朝早くに僕は一人で神社へ向かう。
加「これにも慣れちゃったな…」
寒くて指先が凍るような感覚にはもう慣れたようだった。
兄さんはもう友達と行ってて、
加「…」
父さんさえもう行ってる。
“僕は一人だ”そんなことを考えながら神社の中へ進んでいく。
加「空いてるな…」
僕は1月2日に行ったからかあまり人は居なかった。
加「おみくじ…」
おみくじの結果は末吉、中途半端だと思いながらも足を進めて家に帰る。
加「ただいま…」
そう誰もいない玄関に向かって言う。
僕はリビングに行ってキッチンの冷蔵庫からジュースを取り出す。
家の中はやっぱり温かくて、安心する、あとしばらくはゆっくりしていたい。
加「あぁ…」
もっと頑張らないとね。
ずっと寝転んでたい、現実逃避だけしてたい、自分の心はどうなんだろう、去年はもっと考えれたのに、僕に価値はあるのか?
加「皆にとって僕はどうなんだろうなぁ…」
疑問でしかない、冷蔵庫から取り出したジュースを飲みながらも真っ暗な部屋でテレビを見る。
加「…」
録画していた物がひたすら流れる、その様子を見ながら今年こそは頑張らないとと思って布団に潜る、寝れない、寝れる訳がない、どうしようかな、兄さんや父さんはもう寝た。
加「もうダメだな…」
僕は無理やり寝るために睡眠薬を持ってくる。
加「一日三錠…か。」
三錠じゃ寝れないような気がしたから十錠ほど飲んだ、やっと寝れるよ。
朝になった、僕は兄さんを起こしに行く
加「兄さん~?」
寝転びながら可愛い顔で寝息をたてている兄さんに向かって僕は呼んだ。
米「ん~…あとごふん…」
そう言って寝返りをうつ兄さんを見て自然と笑みがこぼれる。
加「そう言いながらいっつも1時間くらい寝るじゃん!」
米「んぁ~…気のせいだってぇ~…」
加「屁理屈はいいから!学校行くよ!」
兄さん達の前では笑顔でいなきゃ、絶対に。
米「…ナ..?」
加「…」
米「カ..ダ…!」
米「カナダ!」
そう言う大きな声を聞いてはっとする
加「ど..どうしたの兄さん。」
米「いや…お前さっきから名前呼んでたのに反応しないから…」
加「あ、そうだった?ごめんね!」
兄さんは不思議そうな顔をしてから「まぁいいけど…」と返事をした。
… 今日も寒かったな。
暇だったので作ったんですよ、何か文句あります!?
加「うるさい。」
米「HAHA…」
悲しき…
英「私も出してくださいよ…」
黙れ偽物紳士
英「ファ!?」(キャラ崩壊)
コメント
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時間軸ぶっ飛んでますが気にしないで下さい。