テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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【🤪×🍣】バニラアイス

第1話 - 【🤪×🍣】バニラアイス

200

2024年05月31日

#irxs

#nmmn

#pixiv

#青桃

ゆ@さぶちゃん

こちらはpixivで投稿したものですので、もし気に入った方はpixiv（｢ゆᐛ｣）の方も覗いていただけると幸いです( * . .)”

【バニラアイス】2024/5/2

⚠attention⚠

※irxs様のnmmn作品です

※青桃です

※地雷様・純粋様は閲覧非推奨です

※コメントする際は本人様の名前を出さない様、ご協力お願い致します🙇‍♀️

（例：ないこ→桃／🍣／🩷／💗／🐶 等々.）

⚠主は文章を書くのが苦手なのでだいぶ拙いです許せる方だけお進み下さい⚠

【青side】

｢は─っ、あっつうぅ..｣

隣で作業をしているないこが呟く。

俺は絶賛ないこの家に居候中だ。ないこの家は居心地がいいから1度入り浸ると出られないのだ。

まぁまぁそんなことはどうでもいい、

それにしても、本当に暑すぎる。

俺は近くにあった資料を掴み、それを顔の前で仰ぐ。

だが薄すぎたのか資料はぺらぺらと音を立てるだけで風なんか送ってくれない。

｢はぁあ..｣

｢ん、俺の資料丁度いい分厚さだ。いる？｣

｢え！いるいる、サンキュー｣

今度はないこから貰った資料を顔の前で仰ぐ。今度はちゃんと風が来る。涼しい。

｢ないこはなんもいらんの？｣

｢え、あ〜、

俺はね、これあるから｣

ないこがにこっと笑って見せてきたのは保冷剤をタオルで巻いたもの。

｢ふあぁ~~..きもちえぇ~~…｣

｢うわ！！ずる！！｣

俺は手を酷使した上で風が来るのみだって言うのに、ないこは何もせずとも自然にひんやりとした感覚に浸れる。

俺も保冷剤で首を冷そうと、ないこの冷蔵庫へ向かう。

｢あ、保冷剤が入ってる場所は─｢んなん知っとるわ、何回ないこはうす来とると思ってん｣

｢なんか俺より知ってそうで怖え~わw｣

｢ないこが2年前に買ったエロ本の位置なら知ってるよ｣

｢あまってがちで怖いのやめて｣

｢んふははははw｣

ないこより知ってるはずはないだろ、と思ったがこの反応だと普通にめっちゃありそう（）

そのうち弱み握ったろ、なんて思いながら冷蔵庫の扉を開ける。

ｶﾞﾁｬ

｢えーとたしか、この下に..｣

ｶﾞｻｺﾞｿ

手にひんやりとしたものが当たる。

紛れもない、保冷剤だ。

｢…~~ｯｯ✨｣

｢保冷剤げっとおお！！！！！✨｣

｢んふ、w良かったね｣

｢タオルは俺もってるからあげるよ｣

｢お、ありがとー…｣

｢….あ、….｣

冷蔵庫の扉を閉め忘れた、と思い振り返った。そして何を思ったのが冷蔵庫の中を覗き込んだ。

そこには箱があり、パッケージには白い物体が棒で刺されている写真が写っている。

..アイスだ。

｢..？まろどうかしたの？｣

久しぶりに見るそれに、思わず見とれてしまった。が、ないこに呼びかけられ、ふと我に返る。

｢あ、いや..｣

｢んー？なんか欲しいもんでもあるん~？そんなに覗き込んで~｣

そう言いながらこちらにやってくるないこ。

俺はその意思を汲み取り、箱を取り出してないこに見せつける。

｢あ~アイス？そういえばそんなん買ったわw｣

言い方を聞く限りないこはこのアイスの存在を忘れていたらしい。

腐らせたらどうすんだ、この金持ち野郎。（）

まあそんな暴言は心の中で留めておく。まろ心の器広いので！！✨✨

｢ん、じゃ一緒に食うか｣

箱からアイスを2本取りだし、1本はないこに渡す。

それから俺はまたまた閉め忘れていた冷蔵庫を閉める。

ちらっとないこの方を見ると、袋を開ける前に手で握り潰して、パァンという音を立たせて空気を抜いている。

それやるのは子供くらいだろ、とは思うがそれも可愛い、なんて思いくすっと笑ってしまう。

