「ゾム君!!どうしてそんなことをするんだ!!!」
なんで俺は怒られているんだろうか?俺がする事の何が間違っているのだろうか。
どうしてあいつらは怒られないで、俺だけが怒られているの?、、、、、、、、、
理解が出来ないや。
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昔からそうだった。俺がする事はいつも間違っていると言われて来た。どうして?何故俺だけなの?どうしてなんだろう。何が間違っているんだろう。あいつらは何故怒られないんだろう。何故?何故?何故?何故?何故?理解が出来ない。理解出来ない。何故?何故?どうしてなの?親に聞いても、先生に聞いてもいつも同じ答えだった。そしていつも言われるんだ。
「何故間違っていると言う事が分からないの?」と。やっぱり理解が出来ないや。
意味不明。理解不能。俺の何が間違っているんだろうか。そして今日も怒られた。
今日はなんだったっけ、、、あぁ、俺にぶつかって来た子が泣いたんだっけそれで
先生が来てぶつかったのなら謝れと言われて、そっちが勝手にぶつかって来たのになんで
俺が謝らないといけないんだと言ったんだっけ。どうして勝手にぶつかって来た方が
俺に謝らずに被害者の俺が謝らないといけないんだろうか。
と言うかぶつかっただけで泣くか?普通。しかも放課後に俺にぶつかって来た奴教室で
「あいつうざいからわざとぶつかって先生の前で私が泣いてあいつに謝らせよう
としたんだけどさぁ、あいつ全然謝らなかったんだけどぉ〜、、マジでさいあくー」
とか言ってたからちょうど持ってたボイスレコーダーで録音して先生に聞かせたら
あの子がそんな事するわけ無いだろう。捏造は良く無いぞと言われた。
小学生の俺がどうやって捏造するんだよ馬鹿じゃねぇの?
正直言ってもう疲れたんだよなぁ。めんどくさいわ。こんな奴ら。
行くのもめんどくさくなって来た学校にある日転校生が来た。4人だ。
名前は捏島孝之、天野ロボ太、鬱島大、百瀬豚平、
四人とも顔が良くてすぐにクラスの人気者になった。教室がうるさくなった。
もっと行きたくなくなった。しかしある日、そいつらが話しかけて来た。
「なぁ、お前名前なんなん?」
「、、、、、、、、、」
「喋られへんの?」
「、、、、、、、」
「体調が悪いんちゃう?」
「、、、、、、、、」
「大丈夫か?」
「五月蝿いな。話しかけてくんな。」
4人ともびっくりした顔でこちらを見ていた。始めての返しで驚いたのだろう。
「うるさい奴らは嫌いやねん。話しかけてくんな。」
そう言って俺は教室を出た。良かった。出ていく口実が出来たわ。
俺は屋上のフェンスに登って空を見上げていた。あぁ、ここは良いなぁ。
落ち着くわぁ。風は気持ちええし、静かやし。と、安心していられたのは数分間だけ。
三分後
「お前!何してん!!!」
「危ないで!降りておいでや!」
「なんでそんなとこにおんねん!」
「せ、先生呼んで、、、」
「、、、、、、、うるさい奴らは嫌いや言わんかったか?」
「今はそんな事言っとる状況やないやろ!!」
「せや!!」
「ほんまやで!!」
「、、、、、はぁ、、、、めんどくさい奴らやな。気持ち悪いわ。吐き気がする。」
そう言って俺は折角気持ちよく過ごしていたフェンスの上から仕方なく降りた。
すると目線の先には泣いている転校生の姿が見えた。、、、、、なんで泣いてんの?
