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⚠
太ウイ? 太フク? ウイフク?フクウイ?
生理ネタ
擬人化前提
それでも良い方はどうぞ!
…ウイエの家にて、椅子に座り何やら色々と話している沼が2人。内容はそこらの常人には難しい話だった。
「…〇〇はこっちの方効率が良いよね。」
「〇〇はどうなんだ?〇〇〇よりかは危険性も低いだろ」
「確かにね。じゃあそれに〇〇もすれば…」
と、ウイエが言いかけた途端、ウイエの腹に強烈な痛みが走る。それを感じ取った瞬間ウイエは腹を抑え叫び声に似た様な声を上げる。
「ぐ、う”ぅ”ッ!?!」
「ッ!?おい!!どうした!?!」
太陽はガタッと音を立て椅子から立ち上がりウイエの傍に駆け寄るが、外傷は特に無く、一見ただただ悶えている様に見てた。だが、太陽はウイエが何に悶えているのかが分かった。
「おい弟子ィ!!!!アレあるのか!?!?」
「私は貴方の弟子じゃ無い!!!ありますよ!取り敢えず先にウイエ様を部屋に運んで下さい!!」
”アレ”と言うだけで伝わった。流石はウイエの弟子だな、と珍しく太陽が感心している。だがそんな事を考えている暇は無く、ウイエに背を向けて手で”乗れ”と指示する。ウイエは無言でそのままゆっくりと太陽の背中に身を預ける。
その背中がやけに暖かく感じた。
ウイエを部屋に運びベッドに座らせると、丁度のタイミングでフク郎が部屋の戸を開けウイエに生理時に必須のアレを渡す。ウイエとフク郎が小声で三言会話を交わすと、フク郎は太陽の背中をぐいぐいと手で押し、部屋から出ろと推進する。
そしてウイエの部屋の戸の直ぐ近くで壁に寄りかかりウイエの返事を待つ太陽とフク郎。すると突然フク郎が太陽に話し掛ける。
「まさか貴方が知ってるとは思わなかった」
「爆音まつ毛野郎とか寿司とか料理ゲロマズ野郎にな」
「…貴方も苦労しているのだな」
太陽、フク郎何方も此奴と同情したのは人生で初めてだな、と思っていると部屋からウイエとは思えない程弱々しい声で”良いよ”と聞こえた。
戸を開けるとウイエが此方側に背を向けてベッドに身を預け横たわっているのが見えた。ベッドの直ぐ近くに椅子が二つ置いてある。腹が痛いにも関わらず態々用意してくれたのだろう。
有難くその椅子に二人とも座るとウイエから背を向けたまま話し掛けて来た。
「フク郎にも、ましてや太陽にも迷惑かけてしまって、すまないね。」
口調は変わらないが、声量も声柄も別人の様で。二人は(特に太陽)声量を抑え、優しい声で話し掛ける。
「良いんですよ、女は誰しも通る道ですから。ウイエ様も辛い時は弟子が居るんですから頼って下さい。」
「…俺は女じゃねぇし気持ちも分からねぇ。だけどその事だけはアイツらから伝わってるからな、苦しい時はすぐ言え。」
”太陽がそんな事を言うなんて意外だな”、とフク郎が言うと”あ”ぁ!?!俺でも心はありますぅー!!!!”と太陽が言い返す。そのままフク郎と太陽が何時もの声量でギャーギャーと喋り始める。それを聞いてウイエは独り言を呟いた。
「良い奴らに囲まれたものだね。」
コメント
4件
ふわぁぁ!!ウイエ様ァ…。愛されてますねぇ…!! 書いてくれてありがとうございます!! あいす。ちゃんの書く小説、マジで好きやわぁ…(*´∇`*)