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⚠︎お嬢様上等パロ , 具が出てきます⚠︎
rb嬢
「 …! 」
あれから、数十分わたくしがダンボールの中身を無我夢中に探していると見覚えのあるものがたくさん出てきた。
rb嬢
「 『交換日記』… 」
ペラッ
わたくしがその『交換日記』と書かれてあるノートを開くと、わたくし自分の字と自分のではない字が書かれてあった
「 ○月×日 ロボロ
今日は、〜〜おじょうさまと1日中あそんでましたわ!今日は約束しましたの!「おっきくなっても一生一しょでお友だち」と!学校に行ってしまったら、はなればなれになってしまうかもしれませんがでも、はなれても一生友だちと約束しましたから一生お友だちですわ!! 」
「 ○月△日 〜〜
今日は学校で「友だちに手紙を書く」というべんきょうをして、ロボロおじょうさまにお手がみを書きましたわ!!ロボロおじょうさまもわたくしに手がみを書いてくれててとってもうれしかったですわ!!ありがとうございます。ロボロおじょうさま。一生大切にいたしますわ! 」
と言ったザ・子供と言った文章だった。普通ならこれを見れば恥ずかしいとか黒歴史だーとか思うかもしれないが、今回はあんまり思わなかった。なぜだかわからないがその “ 彼女 ” に関係する事の方の気持ちが強かったからだと思う。でももちろん、肝心の名前が書いてあろうところは何かで掠れてたりしていて見えない。
コンコン
ci嬢
「ロボロお嬢様〜!
ご飯の時間ですわよ〜!!」
rb嬢
「あら、もうそんな時間でして!?
少々お待ちくださいまし!」
色々していたらもうそんな時間。あっという間に時間は過ぎていったんだ。わたくしは慌てて用意をした。
・・・
rb嬢
「お待たせですわ!」
ci嬢
「大丈夫ですわよ。…ロボロお嬢様、何してましたの?こんな時間にルーズだなんて…」
rb嬢
「あっ…いえ。ちょっと部屋の掃除をしてましたの。」
ci嬢
「まぁ!そうなんですね!
わたくしも部屋掃除しないと…」
rb嬢
「…笑
そんな事ないですわよ。チーノお嬢様は部屋お綺麗なんですから…」
ci嬢
「まぁ…確かにロボロお嬢様よりかは綺麗ですわね!ヘヘッ」
rb嬢
「なっ…!ちょっと〜!その言い方はどうかしてますわよ〜!!!」
ci嬢
「きゃ〜!w」
タッタッタッ
わたくしたちは、走りながら食堂へ向かった。
・・・
rb嬢
「チーノお嬢様〜!!」
ci嬢
「きゃ〜!w 申し訳ございませんわ〜!」
タッタッタッ
ut嬢
「あら、お二人とも。」
ci嬢
「あっ…ヴヴンッ
ご機嫌様ですわ。」
rb嬢
「はぁ…ったく…
ご機嫌様ですわ」
食堂へ向かうと、もう皆様方が揃っていた。まぁわたくしたちは遅かったから当たり前だ。
syp嬢
「お二人とも走りながら来ましたが何かしてましたの?w」
ci嬢
「いや…何もありませんわ!」
rb嬢
「実はわたくし、さっきまで部屋の掃除をしてて〜〜」
ci嬢
「あっ、ちょ、ロボロお嬢様!?」
「www」
こういうのは本当に楽しい。…でも、何かが…何かが足りない気がする。その “ 何か ” はわからないけど。
・・・
tn嬢
「そういえば鬱お嬢様のお部屋って意外とお綺麗ですわよね?」
ut嬢
「意外とってなんですの!意外とって!」
em嬢
「…鬱お嬢様は…綺麗好きですの?」
ut嬢
「いいえ。そういう訳ではありませんわ。」
em嬢
「え…じゃあなんで?」
ut嬢
「それはもちろん!イケメンな男性がわたくしのお部屋に来た時にわたくしの第一印象が “ 綺麗好きな子 ” とかにするために決まってますわ!!!」
ci嬢
「さ、流石鬱お嬢様…w」
rb嬢
「…」
syp嬢
「…?ロボロお嬢様?どうかしましたの?」
rb嬢
「あっ…いえ。何もないですわ」
” 綺麗好きな子 “ …。何か引っかかる。何だろう、このモヤモヤは。
〜〜〜
「本当、〜〜お嬢様は綺麗好きですわよね〜」
「えぇ!ロボロお嬢様のお部屋を見ると本当に掃除したくなりますわ。」
「え、じゃあしてくださいまし。」
「…ちょっとそれは…」
「な、なんでですの!!」
〜〜〜
rb嬢
「…!」
やっぱり。この感じ、あの ” 彼女 “ に絶対関係している。でも名前が思い出せない。名前さえ思いつければ思い出せそうなのに。
ci嬢
「そういえばわたくし最近 ” 変な夢 “ を見ますの。」
rb嬢
「…!?」
syp嬢
「え、どんな夢なんですの?」
ci嬢
「なんか…見覚えはあるけどないような…彼女が出てくると言うか…」
rb嬢
「なっ…!」
わたくしと同じ内容の夢…。こんなことってあるのか…?やっぱり、わたくしだけじゃなく皆様にも関係があるのか?
tn嬢
「名前とか思い出せませんの?」
ci嬢
「…何でしたっけ…夢の中でちょっと聞こえたのが「ゾ…」とかだった気がしますわ。その後に「お嬢様」と仰ってたので多分、わたくしたちの知り合いですの。」
rb嬢
「…!そ、そうですわ!!」
なんで…わたくし忘れてましたの…?なんで… ” 一生一緒 “ って約束したのに…
ut嬢
「…!?な、ロボロお嬢様!?どうか致しまして?」
rb嬢
「…ッ、ヒグッ、ヴッ…ポロッ」
syp嬢
「ろ、ロボロお嬢様!?」
ワイワイ
わたくしはいつの間にか泣いていた。