「そ、、、そこまで言わんでもええやんっ!!」
「なんでそんなこと言うんやっ!!」
「俺らが何したって言うねんっ!!」
「なんで危ないでって言っただけでそんなに言われなあかんのやっ!!」
「うるさい奴らは嫌いや言わんかったか?」
「何回言わせんねん。良い加減飽きてんけど。学習せん奴も俺は嫌いや。
話しかけてくんな。近寄んな。お前らみたいなやつは初めてや。
俺の嫌いやと思うところが全部入ってる奴らは。」
「「「「なんでそんなこと言うんや、、、、」」」」
うるさい奴らやな。ほんまに。そう言う奴らは大嫌いやねんけど。
相手する価値もないわ。こんな奴ら。
「はぁ、、、めんどくさ。」
俺はため息をついて屋上から出ようとした。が、そんなにことがうまく行くはずもなく。
「待てや!!」
「話はまだ済んどらへんぞ!!」
「せや!!話はまだ終わってないで!!」
「、、、、、、ちっ、、、話しかけてくんなって何回言ったらわかるん?」
「お前らのそのちっぽけな脳みそは一体どんな言葉を言ったら理解できるん?」
「近寄んな。話しかけてくるな。分かる?この言葉の意味?」
「舐めてんのか!!それぐらいわかるわ!!!」
「せやぞ!!!俺らのこと罵倒するのも舐めんのも良い加減にしろよ!!」
「誰が嫌いな奴を舐めんねんきしょくわる。」
「罵倒なんてした覚えない。俺はただ事実と感想を伝えただけや。」
「気持ち悪いと吐き気がするって言うたやん!!罵倒やろ!!」
「嫌いな奴を見てると吐き気も誘われるやろ。しかもそいつらが
話しかけて来んねんから」
「気持ち悪いなんて当たり前や。」
「俺が何回言うたと思う?話しかけるなと。それを聞かんかったのはお前らや。
どう考えてもお前らが悪いやろ。気持ち悪くなるから話しかけんといてって
言うのを無視してまでお前らは話しかけてきたんやから。それで俺だけが悪いと?
お前らの思考はホンマに自分の子としか頭にないんやな。」
そう言って俺はそいつらの元を離れた。それからあいつらは話しかけてこなくなった。
いつもの同じつまらない日々を送っていると新しい先生がこのクラスに来た。
猿山らだ男と言うらしい。その先生は明るく面白い先生らしいのですぐクラスの奴ら
と仲良くなった。
俺以外は。
だがそいつがよく俺に話しかけてくるようになった。
「なぁ〜鳥居、なんでそんな嫌そうな顔をしてんの?」
「お前が話しかけてくるからや。」
「つめたぁい、、、先生泣くぞ?」
「泣いたらええやんいい歳こいた大人が泣くのはどうかと思うけどな。」
「猿山せんせ〜い」
「ん?どうした?」
「きゃっ」
「おわ!大丈夫か!?」
「いたぁい、、、、鳥居君なんでそんな酷いことするの、、、、?」
「は?」
「ど、、どうして、、ひっく、、ぐすっ、、わ、私、、なにかしちゃったかなぁ、、、」
「、、、なんで泣いてんの?自分でコケたくせに俺のせいにすんなや。」
「!!ご、、ごめんね、、じ、、自分でコケたのに、、、」
『うわぁ、、○○ちゃんかわいそう、、、』
『なんであいつはあんな酷いことできんの?まじでありえないんだけど』
『自分がコケさせたくせに、、、、』
『最低だな、、、』
「と、とりあえず○○はけが無いか?」
「は、はい、、」
「なら良かった。とりあえず俺は鳥居と話があるからみんなは自習しておいてくれ。」
『はーい』
「あと、天野、百瀬、鬱島、捏島、お前らもこい」
「「「「はい」」」」
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「よし、じゃあここに座ってくれ」
「「「「はい」」」」
「、、、、」
「鳥居?座れ〜?」
「、、、ん」
「よーしいい子だな!」〈ポンポンッ〉
「〈パシッ〉さわんな。」
「ひどいー先生泣いちゃうぞ?」
「きしょ。」
「まぁそんなのは今はどうでもいいんだ。」
「さて、まず鳥居から質問だが、、、、」
「、、、なんやねん。」
「お前はクラスの奴らから虐められている?」
「、、、、さぁ?」
「正直に答えてくれ。」
「、、、、正直に答えて何になるん?どうせ何も
