egi×kni②
どうしようもない自問自答の区切りが着いた頃。
急に海の中に入りたくなってきた。
夏とはいえ夜の海は冷たい。
でも何故か興味が湧いた
靴を脱いでズボンもまくる。
海は蝉の鳴き声も聞こえず、
静かに波の音が響くだけ
ただ無心で海の奥へと向かっていく。
冷たさは感じなかった
丁度腰辺りまで浸かってきてやっと我に返った。
気づかなかったら溺れてたかもしれないと思うとヒヤッとする
ズボンも当然水に浸かっている。
それにしてもぼーっとしすぎだろ
車にもどりトランクにあったズボンと履き替える
そろそろ家帰るか、
何をしにここに来たのか俺にもよく分からない
kniと言い合いになってパニックになってた。
でも暗いし帰ろう。いいやもう
俺が浜辺を去ろうとした時。
後ろから足音がした。
ジャリ
egi「…あ、」
見覚えがありすぎる車。
まっずい
やっば。逃げなきゃ
kni「おい逃げんな」
逃げんなって言われて逃げないやつおる????
いねぇよ
急いでエンジンをつける
バァン
…タイヤやられたな
早いんだよもー
kni「いいから出てこい」
kni「もう怒鳴んないし、。」
なんか気まずそうな顔してんじゃんこいつおもろ
てか、あんな振り切って逃げてきたのに…
俺どんな顔すればいいの?
とりま出るか…
egi「…なんすか」
あーやばいって!!!俺態度悪いって!!!!
どしよどしよ、ねーもうやだぁ
この人とマジ喧嘩したくない
kni「俺、は!」
kni「間違ったことは言ってないって思ってる」
前から薄々気づいてはいた
kniが正しい
普通に考えて俺がやってる事は自爆特攻。
無茶だってこと
でも今更自分を曲げるのもどうかと
思っちゃって、
kniに指摘されたことで今更曲げたらかっこ悪いしなんというか、負けたみたいで嫌だった。
すごい子供だったと思う。
kni「でも殴ったり、egiの意見をちっとも聞こうとしなかったのは悪かった。」
kni「ごめん」
そう言って頭を下げるkni。
やめてよ悪くないじゃんか
…仲直りってどうやってやるんだっけ
あーもう、くそ
そういや、この前rdとpnが喧嘩してたよな
仲直り…仲直り、
あ、
egi「俺も!悪かった!!」
ガバッ
俺は勢いよくkniに抱きついた
kni「うっ…」
kni「ッ…www」
kni「分かったから!抱きついてくんな!!」
egi「…うぅ」
egi「うるさい!」
kni「子供かよww」
egi「…ぅぁぁ」
kni「泣くなって!」
egi「泣いてねえよ!!」
本署
rd「kniおかえりー…って、」
rd「..何抱き合ってんの.wwwwww」
kni「抱き合ってねぇよ。抱かれてんの」
kni「笑うな助けろ」
egi「絶対離さん」
end
コメント
3件
初コメ失礼します! いつも楽しく物語見させてもらってます! リクエストなのですが、話の中にあった、「らだ、ぺんの喧嘩」を見てみたいなって思いまして… 良ければお願いします! 無理だったら全然大丈夫です! 今日のお話もとても最高でした!✨ これからも頑張ってください!