自分を見て笑ったのに気づいたであろうないこは

｢え、！別にこれぐらいするでしょ普通！！｣

と顔を真っ赤にしながら訴えている。

背の高さの関係で若干ないこが上目遣いなのもポイント高め。（）

｢あ、そうだ。ずっと持ったまんまじゃ意味ないじゃん。｣

｢まろ、保冷剤貸して｣

｢えっ..あ、はい。｣

ないこに保冷剤を差し出すと慣れた手つきでパッパッと保冷剤を包んでいく。

さっきまで可愛かったのに急に仕事人になる、っていうギャップもまた可愛い。（）

｢んっ..しょ、はい。｣

保冷剤を包み終わったらしく、それを持ったままの手を首に持ってくるないこ。

恐らく俺の首についでにかけようとしてくれているんだろう。

だが、今俺は汗をかいている。ないこを俺の汗まみれにするわけには行かないのでないこの腕を掴んで止める。

｢え？別に良い..｣

｢二度手間じゃん、俺やるよ｣

俺の手をパシッと払い除け、首にかけてくれるないこ。

なんだかお母さんが子供のネクタイを直してあげてるようだな、なんて思う。

｢…あ！！｣

考え事をしていたのに急に叫ばれてびっくりする。

ないこは｢あ、ごめん｣と言いながらも焦った様子で｢あいすぅ~！！｣と言っている、

…ん、あいす？..ア、アイス..？？

｢えぇやば俺もやぁ！？｣

さっきからず─っとアイスを放置してしまっていた。

幸い俺は袋を開けていないので取り替えられるが、ないこはさっき握り潰して穴をあけてしまったためもう遅い。

急いで袋から出して｢あっぁ、！！や、やば！こぼれる！｣なんて言いながらぺろぺろとアイスを舐め..？食べ..？ているないこ。

なんだか、その、何がとは言わないが..あ~、えーと、…を、咥えているようだ。（）

口の周り、指先、そして鼻にちょこんっと白い液体をつけているないこ。

そしてその元凶に覆い被さるように、アイスを咥えるないこ。

無意識のうちに相手を想像してしまう。

..そう、俺、とか..？

いやいや！ないって！！メンバーですし！！？っていうかそもそもないこはアイスを食べているだけだし！！？？なにもいやらしいことなんて..っ！！

ぺちぺち。

自分の頬を叩いて我に帰らせる。

その音にびっくりしたのかないこがこちらを向く。

｢あぁいや、ごめん。なんでもない。｣

｢？そお？｣

そして続けてアイスをぺろぺろ舐めるないこ。

どうしようもないくらい可愛くて、忘れたくない。

そう思った頃には既にスマホを握っていた。

｢ないこ、こっちむいて｣

｢へ？｣

こちらを向きながらあほ面で間抜けな声を出すないこ。

顔がまじめな顔に戻る前にシャッターを切った。

｢んふふ~wメンバーに送ったろw｣

某連絡アプリを開きメンバーに先程の写真を送り付ける

｢えっ、！ちょっま！！消してよ！恥ずいじゃんかぁ！//｣

顔を真っ赤にしながら俺に訴えかけるないこ。

その顔にぞくぞくする。

そんな俺を置いて黙々とアイスを食べ進めるないこ。

やっぱ可愛いな、と思い、ふっと声を漏らすとないこがこちらを向いた。

｢まひょ？かおまっはらよ？あいふらべらいの？｣

｢ちょ..w何言うとるか分からんてw｣

｢口ん中のもん無くしてから話せw｣

俺がそういうとないこは口の中に入っているアイスをごくんっ、と飲み込み、口の周りに着いたアイスをぺろり、と舌で拭き取る。

その仕草さえ色気があって、いやらしい。

｢まろも食べなよ、おいしいよ｣

｢あ、…//｣

ずっとソッチ系の事を考えていた所為か、ないこの発言さえも誘い文句に聞こえてしまい、顔がぼっと熱くなる。

心臓がどくどく鳴って五月蝿い。それを意識してもっと顔が熱くなる。

｢まろ..？どした、顔赤いよ？｣

トンッ

成人男性の足音にしては、大分軽い音が家の中に響く。

それさえも、どきどきしてしまって。

｢ぁ…、あ…、//｣

1歩ずつ、1歩ずつこちらへやってくる。

これから、何をされるんだろう、って。

何もされるはずないのに。期待してしまう。

ピタッ..