してくれんくせに、無能教師に何を言えと?」
「鳥居がどうしてそこまでひねくれてるのかは分からないが
、、、俺を信じてくれないか?」
「、、、きしょ、、、信じる?、、、馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ。
信じるも何も先に裏切ったのはお前ら無能教師軍だろ?」
「、、、、、、、、、そ、、そうなのか?」
「いつもいつも怒られるのは俺だけ。もう飽きたんだよ。あんなクソみたいなお芝居。
演技だけは一丁前なあの女。可愛こぶって被害者ぶって気持ちわりぃ
いつだって俺は加害者側に立たされる。俺が付き合わなかったからって
その次の日からあんな演技しだして、可哀想だの酷いだのめんどくせぇ。
無能教師軍に言ってもあいつらはあの女を信じきって俺ばかり悪者扱いする。
ボイスレコーダーを無能教師に見せても捏造するなで終わり。
あいつが俺の上履き捨ててることろの写真や俺の教科書ビリビリに破いてる写真を
見せても“○○がそんなことするわけないだろう見間違いだ。”だの
“そんな捏造品作るくらいなら○○に謝ってこい。あの子はメンタルが弱いから
きっと傷ついてるぞ”とか。ほんとに被害にあってんのはこっちなのにそれに気づかず、
なんなら無視してるし、無能すぎるだろ。ゴミ共が。」
「、、、そうだったのか、、、」
「「「「、、、、、」」」」
「、、、、俺もな、、昔は明るかったんやで。
嫌いな人なんて居らんかったし、毎日みんなと遊んどった。
先生とも仲良くしてたし同学年、低学年、高学年誰とでも仲良かった。
初対面の人でも仲良くなれた。あの女が俺に告白してくるまではな。」
「え、、、」
「あの日からあの女には被害者ヅラされるようになったし
他の奴らには冷たい目で見られるようになった。話しかけても無視されるし、
教師軍も同じだった。でも、それでも話しかけてくれる子や庇ってくれる子は居った。
だけどその子はあいつらに虐められて自殺したり不登校になった。
だからニコニコするのは辞めたんや。無駄な労力だって分かったから。
だから俺は笑わないし笑う必要もないと思ってる。人の気持ち考えて動くのも無駄だと
思ってるだからしない。仲良くしようとする努力も無駄だと思ってるからしない。
というか、全部出来んし。あの女が居るから。」
「「「「え、、、じ、じゃあ俺らに冷たかったのって、、、」」」」
「、、、お前らが俺に近づかんようにする為や。お前らは誰とでも仲良くなれそうだし、
誰からも好かれそうやったから。俺に近づいたために何も知らないお前らを
巻き込みたくなかってん。それにお前らの後ろにはあの女が居った。
ああいう言葉を使わないとあの女がお前らに危害を加えとったかもしれん。
過去にそう言う出来事があったからな。酷い言葉を言ったとは思うけど、
お前らを守るためや。ごめんな。」
「え、ええやつやん、、、」
「ご、ごめんな、、、なにも知らんのにあんなにキレてもうて、、、」
「そんなに考えとってくれたのにごめんな、、、俺らなんも気づかず、、、」
「こっちこそホンマにごめん。そんな考えてくれとると思わずあんな酷いことを、、、」
「ええんやで、俺が悪いんやから。」
「なんかおかしいと思ってたらそういう事だったのか、、、、」
「ん?」
「いや、なんかクラスの様子がおかしいと思ったんだよな、
明らかに自分でコケたのに希のせいにして泣いて、クラスメイトも
どう見ても𓏸𓏸が1人でコケたのに希が悪いみたいに言って、、」
「へぇ、あんたはちゃんと自分で考えられる人なんだ。」
「まぁ、、、、大人だからな」
「ふーん」
「んで?さっきからそこに居るんは、、、、𓏸𓏸やろ?」
「「「「「え???」」」」」
「〈ガラガラッ〉よくわかったわね」
「まぁ、わかりやすい色してるからな。」
「で?私に謝る気になったかしら?」
「え?なんで?」
「、、、、、はぁ?あんたが私を振ったせいでこうなってるのよ?馬鹿なの?」
「なんでそれで俺が悪いみたいになってんの?」
