久々にノベル書きます🌷
※読み切り:一次創作
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彼女の笑顔が好き
笑い声が好き
拗ねている時も、起こっている顔も
集中している顔も
時に寝ちゃっている顔も
全部…全部全部全部全部全部全部
1秒たりとも見逃したくないと思う程好き
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羽「また喧嘩しちゃってさ…」
和「またー?」
「今度はどっちが悪いのさ」
羽「うーん…分からない」
「でも、私には罪悪感がある」
和「少し距離置いてもいいんじゃない?」
「そんなに悩むくらいならさ」
羽「悩むというか…なんというか ね、」
頭を抱えて悩んでいる彼女
幸せそうにいつも食べている苺のタルト
今日は手が進んでいないように見える
そんな彼女を見て
俺もどう声をかければいいか悩むが
一言で表すなら今の彼女の顔や言葉、声
全てが 嫌いだ
_______
羽「仲直り出来たよ」
「ありがと!」
和「そっか、」
「良かったな!!」
花のような笑顔を見せる彼女を見ると心が癒されてしまう
いつもはぶっきらぼうな態度を取られるならだろうか
いつも、ぶっきらぼうで、少し素っ気ない
だけど、俺が予想しない奇想天外な行動や
発言、俺が見たことの無い世界をくれた
それが嬉しくて、驚いて
色んなことを君にしてみた
挑発してみたり、ふざけてみたり、全力で笑ってみたり
少し..キザなことを言ったりしてw
そんなことをする度に君はおかしな顔をして
状況によって人が変わったかのように
表情が変わっていく君が面白くて..、 w
目が離せなくなっていて…
俺がきっかけで君の色んな顔を見てみたい
はにかんだ笑顔
拗ねている顔、 全力で笑っている顔
起こっている顔
泣いている顔 悩んでいる顔
疲れきった顔
呆れられた顔
照れている顔 、//
恋をしている顔、
好きという感情が出ている顔
時には、溶け合った感情になった顔____
自分がどうなっても様々な彼女を見てみたい
いや、….見て”みたい”
になるのか…
この俺の感情は_____
_______
六月
雨音がまだ響いている放課後の教室
彼女に急に呼び出された
まるで些細な期待に答えるように雨音を響いていって…。
羽「いつも..その、」
「私がさ、?変な悩み話してたじゃん?」
和「あぁ..そうだねw」
「それがどうしたの?」
羽「ずっと言えなくてごめん..!」
「実は____」
あ..あぁ、ね
わかったよ..。w
₃
²
¹
羽「実は..快斗と、その…付き合ってる//」
「喧嘩しちゃった時とか不安でさ、ずっと
和真に相談して、ました」
知ってたよ…、
知りたくなかったよ..?。w
だって、俺が君の笑顔を見て
“嫌い”って思う時って___
[実は喧嘩しちゃてさ___]
[あ、あぁこれ?
友達とお揃いで買ったんだ、!]
[明日?明日は….あ、
ごめん用事入ってた]
[この苺のタルトの写真、綺麗でしょ?
出かけた時に記念に撮ったんだ〜♪]
“彼氏”の話..してたんでしょ? w
不審がって俺の方を除く彼女の目を見る
(…不安がってるな)
和「..そうだったんだ!」
「良かったじゃねーか w」
羽「あ、ありがと//」
和「相談乗れてたなら良かったよ 」
「幸せにな!。w 」
ずっと、俺が見たかったもの
照れ顔 顔を紅く染めて、
誰かを思い、胸を苦しめて、
でも辞めようとはしないそんな顔
俺が1番して欲しかった顔
“恋している顔”
俺じゃなくても、
笑っていて欲しい
そう、
理由が俺じゃなくても___
ずっと、永遠に
あ、そういえば
今まで彼女の様々な表情を見れた
笑顔も、泣き顔も、困り顔、呆れ顔
1番みたい顔は見れなかった
彼氏に取られたからな
なら最後に俺がさせてあげる
和「…ハァ..」
「こんな顔、初めて見たよ//」
_____________
来なかった
帰り、一緒に帰る約束を
していた彼女が来ない
この間、喧嘩してしまい
泣かせてしまった….
幼なじみだけど、泣いた顔を久しぶりに見て、悲しませてしまった
お詫びにと、帰りにケーキでも食べに行こうかと思ってたけど….
忘れて帰ってしまったのか
彼女の性格上ありえない話では無い
少しふわふわしているからな
時計は18時をさしていた
快「….帰ったのか?」
俺は苺のタルトだけを買い、家に向かった
__________
見たことないよね、
その顔は
今まで色んな顔を見せてくれてありがとう
楽しかったよ、w
ベタな例えだと真っ白な世界に色がついた
あ、ぴったりな例えがあったよ
真っ白で平凡なビニール傘に
内容が濃い、赤色の雨が降ったような
面白い世界が毎日土砂降りだったよ w
これからずっっっっと____
色んな顔を見せてね。
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それからのことはよく覚えていない
だけど俺が買った苺のタルトは
少し傷んでいまった
だけど、
苺のタルトを供えても、
二羽は一切笑ってくれなかった
手を合わせてお願いしても
どれだけ俺が嘆いても
二羽は笑っても、照れても、
泣いてもくれなかった___。
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喧嘩せず..もっと、笑いあっていたら
喧嘩してくれて、ありがとう、 w
_______
台風が近づいてくる6月
[続いてのニュースです]
[同級生の恐怖した顔を見たいとして×同級生の女子生徒を×害したとして逮捕された、
通称___
スマイリー事件から1年の時が経ちました]
俺は今日も今日とで、手を合わせて願う
俺はこの日を忘れることはない
苺のタルト…食べられなくなったからな…ッ
_____________
𝑭𝒊𝒏.
コメント
2件
うぇ!? すげぇ〜!! 最後までこってんね〜! なんか色々、考えらせられた、w
良ければノベル作品や、内容の感想頂けたら嬉しいです!🍀🌷