午後
夢「個人種目、どんなのか楽しみだなぁ。」
亜「そうだな。何競技かペアで出る競技もあるみたいだな。」
夢「そうですね、、、、あっ!私、1500mの種目に出るんでしたっけ?」
亜「そうだな、、、まぁ、しんどいと思うが頑張ってくれ。」
夢「はいっ!絶対に一位、取ってきます(๑•̀ㅂ•́)و✧」
亜「その心意気だ。そろそろ、招集がかかるんじゃないか?行ってこい。」
夢「行ってきます!!」
スタスタスタ、、、、
保「亜白隊長、どうでした?夢月ちゃん。」
亜「やる気満々だな、見てて可愛かった。保科も、この競技に出るんだろ?」
保「そうですね。まぁ、個人種目なんで、頑張ってきますわ。鳴海さんとも勝負してますし。」
亜「楽しみにしてるぞ。」
保「分かりましたぁ〜。では、行ってきますわ。」
スタスタスタ、、、、
ーー 招集場所 ーーー
夢「、、、、、うん、、、」
種目の、走る順番は抽選で決まるって聞いてたけど、これほどまでに悪いとは思わなかった、、
なんで、一番最後で、しかもよりによって、保科さんと鳴海さんがいるの、、、、
なんか、絶対に運営の人、仕組んでるでしょ、、、じゃないとおかしいもん、、、
夢「はぁ、、、」
鳴「なんだ?ため息ついて、、、、って、夢月と走るのか、、、」
夢「そうですよ、、、しかも、保科さんもいますよ、、、、」
鳴「糸目おかっぱはどうでもいい!!」
保「だれが、糸目おかっぱですかぁ?」
夢「保科さん!!」
鳴「なんで、この僕がお前と走らないといけないんだ!!」
保「しゃーないじゃないですか。抽選ですから。」
鳴「いーや、しかたなくない!!絶対に仕組んでるだろ!!」
夢「あの、2人とも、ここに来てまで喧嘩やめてください、、、」
保「そうですよ〜(⌒▽⌒)」
アナウンス
「さぁ、午後の種目が始まりました!最初の種目は1500mを走る徒競走です!
選手の皆さんは入場してください!!」
音楽〜🎶🎶、、🎶〜
夢「始まっちゃった、、、、」
本当に、この2人と最後競争するの?、、、一位取るとか亜白隊長に意気込んで
宣言したのに、無理かも、、、まぁ、足には自信あるけど、、、
よぉーい、すたぁーとっ! パァァンッ!
皆、速くない?流石だわぁ、、、、しかし、この2人と走ったこと無いからどれぐらい
速いのか全くわからないんだよね、、、、
何回か、保科さんと鳴海さんに追いかけられたぐらいで、逃げ切れてるけど、、、、、
夢「はぁ、、、、本当に嫌だ、、、、」
保「なぁにそんなに嫌がってるんや?」
鳴「まぁまぁ、夢月が本気で走ればいいだけだ。」
夢「いつも、走ってるの手抜きってバレてましたか、、、」
保「まぁなぁ〜、そろそろ順番とちゃうか?」
アナウンス
「さぁ、この種目も最後となりました!最後のメンバーはぁ、、、なんと!!
障害物競走で出場していた、第3の保科副隊長と古川夢月さん、そして第1の鳴海隊長です!!」
保「なんや、めっちゃ目立っとるなぁ〜(*^^*)」
夢「そんなに嬉しそうににこにこしないでください、、、」
鳴「夢月、本気で勝負だぞ!保科!この勝負はなしにするぞ!」
保「はいはい、分かりましたよ。じゃぁ、3人で真剣勝負ですねぇ〜」
夢「2人とも、余裕そうですね、、、、それじゃぁ、負けますよ?」
鳴「なんだ?煽ってるのか?」
保「えらい、自信やなぁ?」
夢「まぁ、スタートの時に分かりますよ。」
位置について、よぉーい、、、パァァンッ!
だっ!!
保「なんや!?めっちゃ速いやん!!」
鳴「あいつ、本当に足に自信ないのか?」
夢「はやく、走って逃げろ〜!!」
スタートと同時に差をつけたかったのに、そんなにつけれなかった、、、
このままじゃ、ゴールの時に抜かれてもおかしくないかも、、、、油断したらだめだなぁ、、、
だだだだだだ
アナウンス
「おっとっ!夢月さん、ものすごく速いです!!あの、鳴海隊長と保科副隊長に差をつけています!!」
夢「もうすぐ、ゴール!!」
保「やばいで、、、そんなに差は無いはずやのに全然追いつけへんねんけど、、、」
鳴「これは、負けたな、、、」
夢「あとちょっと、、、、、」
つんっ!
夢「えっ!?わっ!!」
ズシャァァァ!!!ごんっ!
アナウンス
「おっと!ここで、一位になっていた夢月さんが転倒してしまった!!」
夢「いたたた、、、、、めっちゃこけた、、、、」
保「夢月ちゃん、大丈夫か!?」
鳴「だいぶ、派手に転んだな、、、、怪我も痛そうだな。」
保「しゃぁない。おぶって3人でまたゴールしますか。」
鳴「そうだな。」
夢「えっ!?私、重いですし、多分歩けますよ、、、、、って、わっ!?」
*どっちに、おんぶされてるかは、好きな方でどうぞ〜(*^^*)
鳴「じゃぁ、行くか。」
保「そうですね〜。」
夢「うぅ、、、また、目立つ、、、(。>﹏<。)」
アナウンス
「ここで、またもや、3人で仲良くゴールした!!本当にこの2人は犬猿の仲なんでしょうか?」
夢「ありがとうごさいます、、、、」
保「ええでぇ〜、じゃぁ、医務室連れていきますわ。」
鳴「はぁ!?僕が連れて行く!」
保「いやいや、鳴海さん、次の競技に出るんでしょ?招集、かかってますけど?」
鳴「くっそっ、、、、夢月、お大事にな。」
夢「はい(*^^*)」
第15話に続く
〜作者から〜
こんにちはうい🌷です!
めっちゃ長くなりました、、、、でも、読んでくれてありがとうごさいます!!
「♡」とコメント待ってます!!では!
コメント
2件
すっごい尊いです! マジで大好きです!!