「男の癖に可愛い私を振るのがいけないんでしょ?」
「はぁ?」
「男なら『はい喜んで』って言うべきじゃないの。あんたのせいで私のプライドが
折られたんだけど。どうしてくれるの?」
「俺はそもそも振って無いけど。」
「は?」
「ホンマに聞いてなかったんやな。」
「どういう事よ」
「俺はあの時『僕みたいなブスには君みたいな綺麗な子は釣り合わないよ。
告白してくれたのは凄く嬉しい。でも、君が僕と付き合って不幸になるのは
見たくない。君みたいな綺麗な子にはもっと釣り合うイケメンな人が居るよ。
告白してくれてほんとうにありがとう。ドッキリだったとしても凄く嬉しいよ。
幸せになってね。』って言うたんやで?」
「、、、、、、、、え、、、、?」
「それなのに、つぎの日からいじめてきやがって。」
「あ、、、、、、」
「優しいなんて思った俺が馬鹿やったわ。こんな性悪女やと思って無かった。」
「あ、、、、、、ぅ、、、、、、、」
「もうからんで来んな。気持ちわりぃ」
「ま、、、、待って!!!」
「聞こえんかったんか?」
「ご、、、ごめんなさいっ!!!」
「あ”?」
「か、勘違いしてて、、、それで、、、あの、、、ほんとにごめんなさい、、、、」
「、、、、で?」
「え、、、あっ、、、う、、、」
「結局反省してないやんけ。お前のせいで死んだ奴の気持ちも、
お前のせいで不登校になった奴の気持ちも、お前のせいで虐められた俺の気持ちも、
お前は一切考えてないやろ。」
「あ、、、、ち、、、違うの、、、、いじめようとした訳じゃないの、、、」
「へぇ、いじめようとした訳じゃなくてあれか。ある意味すごいなお前は。
天性のいじめっ子やん。そういう職業に着いたら?まぁあるわけないけど。」
「あ、、、、ぅ、、、、、」〈ポロポロ〉
「泣いたら許されると思ったら大間違いやで。
しかもお前、泣いて助けを乞う子を虐め倒して、殺したもんな?」
「ち、、、違う!!殺してなんかない!!!」
「じゃああの子はなんで死んだと思う?」
「、、、、、、、、、、、、、」
「お前のせいだよなぁ?」
「、、、、、うん、、、、、」
「お前、死んだ方がええんとちゃう?」
「、、、、え、、、、?」
「人の苦しみが分からず、人を苦して続けたゴミクズが、ざけんじゃねぇよ。
お前のせいで俺の大事な友達は死んだんだよ。俺が毎日沢山話しかけて、
やっと笑ってくれるようになったってのに。あの子が笑ってくれるようになって、
本当に嬉しかったのに、こんな日が続けばいいなって何度思ったことか、
あの子は怖がりなのに、震えながら俺の事庇ってくれて、『俺はゾムさんのこと
信じてますからね』って一生懸命励ましてくれるくらい、、、本当にいい奴で、
優しくて、暖かい、今までに出会ったことないくらい、、、ほんとに、、、ほんとに
良い奴だったのに、、、、、、お前のせいでっ!!!!」
「あ、、、、、、」
「お前のせいでっ、、、、もう、、、この世には居ないんだよ!!!!」〈ポロポロ〉
「ぁ、、、、、、、」
「「「「「希、、、、、、」」」」」
「もう1人だって、、、、いっつも笑顔を顔に貼り付けて苦しそうな奴だったけど、
俺が悩みとかいっぱい聞いて、やっと本気で笑ってくれるようになったのに、、、
お前が苦しめ続けて、、、今度は笑いも出来なくなって、、、、学校にも来なくなって、
家から出なくなって、、、、、、、、、。」
「どうしてくれんの?」
「、、、、ぇ、、、?」
「お前のせいで死んだのに、お前のせいで不登校になったのに、なんでお前は
のうのうと生きてんの?ほんとに意味わかんないんやけど。」
「、、、、ぁ、、、、、、ぅ、、、、」
「お前なんて死」
「希」
「、、、、、なに?無能教師」
「、、、、、死ねだなんて何回も言ったらダメだ。言ったら同じになってしまう。」
「、、、、、、せやな。ちょっと、、頭冷やすわ」
「𓏸𓏸、お前のしたことは許されることじゃない。でも、気づけなかった俺達にも
責任はある。もうこれに懲りて、二度としないと約束してくれ。
お前はまだ幼い。いくらでも行く道はある。だから、これからは真っ当に生きてくれ。」