｢ｯｯ、、！/｣

｢…あつー、熱あるねぇこれは｣

顔が近い。

どこを見ようと必ずないこの顔が視界に入る、逆に言えばないこ以外見えない。それぐらい、近い。

もう少し近づけば、唇が重なりそう。

..もう少し近づけば、唇を重ねられる。

….もう少し、もう少し。

だめだ。もっと近づかないと。

いや、ないこに近づいて貰わないと。

｢…っえ？｣

ないこの後頭部を両手で包み込む。

もっと、もっとこっちに。

グイッ

──ｯチュ

｢ん…！？｣

少し水気のある音が、響く。

ないこと今唇を交わせているんだって、分からせられる音。

それが興奮材料になって。もっと、もっと。

ないこの後頭部に回している両手のうち左手だけ少し下に下ろしていく。

少しだけ手を浮かし、指先だけでないこの背中を上から下に、縦にスーッと下ろしていく。

｢ん゛っ…ふっ、｣

肩を揺らし、一瞬だけ開いたないこの口に舌を捩じ込む。

舌と舌を絡めて、奥歯や歯茎、至る所を舐める。

｢んぅ゛っ…ふｯぉ、..｣

声は抑えているのか小さくしか聞こえないが、揺らす肩と蕩けた瞳から快楽に満ちている事は容易に想像出来る。

｢…っふ､..顔、とろんってしとるで？｣

｢..ｯは、ぁ..っはぁ、ｯ、ふ..｣

ないこの瞳は何とか俺を捉えるものの、段々ずれてきて終いには目を閉じる。

耳なんか以ての外のようだ。

｢ないこ~..？｣

｢聞こえ、とる..？｣

さっきまでの上がった息は消え、規則正しい鼻息を立てるないこ。

棒をなんとか握るないこの左手からは、ぴちゃっ..ぴちゃっ..と音を立てる白濁液があった。

目が覚める。なんだかいつもより狭いと思えばソファの上だった。

周りを見渡すと屈んで何かをしているまろの姿があった。

｢..、あ、ないこ、起きたん？｣

俺がまろの姿をじっと眺めているとこちらに気が付き声を掛けてきた。

｢んぇ..あ、うん..？｣

俺はいつの間に寝たのだろうか。まろが俺の家に来て一緒に作業をしていた所までは覚えているが、そこで何をしたのか細かくは覚えていない。

｢..？まろ、何してるの..？｣

ずっと屈んで立ち上がらないまろに、声を掛けた。

するとまろは、｢ちょっと床拭いとるんよ｣と言い、握ってくしゃくしゃになったテッシュとナニかが零れた床を見せてきた。

そのナニかというのは白く濁った液体。既に拭かれた部分のテカリを見る限り、恐らくベトベトしている液体。

（なにこれ..なに零したんだ..？）

白い液体と言えば牛乳だが、俺の家には今牛乳がない、はず。

ではなんなんだ..？？

｢あっそうや、！｣

｢ないこ、昨日急に..その..｣

｢ん？どした？｣

｢…き、//｣

｢き..？｣

｢き..キｯ、キスしてもうて..ごめんな、｣

｢…｣

｢べ、つに…平気だよ..｣

理解が出来なく固まってしまう。

別に嫌だったとか、そんな訳ではない。嬉しかった訳でもない。

だが、なぜまろは俺にキスなんかするのか、それだけが疑問だった。

あれか、事故キスってやつか..？それでも漫画みたいだな、なんて思いながら再び床に視線を落とす。

零れている白い液体を眺めながら昨日の記憶を掘り出そうとする。

だがどうしても思い出せない。記憶が無くなってしまう程の深い口付けだったのだろうか、だとしたら、この液体は俺かまろのどちらかの…。

