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『せっXしないと出られない部屋』
「へ…?」
唐突に現れたその文字と一緒に大きな白いベッドが目に入る。さっきまであったか、?なんて考えながらベッドに近付いてみる。
「……キィニチ、これって」
するしかないんじゃないか、という言葉をぎりぎりで飲み込む。もう一度よくベッドを観察してみるが何か仕掛けられているわけではなさそうなのでキィニチをベッドに寝かせた。
手を離そうとする瞬間、名残惜しそうな顔をするキィニチを見逃したわけではない。しかし、アハウもキィニチも男なわけだし、それとは関係なく恋仲というわけでもない。おまけにキィニチはそういう経験もない(だろう)。
「あっ、はぅ…ッ//」
「…そんな顔すんなよッ、襲っちまうぞ」
冗談のつもりで放った言葉が案外ガチトーンになってしまったのは、紛れもなくこいつ、キィニチのせいだ。こんなにも美形な奴が火照った体でアハウの名前を呼んでいる。さすがのアハウも何も感じていない訳ではない。
「、いから…//こっち、来い…ッ///」
「っ…ああー!もう!後悔しても遅いからな!!」
キィニチの一言で遂にアハウのブレーキは壊れた。元々考えるのも我慢するのも得意ではない。なるようになれと思いながらアハウはベッドに上がった。
「ぅッ、っうぁ…//くっ、…///」
「ちゃんと息しとけよ」
ベッドの下にあったローションらしき液体で中を解していく。最初はぐぷぷ、と肉が割れていく感覚に異物感を覚えていたが、段々と快楽に変わっていった。
2本、3本と指を増やしていき、キィニチの様子を伺う。確か気持ちよくなれる部分があったはず、なんて考えながら中を解す。
「、あ゙っ…!?//ま、てっ…あはう、!///」
「お、当たりか?」
ある一点をグリグリと押されどうしようもないような快楽に襲われる。肉壁を擦られるのとはまた違う、ピリッとした感覚が身体中に走るような快感に腰を大きく仰け反らせた。
今まで感じたことの無い快楽から逃れようと身を捩らせるが簡単には逃がしてくれない。バタつかせた足は宙を蹴り、行き場の無い手はシーツにしがみつく。
気持ちいい、ひたすらその感情で頭がいっぱいになる。
「ぁっ、はうっ…!///イっ…ッ////〜〜〜っっ!!///」
ぱたぱたと、白濁色の液体が勢いよく腹の上に飛び散る。黒い服に白い精液がよく目立つ。服を全て脱がせなかったのは失敗だったか、と今更ながら思う。
散々甘イキした後の絶頂は相当刺激が強かったようで、キィニチの身体はしばらく経ってもビクビクと余韻に浸っていた。
「まだへばるんじゃねーぞ」
そう、本番はここからなのだ。扉が開く条件は性行為なわけで。
アハウは脱力するキィニチに熱を持ち脈打つそれをあてがう。ひくひくと動くキィニチの後孔はまるでそれを求めるようで、アハウを昂らせる。
「あ、あ゙ぁッ、〜〜っ?///」
「っ、力抜けってッ」
圧迫感と、指とは全く違うものが挿入ってくる感覚に息が詰まる。熱くて大きいそれがゆっくりと奥へ侵入してくる。
キィニチの中はまるでアハウを求めるように、離さないようにきゅうきゅうと締め付けてくる。その感覚にアハウは内心高揚している。
ぐちゅ、ちゅくという卑猥な水音は静かな部屋に響きキィニチの羞恥心を煽る。その感情もまた、興奮する材料へと変わる。
「、奥まで入った…か?」
「あっ…んッ//ぅ、そ…///」
こちゅ…と奥に触れる感覚。それを合図にゆっくりと律動を始める。
それに伴う肉壁の擦れと前立腺の刺激にキィニチは恐怖を覚えるほどの快感を感じている。アハウに足を掴まれ、暴れる事で快楽を逃す事もできず、身体はストレートに快感を受け取っていた。
目の前はチカチカと点滅し、口からは涎が流れ落ちる。よく回る頭も、もう働いていない。
キィニチはアハウの顔を見つめる。なんだか少し、苦しそうな顔をしている気がして、もやもやとした感情に襲われる。
「ッ゙〜…ぁッ、はゔっ…♡//ん、〜〜…///」
「あ?なんだよ」
アハウの背中に手を伸ばして求めるように抱き寄せる。顔を見て、やっと1つの事実に気付く。それは、自分ばかり善がっていてアハウはあまり満足していない、ということだ。
「も、っと…ッ//いい、から…♡///」
「っ…!?」
煽るようにそう言うと中でそれがグッと硬くなったような気がする。
アハウに気持ちよくなってほしい、”自分の身体で”気持ちよくなっているアハウを見たい、そんな思考が巡るのは媚薬のせいだろうか?