「、、、、、はいっ、、、ぐずっ、、、ひっく、、、、」
「希」
「、、、、、なに」
「ごめんな、今まで辛い思いをしてきたよな、、、、ごめん、この事は
教育委員会に報告する。そして、他に苦しんだ子供たちについても対処する。」
「、、、、、、、死んだ奴らはどうすんの」
「、、、、、、、ごめん、、、、そこまでは、、俺たちの手は伸ばせない。」
「、、、、、、そっか」
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その日から、先生は直ぐに行動した。
教育委員会に報告し、問題の先生も辞職し、𓏸𓏸と、𓏸𓏸の親が直接俺に謝りに来て、
虐められた子の家にも行ったらしい。
まぁ当然許されることでは無いから平手打ちとかは平気でされたみたいだけど。
まぁそれだけで済んで良かったなって話。
「ごめんな、、、、、、助けてあげられなくて、、、、、」
『いいんですよ。俺は貴方と会えて本当に良かった。少しの間だけでしたけど、
凄く楽しかった。人なんて、信用するものじゃないと思っていたけれど、ゾムさんの
おかげで、考えが変わりました。俺と出会ってくれて本当にありがとうございました。
だから、、、、、、そんなに悲しそうな顔をしないで下さい、、、俺も悲しいじゃ
無いですか、、、』
「そうだよ!ゾムさんが悲しいと俺達も悲しいよ!
俺だって!ゾムさんに励まされてさ!やっと笑えるようになったんだよ?
ゾムさんのおかげで!俺からも、本当に出会ってくれてありがとうございましたぁ!
ほんとにゾムさんと出会えて良かったと思ってるんだから、そんなに辛そうな
顔しないで笑ってよ、、、、」
「、、、、ごめんな、、1番悲しいのはお前らなのに、、、、」
『いいえ、俺は実はそんなに悲しくないんですよ』
「俺も〜」
「、、、、え、、、?」
『だって、、、幽霊なら、虐められることも無いし、ゾムさんと一緒に居られるでしょ?』
「、、、、、、そっか、、、」
「俺も!俺は幽霊じゃないけど、ゾムさんと一緒に居られるからさ!」
「、、、、そっかぁ、、、、」
『ねぇ、ゾムさん。』
「、、、なにぃ?」
『俺は、ゾムさんが嫌って言っても、ずっと貴方に着いて行きますからね』
「、、、、、、ふふっw、、かかってこいぜぇ、、、」
「俺は嫌だなんて絶対言わねぇよ?むしろ、お前が嫌って言っても離れさせないからな」
『ふふっwゾムさんこそ、思いっきりかかって来てくださいよ。絶対に負けませんから。』
「ちょ、、ちょっと!俺を置いて行かないでよ!!!俺も着いて行くからね!!!」
「『ふふっww』」
「ねぇ〜!!!!」
「「『、、、、、ふふっwwはははっwww』」」
そう笑い合う彼らは、夕日に照らされ、光輝いているように見えた。
黒く伸びる影は2つしかなく、1人は本当に幽霊なのだなと、改めて思わされる瞬間だった。
「おーい!のぞむー!!!」
「あ、先生や」
「少しは、、、改善されたと思うか?」
「、、、、、、、、、どう思う?」
「俺はされたと思うよ〜?」
『俺もそう思いますね』
「、、、、なら、されたんちゃう?」
「、、なら、、、、良かった、、」
「、、、、ありがとよ!!猿!!」
「、、、、、おぉい!!!誰が猿だぁ!?」
「逃げるで!!」
「はぁい!」
『はいww』
「まてぇ!!!おまえらぁ!!!」
「おっ!楽しそうな事してるやん!!」
「ん?え〜、、、あれ楽しそう?」
「廊下を走ったら危ないでぇ〜」
「後で先生に怒られるやつやわぁ、、俺は混ざらんぞ。」
それぞれ違ったことを言う5人の横を駆け抜けて、
仲良く3人で逃げる彼らは、黄緑、オレンジ、紫の瞳が光り輝いていた。
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最後見るまで亡くなった人がsypとcn(zm軍団)とは気づかなかった! 最高で暴れた結果→充電器一つ壊した☆
マジかよ最後最高じゃねぇか(இдஇ`。)
最期までzm軍団とは気づかなかった、、