勝手に想像して顔が熱くなる。

｢..？ないこ、顔真っ赤やで？どしたん？｣

｢っ..、、/｣

｢こっ、これってさ..ｯ//｣

｢ん？どしたん？｣

｢あっ..あぁあのっ、、/｣

｢これって俺かまろの..とかなの..？/｣

｢….ぁああ~w｣

｢なっ、なんで笑うの！！//｣

｢いぃや、wなんでもw｣

｢あ、これな？ないこのやで｣

｢へっ..あ、、｣

｢..そ、なんだ..｣

｢あ、ちなみに、写真あってメンバーに送信したんやけどさ、｣

｢は？｣

まろがポケットからスマホを取り出す。そして某連絡アプリを立ち上げる。

｢えっ..ちょっま！？｣

｢やｯ、やめてほんとにｯ！//｣

スマホを支えるまろの手を掴み上下に揺らす。

｢やめてってなんや｣

｢もう送っとるんやから遅いで？｣

｢あ、、｣

そうだ。確かに｢送ったから｣と言っていた。

｢じゃっ、！じゃあ消してよｯ！！//｣

まろを睨みつけ、必死に叫ぶ。恥ずかしさからか涙が溢れていた。

するとまろは、ニヤッと不敵な笑みを浮かべた。

｢や~だ｣

【おまけ】某連絡アプリにて

＞いれいす（６）

🤪｢ねね｣

｢みてないこたんあいすたべてる｣

[画像を添付しました]

🐇｢え、盗撮？？｣

🐤｢あほ面だね｣

💎｢そういってあげんな｣

🦁｢てかまろないことおったんな｣

🤪｢うん｣

｢ないこはうすでさぎょうしてた｣

🐤｢なんか返信遅くない？｣

｢どした｣

🤪｢いや、何も無いよ別に｣

💎｢急に漢字増えるやんww｣

🐇｢焦りばればれでくさ｣

🤪｢なに｣

｢どゆことだよ｣

🦁｢ないこ来へんな｣

🐇｢ほんとだ｣

｢まろちゃんなんかしたの？｣

🤪｢なんもしてないって｣

｢ないこは今寝てる｣

🐤｢えぇ絶対なんかしたじゃんw｣

🤪｢してない｣

｢あ｣

｢ないこおきちゃった｣

💎｢ぜったいなんかあってくさ｣

🦁｢まろなんかやらかしたんかな｣

🍣｢なんだよまろ｣

｢嘘つきやがって｣

🐇｢ないちゃん｣

｢なに？なんかあったん？｣

🍣｢いやなんでも｣

🐤｢2人ともなんでもないって言うじゃん｣

💎｢余計気になる｣

🤪｢嘘ってなんやないこ｣

🍣｢まろがうそついたそのまんまの意味｣

🤪｢俺嘘ついてないで｣

｢思い返してみ｣

｢ないこが勝手に妄想しただけや｣

🦁｢ここでイチャつくな｣

🐤｢なんか怖いし深堀しないどくね｣

💎｢お幸せに｣

🍣｢しねおまえら｣

🐇｢こわ｣

その後、青さんに全て教えられたらしい。

最初の典型文みたいなの手書きで打ってるうち偉い（（はよ典型文作れ

この作品はいかがでしたか？

200

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はじめて見させていただいたのですが……とっても神作✨ ありがとうございます🥹🥹 🔪が互いにソッチ方向に妄想する姿や、アイス…なんて的確っ！✨ ほのぼのしてる1幕なはずなのに何故か読者も本人たちもよろしくない方に考えてしまう… 書き方が上手だからですかね🙄ノベルめちゃ勉強になります🥹 ブクマ失礼します☘️

ゆ@さぶちゃん

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