「無理って言っても、もうやめねーからな」
かき上げた前髪、余裕の無さそうな声、火照る頬。全て欲しかったもの、そう、これが見たかったのだ。
いつもは気遣うの気の字も無いくせにこんなときばかり遠慮して、アハウにもこんな面があったのか、なんて頭の隅で関心する。
「ひっ…まっ、///あ゙あ゛〜〜〜ッッ…?♡////」
引き抜いたかと思えば一気に最奥を突く。それを何度か繰り返しキィニチは達する。しかし、そんな事はお構い無しにアハウは大きい律動を続ける。
「はッ、ん…〜〜!?♡///ぅん゙〜、〜〜////」
朦朧としたキィニチの喉奥をアハウは自慢の長い舌で責める。こんなんで飛んだら容赦しない、というように苦しいくなるくらい奥まで舌を伸ばした。逆に酸欠で飛びそうになるくらい長く長く、濃厚なキスが続く。
ゾクゾクする感覚、射精感とはまた違った感覚に襲われアハウを抱き締める腕に力が籠る。
「あっ、//あはうッ…♡///」
「はッ、急に締めんな…♡」
ニヤリと笑いながらアハウはそう言う。上がっている息と時折漏れる声がアハウも快感を感じていることを示す。
キィニチで感じているんだ、と思うと愛おしさが溢れ出てくる。普段なら絶対に思わないような事で頭がいっぱいになる。
きゅうぅと締め付けてくる中が心地良くて、気持ちよくて、このまま射精してしまいたいとも思う。しかし、後のことを考えると中に出すのは気が引ける。
「っ、なッ…///」
「ッ…!キィニチ!?」
一度抜こうと腰を引くと足でガッチリと固められる。きゅうきゅうと締め付ける中をより意識してしまって射精欲が増す。
「、射精したいから…抜かせてくれ」
「…ッ、なかに…//だせ、よ…♡////」
こいつ…こっちの気も知らないで、なんて思いと本人がいいって言うなら、なんて思いが入り交じる。
中に射精して欲しい、と素直に言えばいいのに射精せよなんて、上から目線な事を言ってしまい少し後悔する。今からでも遅くはないか…なんて考えるが羞恥心が勝ってしまう。 しかし、アハウのずっと達せず苦しそうな顔を見て、羞恥心も小さくなっていく。
キィニチはアハウの肩に回していた腕に力を入れてアハウを抱き締める。そして、耳元でこう囁いた。
「だしてッ、…//いいぞ…?♡///」
「っ、!//…♡」
その声を合図にするようにアハウは中に熱いそれを吐き出した。それが広がっていくのと比例するように幸福感と満足感が増していく。
それと同時に猛烈な眠気と疲労感がキィニチを襲った。流れに身を任せるように、キィニチはゆっくりと、目を閉じた。
色々あって、遅くなってしまい申し訳ないです…💦💦
ちなみに今テスト期間です笑
ここまで読んで下さりありがとうございました!!🙇✨
文章拙すぎるし内容納得いってないしキャラ崩壊ししてる気がするし口調も迷子なのでいつか絶対書き直す!!多分!!!