🍷(デリザスタ) 💎(セル・ウォー) 🤡(ファーミン)
💎(…寝ちゃってた…あれ?、デリザスタ様も隣で寝てる)
💎「デリザスタ様。起きてください、朝ですよ」
🍷「…うん~、寝ちゃってたのか」
デリザスタは起きて顔を洗ったり髪を整えたりする
🍷「セル坊いま何時~?」
💎「7時55分です」
🍷「え~まじ~?」
🍷「そういえば今日も会議あんじゃ~ん、メンドクサぁ~」
💎「あの、会議の時間帯って……」
🍷「確か8時だったかな~~」
💎「へ⁉なら急がないと遅刻しますよ」(汗)
🍷「でもやる気でないも~ん」
💎(子供か………っ!)
🍷「あ~、でもセル坊が俺っちになんかしてくれたらやる気出るかも~」
💎「えっ」
🍷「ほら~、早くしないと代わりにセル坊がお父様に怒られるかもよ~?」
💎(な…なんかってなんだ…っ)
💎「あぁっ、もうっ!」
デリザスタを強く抱きしめる
セルはとっさでやった行動だが、あまりにも羞恥心が大きく頭の中はパニック状態である。
セルの意外な行動でデリザスタは少し戸惑ったが、すぐに嬉しそうな表情になる
🍷「ハグとかまじウケるわ~」 (笑)
💎「うぅ……///」
💎(なんで僕がこんなことを………///)
デリザスタがセルの頭をクシャクシャと撫でる。
💎「も…もう8時になりますよ!///」
🍷「はいはい、んじゃ、行くか~」
デリザスタはご機嫌そうに部屋を出ていく。
💎(はぁ…確実にデリザスタ様に手のひらでもてあそばれてるな……)
セルは少し遅れて部屋から出る。
自身の仕事を終わらせたときには、既に時刻は18時になっていた。
💎「ん、確か今日がドミナ様のお誕生日だよな………?」
💎「急いで準備しないと………」
急いで会場に向かい
他の部下たちや兄弟達は既に来ていた。
デリザスタの方を見ると楽しく部下たちと談笑していた。
少しモヤモヤな気持ちになりながら
こういった場は変に目立たないため、皆とは少し離れたところに座る。
💎(はぁ…ほかの奴らも僕とおんなじ強制参加か…)
セルは暇そうに部下たちを眺めている。
🤡「……セル」
💎「うわああ⁉」
突如後ろからファーミンが現れて椅子から転げ落ちる。
💎「ふぁ……ファーミン様……?」
ドッドッドッドッ (心拍音)
🤡「?、そうだけど」
💎「な、何か僕に御用ですか?」
🤡「僕は用がないとセルに話しかけちゃダメなのか?」
💎「いえ、そういうわけでは」 (汗)
🤡「それならよかった」 ニコッ
💎(ファーミン様が笑った⁉)
🤡「ちょうどセル以外話が合う奴がいないんだ」
🤡「エピデムはプリンしか言わないし、ドミナに関しては殺意を向けられるし」
💎「そ…そうなんですね」
💎(エピデム様に限ってはいつものことだと思うけれど………)
💎(そういえば、こういった場ではだいたいファーミン様と話したりすることが多い…)
💎「ファーミン様はここでの話し相手以上に僕に固執してますよね。それはなんでなんですか?」
🤡「言われてみれば、確かにそうだな…」
🤡「……」
🤡「……」
🤡「わかった」💡
💎「?」
🤡「セル、お前が欲しいからだ」
💎「ふぇ⁉」 Σ(゚Д゚)
驚きが隠せず変な声が出る。
🤡「これ以上ここで話すのもなんだし、少し廊下の方で話そう」
💎「え、えと、はい……」
セルは言われるがまま、ファーミンに付いて行く
🍷「………」
🚹「デリザスタ様、どうしましたか?」
🍷「いやぁ~、なんでもねぇよ~…」
💎「あ、あの。ファーミン様の話を聞く前に、僕から一つ言わないといけない事があります」
🤡「なに?」
💎「…僕には最近許嫁ができたんです。」
💎「なので、ファーミン様のお気持ちには……」
🤡「知ってる」
💎「え⁉」
🤡「さっきお父様から話された」
💎「なら」
🤡「たかが許嫁ができたくらいで、僕がセルを諦めるとでも?」
🤡「許嫁はお父様が決めた相手、そこにセルの意思は含まれていない、違うか?」
💎「……」
🤡「沈黙は肯定だと受け取るよ?」
🤡「許嫁の相手に恋愛感情が無いなら。…セルの恋人になるの、僕じゃダメ?」
ファーミンにそう言われ、セルは少し考えてしまう。
💎(…僕はデリザスタ様の事をどう思ってるんだろ)
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