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⚠︎お嬢様上等パロ , 具が出てきます⚠︎
ci
「 ロボロお嬢〜!お待たせー!! 」
わたくしが椅子に座って待っていると、遠くから元気な声が聞こえてきた。チーノ様だわ
rb嬢
「 チーノ様。お久しぶりですわペコッ 」
ci
「 うん!ひさしぶりやな!
…ここで話すのもなんやし、食堂行って話さん? 」
rb嬢
「 はい、大丈夫ですわ 」
わたくし達はそう言い、食堂へと向かった
ci
「 …よし、で?どうしたん?
相談事って。」
rb嬢
「 …実は… 」
わたくしはチーノ様に夢の事を話した。
ci
「 …なんやそれ…?知らんけど知ってるヤツが出てくんの? 」
rb嬢
「 …はい。何を言ってるのかわからないのはわたくしもわかってますわ。
でも…本当にそうですの。」
ci
「 …そうか…。あ、なんか特徴とかないん?服とか 」
rb嬢
「 特徴…茶髪で緑のロングスカートを着てたような気がしますわ。」
ci
「 えぇ…そんなヤツ俺知らんな〜… 」
rb嬢
「 …そうですよね。ごめんなさい。こんなご相談をしてしまって 」
やっぱり、知るわけないですわよね。” 知らないけど知ってる “ もわたくしの勝手な思い込みかもしれませんし。
ci
「 いやいや!全然やで!?俺こそ申し訳ないわ…一応みんなにも伝えといていい? 」
rb嬢
「 はい。大丈夫ですわ 」
ci
「 ありがとう!またなんかあったら言うわな! 」
rb嬢
「 はい。ありがとうございますニコッ 」
ジジッ…
わたくしがチーノ様と話していると、急にチーノ様のインカムがなった
『 なぁチーノ、大先生に絡まれてるから助けてくれん? 』
ci
「 は?今ロボロお嬢と話してんねんけど。」
『 えぇ…俺が話聞くからって言っといてくれへん?お願い! 』
ci
「 …行けたら行くわ 」
『 ありがと!! 』
rb嬢
「 どうしましたか?もし急用なら行ってもらって構いませんが… 」
ci
「 ごめんな!ホンマ!ショッピがまた話聞く言うてたから! 」
rb嬢
「 あ、もうチーノ様にお話は聞いてもらったのでもう大丈夫ですわ 」
ci
「 マジ?ショッピに言っとくわ!
ごめんな!!じゃ! 」
rb嬢
「 はい 」
〜〜〜
あれから、チーノ様と離れた後、わたくしは自分の部屋に戻り掃除をしている。わたくしの部屋はいつもいつも汚くて、皆様を呼びたくても呼べない状況。
メイドやじいやにも片付けろとか毎日言われてますわ。汚い、って言うわけではないんでけど、皆様に比べると汚いって感じですわね。一般庶民の方よりかは綺麗な気がしますわ。
rb嬢
「 んっ…、重いですわこれ… 」
部屋の片隅にはいろんな段ボールが眠っていた。
rb嬢
「 あら…?このダンボール…何かしら? 」
わたくしがダンボールの整理をしていると、見覚えのないダンボールを発見した。
バッ
rb嬢
「 『 たいせつなもの』…? 」
中を開くと、大きめの紙に子どものような字で『 わたくしと〜〜おじょうさまのたいせつなもの 』と書かれていた。〜〜と言う名前が書いてあるであろう、肝心な部分は掠れてたと言うか滲んでいて見えない。
rb嬢
「 なにかしらこれ…でも、この字はわたくしの昔の字のような気がしますわ。」
そう。これは絶対と言って良いほどわたくしの字だった。…何かわたくしが夢で見ている方と関係があるかもしれない、という微かな希望を持ちながらわたくしは中身を見た
rb嬢
「 …!?こ、これって… 」
中身を見てみると、真っ先に目がついたのはチーノお嬢様やショッピお嬢様、鬱お嬢様やいつも一緒に居る方達と撮った写真が入っていた。その中にはわたくしの隣に何か見覚えがある服を着た方がいた。
rb嬢
「 この方…! 」
わからない。違うかもしれない。けど、確かにわたくしが毎日夢で見ている方の服に似ているのだ。顔はちょうど何かのインクが滲んでいて隠れている。わたくしは他に何かないか、とダンボールの中を無我夢中に探した。