ちょーっと早いバレンタインネタ🤏🏻︎︎
𓏸 紫桃
𓏸 R18
🌸「やらかしたーーー!!」
キッチンから悲鳴に近しい叫び声が聞こえてくる。
なんだなんだとキッチンに行けば唖然だった。
📢「お前はほんとなにしてんだか…」
床に散らばった卵の殻と割れた黄身。
粉砂糖かなにかは不明だが、キラキラとした粉がそこら中に落ちている。
🌸「あー、卵高かったのに…」
📢「まじでなにしてんの?」
🌸「バレンタインだよバレンタイン!」
📢「なんでお前なんかが卵使った難しいの作ろうとしてるわけ?」
📢「適当に市販のチョコレート買っとけよ」
🌸「いいじゃん!」
🌸「たまには自分で作ったの用意しようかなって思ったんだよ!」
📢「その結末がこれなんだよ」
🌸「うっ…..」
やっちゃった、というなんとも言えない表情を浮かべて落としたであろう卵を見つめる。
🌸「うぇ、手についた…..」
嫌そうに床を拭いて、うげっと文句を言いながら落とした食材を処理する。
📢「…そんなん用意しなくてもここにあんじゃん」
📢「美味そうなケーキ。」
黄身が付着したままの洗っていないその手をガシッと掴んで強引に引っ張っていく。
🌸「は!?え…おい!ちょっと!?」
後ろで離せと騒ぎ立てているがお構い無しに無視して歩き続ける。
残念だったな、いつも永遠にパソコンの相手をしてる運動不足のお前に負けるわけないんだよな。
📢「あの卵みたいにぐちゃぐちゃにされたくなければ黙ってろ」
脅し文句を伝えればすぐに後ろからは抵抗の声も力も無くなる。
ほんと、単純すぎて愛おしい。
🌸「ぅお、っ…..」
ぼふっという音を立ててベットに押し倒すと、情けない声を出して顔を赤らめている。
📢「もっと太陽に焼かれた方がいいんじゃねぇの」
本当のケーキみたいに白い肌。
華奢で綺麗な身体だけど、決して薄くは無い胸板は俺を興奮させるのに一瞬だった。
📢「…それとも俺の目に焼き付かれたい?」
🌸「っちょ、…見んな…/」
わざとらしく身体全体をスローでゆっくり見ていると、無理なお願いを頼まれる。
📢「えろいのが悪くね?」
裏でたくさん努力して手に入れたであろう細くて綺麗な腹。
それを今から俺が膨らませる。
🌸「…..あー、もう」
🌸「…好きにすれば。」
無愛想に放たれた言葉と全てを降参したような表情。
それを見せたくないのかそっぽを向いているが、しっかり耳は赤くしている。
📢「言われなくとも好きにするけどな」
同意の元、顎を掴んで無理やりこちらを向かせて唇を重ねると小さな甘い声が聞こえてきた。
🌸「はっ、…はぁ゙…っ、…♡//」
🌸「っう、…ぁ゙~~~~っ、…♡」
ピンと伸ばした自分の足が吊りそうなくらい痛い。
その痛みも、お構い無しに続けられるピストンの快楽に安易に呑まれてすぐ忘れてしまう。
📢「もうちょっと力抜け」
人が絶頂を向かえているのにも関わらず、変わらず余裕のありそうな表情でこっちを見つめてくるものだからカチンとくる。
🌸「…るっせー、指図すんな…っ、♡//」
攻めだからってちょっといい気になりすぎなんだよ。
俺は年上でお前のリーダーだぞ。
📢「なんだ?負け犬の遠吠えか?」
📢「…あー、ごめんごめん」
📢「お前は犬じゃなくてネコだったな?」
煽りの言葉と更に深く沈む腰で一刀両断。
🌸「ひぐ、っ゙!?♡//」
🌸「か、はッ…..っ、♡//」
ビリビリとする頭とふわふわ浮いたような変な感覚に襲われて呼吸が乱れる。
酸素の吸い込む量の調節を誤って、頭が真っ白になって正しい呼吸方法がわからない。
🌸「ぅ、え゙…っ、…♡」
🌸「っ…ッは、゙…?♡」
そんな俺の様子を見て、わかりやすく口角を上げて笑う悪魔がこちらを見つめる。
📢「さっきまでの威勢は?」
🌸「ごめんなさ、ぃ゙っ…い、♡//」
🌸「ごめ、んなさ…っ、…♡(涙目)」
📢「あ?ごめん?…でもまだ俺の腹満たされてねぇんだわ」
📢「もうひとくちくらいケーキ喰いたい気分なんだよな。」
弧を描くように唇に添わせて舌をぺろりと1周させる。
いるまの頬を伝うキラリと光って流れる汗に俺の喉仏が上下する。
📢「…いいよな?」
拒否権のない疑問形に、俺はゆっくりイエスと首を縦に頷いた。
既にぐちゃぐちゃのケーキを更に潰すようないるまの目は、鋭くギラリと黄色に輝いていた。
コメント
8件
めちゃ好きですううううう😭😭😭もっと早くアプリ開いて見ればよかった…… 桃さんの身体の表現、解釈一致すぎてやばいです🥰💕思い描いていたのはこれです!!!ありがとうございました🥹💞
紫桃好きだァああああああああぁぁぁ︎💕︎︎💕︎︎💕︎︎💕︎ まぁじで文章が天才すぎる… なんこの天才的物語は… 可愛いけどえ○ ちで可愛いすぎる😭😭😭
過去一すきですほんとうに 。 紫桃の投稿頻度高めなの本当にありがたいです 投稿お疲れ様です