10月20日
今日は俺の愛する弟の誕生日。
あいつがずっと欲しいって言ってた服。
「渡したら喜ぶだろうなぁ笑」
早速弟が居る部屋にノックをし入る。
「おーい朝だぞ、そろそろ起きろ〜。」
静かに眠る弟の頬にそっと手を置く。
まだ暖かく小さく息をしている。
コンコンコン
後ろからノックをする音が聞こえる
静かにドアが開き1人の男が入ってくる。
「……」
男は交互に俺と弟を見ながら静かに口を開く
「…服、着せるの手伝ってやるよ。1人じゃ大変だろ?」
「へぇ、お前にそんな優しさがあったんだな笑笑」
心做しか悲しそうな表情をしている気がする男は静かに俺の弟を起き上がらせる。
「お前が着せてやれよ」
「当たり前だろ?」
俺は袋から丁寧に包装された服を取り出し、
動かない弟に丁寧に着せていく。
1週間前に俺と買い物をしている途中。
弟に車が突っ込んで来た時から弟は目を開けなくなった。
「誕生日おめでとう。」
『ありがとう。兄ちゃん』
話すはずもない弟がそう言った気がした。
コメント
7件
ええええええええええええ美麗ちゃん久しぶり😭😭戻ってきたのになんかみんなの投稿2022の10月とかで止まってる😭またいつか会える日を😭
うわぁぁえもえもおお
ちょ~う上手だよ💗😖 投稿できるだけで凄いよ❔💭 私なんて投稿してないもんᐡඉ́ ̯ ඉ̀ᐡ 投稿しなきゃ行けないのに💦