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〜💜side〜
⛄️「お疲れ様でした!」
全員で雑誌の撮影を終えてカメラを見てチェックをしている。
俺たちはグループでの仕事はもちろん有難いことに最近は個人仕事が中心でなかなか全員が揃わないことが多くなった。
久しぶりに全員揃ってテンションが上がっているのかみんなやたら元気だ…わら。
…けど…
💛「…みんなワイワイするのもいいけど警戒はしとけよ。」
💜「…もちろん。」
💚「分かってる。」
照の言葉に頷く俺ら。
スタッフ「うわあああああああああぁぁぁ!」
⛄️「……………………!」
そんな中で響き渡るスタッフさんたちの悲鳴。
☠️「ぐわあああああああぁぁぁ!」
そこにはいつの間にか多くのガイコツのような化け物が居てスタッフさんたちを襲い始めていた。
🩷「止めろ!」
💙「ちっ‼️💢💢何度も何度も懲りねぇなぁ!」
🖤「皆さんには手を出させない!」
スタッフさんたちに襲いかかっているガイコツたちを見て真っ先に動き出した佐久間に続いて翔太とめめも戦い始めてくれた。
佐久間はピンクと白の綺麗な粒子を打ったり自分を粒子化してガイコツたちを翻弄している。
翔太は水を出しながら一気に倒してめめは氷を出してガイコツたちを次々と倒している。
数は多いけど3人なら問題ないはずだ。
💛「早くここから逃げてください! 」
❤️「化け物たちは俺たちが倒します!」
🧡「安心して逃げてください!」
💚「怪我ですか?俺が治療しますよ!」
🤍「俺も手伝うよ!」
💜「おっと!やらせねぇよ!」
残った俺たち6人でスタッフさんたちの避難と怪我の治療をしていく。
逃げていく間にもガイコツたちは襲いかかって来る。
照は電気を、舘さんは炎、康二は砂を出して倒しながらスタッフさんたちを避難させていく。
阿部ちゃんは俺たちの中で唯一治療が出来るから怪我をしてしまったスタッフさんたちをお願する。
阿部ちゃん1人だと負担がかかってしまうからラウールも特訓を頑張ってくれて回復の白い光を出せるようになってくれた。
その2人の側で俺は念力を打ってガイコツを倒す。
化け物が出てきても慌てなくなったのはもうずっと長い間戦っているから…嬉しくないけど。
💛「一通り終わったな。」
💜「ああ。なんとかなったね。」
💚「みんな怪我とかしてない?」
🧡「俺は大丈夫やで!」
❤️「俺も大丈夫だ。」
🤍「早く3人のところに戻ろう!」
スタッフさんたちの避難とガイコツたちを倒し終えた俺たちはスタジオに残って戦ってくれている3人の所へ戻ろうと動き出したその時だった…
『ぐわあああああああああああぁぁぁ!』
💛💜❤️💚🧡🤍「……………………!」
そこにこの世のものとは思えない生き物のような何かの鳴き声が聞こえてきその声に思わず耳を塞ぐ。
それにその鳴き声に共鳴してなのか振動で揺れている。
💛「伏せろ!」
照の声を聞いて耳を塞ぎながら地面に座り込む。
🧡「…な、なんやったんや…」
💚「…分からないけどスタジオの方からだよ…」
💛「…行くぞ!」
鳴き声が止まって揺れも収まり急いで3人がいるスタジオへと走る。
🤍「…しょっぴー!」
🧡「…めめ!」
💙「…うっ。」
🖤「…ラウール…康二…」
💚「佐久間!佐久間!」
❤️「佐久間!しっかりしろ!分かるか?」
🩷「…あべ…ちゃん…りょう…た…」
💚「…良かった…。待ってて回復するから!」
💜「…なんだよこれ…。…3人ともボロボロじゃねーか…。」
💛「…スタジオもすごいな…。」
スタジオに入るなり至る所に穴が空いたり、壊されている壁や地面。
そして撮影用具も破壊されてボロボロになったスタジオを見て愕然と立ち尽くす俺と照。
並んで座っていた翔太とめめのところに康二とラウールが、少し離れたところに倒れて意識が朦朧としている様子の佐久間のところに阿部ちゃんと舘さんが駆け付ける。
相手はいつも戦っているガイコツ…つまりは雑魚だ。
そんな奴ら相手に3人がこんなに重症になるはずがない。
考えられるとしたらさっきの謎の鳴き声を持つ何かだ。
💙「…もう少しで…倒し終わる…ときに…急にガイコツたちが…1つになって…巨大な…怪物になった…。」
💜「…え?」
俺が…いやみんなが何が起きたのか知りたがっていると思ったのか翔太がゆっくりと話してくれた。
🧡「…ガイコツが変わった?」
🖤「…うん。…信じられないと思うけど…。」
ラウールの治療のお陰かすっかり傷も癒えた様子の翔太とめめ。
🖤「サンキューラウール。」
💙「…無理させてごめん。」
🤍「このくらい平気だよ!2人が無事で良かった。」
🧡「ホンマや!ごめんなぁ戻るのが遅くなって…!」
🖤「大丈夫だから笑」
💙「泣き過ぎだ!」
もう涙でくしゃくしゃの康二がめめと翔太に抱きつく。
🩷「…大分良くなったよ。」
💚「…ほんとに?」
🩷「ほんとだって笑…それにこれ以上は阿部ちゃんが倒れちゃうから…。」
💚「…俺は別に。」
❤️「阿部が倒れたら佐久間のことを言えなくなるよ?」
💚「舘様まで…」
佐久間も阿部ちゃんのおかげで全快とは行かなくても何とか元気になってくれた。
💜「スタッフさんたちに説明してこないとな。」
💛「俺も行くよ。」
何とか無事に回復してくれた3人を見て一安心した…。
💛「…さっきの翔太の言葉…」
💜「ん?ああ。まさかガイコツたちをさらに進化させてくるとはねぇ…」
スタジオを出てスタッフさんたちに説明をするために照と並んで廊下を歩く。
事情を話すっても俺たちが能力者で襲ってきたのは闇でその闇と戦っているなんてことは言えないから何とか誤魔化すしかないんだけど…。
💜「奴らもいよいよ本気を出してきたってとこかもね… 」
今までは雑魚を送り込んで来ていただけで奴らのことは詳しいことは何も知らない俺たち。
もしもっと強い奴が出てきたら…勝てるのだろうか…。
どんな手を使って来るか分からない奴らに…。
照も同じ考えなのか俺たちは何を話すことも無くただ無言のまま廊下を歩いて行った。