属の後輩だから
…なのになんで
egi「殺せば?俺の事」
kni「はあ?」
kni「マジで、頭狂っ───」
egi「…殺してくれないならいいよもう!」
ドンッ
egiは俺を突き放して本署を出た。
rd「…はぁ、…」
mg「egi…追いかケテくる!」
tubo「なら俺も行くぜ」
oruk「お、orukも行くぞ!」
何やってんだ俺は
は?
何してんの
足が動かない
後輩相手になにしてんだ?
自分の足元を見る。
ほんとに俺は出来損───
グイッ
だれかが俺を引っ張る
rd「しっかりしろkni。追いかけるよ」
kni「お、あっ…!」
kni「うん、」
egi視点
バカじゃないの?
もう…。
ぜんぶおれがわるいんだ
kniごめん。
俺さ、お前の良い後輩になれなかった
無意識のうちに走らせていた車はいつの間にか
海に着いていた。
場所がバレたらまためんどくさいから
ご丁寧に退勤までしてGPSも切った。
何より今の俺の涙でぐちゃぐちゃになった顔を
誰にも見られたくないから
…
前々から警告はしてくれていた。
グレ投げて自爆特攻した時も
kniは苦笑いしながら
「…何やってんだか、w」
「あんまそーゆー事やりすぎんなよ」って
俺が全部受け流してた。
この方法が最善だと思ってるから
これ以外思いつかないから
俺が馬鹿だから