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※ご本人様とは関係ありません、通報しないで頂けるとありがたいです。
キャラ崩壊酷いと思います。
ここから先伏字ございません、地雷の方は他の推してる方の小説を読むために回れ右してください。
以上が良ければ先へどうぞ。
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【🦉🎻 side】
📄「…なにに怯えてたんですか、セラ夫」
🦉🎻「わから…ない……」
📄「分からない?」
🦉🎻「おれ………ニンゲン……だよね……?」
🦉🎻「血……でるよね………?」
口から溢れる言葉が俺の本心なのか分からない。
でも、自然と出て引っ込むことを知らない。
📄「…アナタがニンゲンじゃないなら、私もニンゲンじゃないですよ」
🦉🎻「……??」
言ってる意味が分からない…。
だって凪ちゃんはニンゲンで…。
📄「私だって、元は裏社会で道具として生きてきたんですよ」
📄「やりたくない笑顔を振りまいて人を騙して、それで用済みになれば始末もした」
📄「セラ夫がニンゲンだと自覚できないのは、きっと教えも含まれているのでしょう」
📄「…でも、私やカフェの2人の事くらいは信用してほしいです」
(ポンポン…)
🦉🎻「なぎ…ちゃん……?」
📄「私たちだけでも、セラ夫が道具ではなく人間だと言うことを証明しますよ」
📄「まだ怖いならその手を私が引っ張ります、人間だと自覚できるように」
🦉🎻「ぁ…………………(ポロポロ…)」
📄「…セラ夫的には、ずっと苦しかったんですよね?」
📄「自分のやってきたことを知っても尚、関わってくれる人達の温かさが怖かった」
📄「違いますか?」
🦉🎻「グスッ………」
🦉🎻「ちがわない…」
自分が人間か疑わしかった。
数えきれないほどの命を奪った俺が、ちゃんと人間なのか分からなかった。
色んな人の温かさを知る度に冷たくなる自分が怖くて、遠ざけようと必死になった。
アレコレ考える度に頭も心もグチャグチャになって、その度に自分の首にナイフを向けた。
🦉🎻「こわいよ……グチャグチャになるの………」
🦉🎻「ずっと心がドロドロで……グチャグチャで…」
🦉🎻「どうすればいいか分からなくて…」
(ギュッ……ナデナデ………)
📄「…セラ夫、よく頑張りましたね」
🦉🎻「へ……?」
📄「私と一緒に、少し休みませんか?」
🦉🎻「やすむ……?」
📄「一緒に居れば辛さも少しずつ消えると思いますよ」
📄「だって今、私の温かさを受け入れてるじゃないですか」
🦉🎻「……………………………」
言われてみれば…凪ちゃんに抱き締められたのを剥がしてない。
温かいと言うより…”心地良い”
あ……胸がポカポカしてる気がする………?
さっきまでドロドロでグチャグチャだったのがウソみたい……。
(スリスリ…)
📄「ん…セラ夫…?」
🦉🎻「………………………」
🦉🎻「俺ってさ、ニンゲン…………だよね?」
📄「えぇ、紛れもなくニンゲンですよ」
📄「私の大切な相方で……”生きる希望”です」
🦉🎻「じゃあさ……俺も凪ちゃんを”生きる希望”にしてもいい………?」
📄「ふふ、そんなの聞かずともしていいですよ」
📄「セラ夫を悪魔と言うやつが出てきたら、私たちが容赦しませんから」
📄「だから、私たちのことくらいは信頼して甘えてきてほしいです」
🦉🎻「…わかった、ちゃんと甘えるよ」
📄「それなら早速、あの2人にも甘えに行きましょうか」
🦉🎻「…うん、そうする」
📄「その前に……よっと、立てそうですか?」
🦉🎻「あ……えっと、手伝ってほしい…かも」
📄「はい、手貸しますよ」
🦉🎻「ん…ありがと」
(ギュッ……)
🦉🎻「んいしょッ……」
📄「…最初より呼吸も安定してますね、一安心です」
🦉🎻「心配かけてごめん…」
📄「もっとかけなさい、何も言わない方がより心配なので」
(スタスタ……コツコツ………)
“セラお、迷惑とか思わず頼ってくれよな”
“セラ、僕たちは絶対離れないから甘えて”
いつだったか、こんなこと言われたな…。
そうだ…ちゃんと俺を知ってくれてる人が居るじゃないか。
🦉🎻「…なーんだ、俺とっくにニンゲンじゃん」
📄「どうしたんです?急に」
🦉🎻「あの2人も”甘えろ”って言ってたの思い出したんだよね」
📄「なんだか想像つきますね」
🦉🎻「今回のこと話したら毎日ご飯を作りに来そう…」
📄「たらいなら絶対やりますよ、セラ夫に料理食べさせるの好きですし」
🦉🎻「だよね〜…そんな気がした」
📄「まぁ、良いんじゃないです?」
🦉🎻「え?」
📄「誰か1人でも甘えられる人が毎日いるんですから、気持ち的にも楽になると思いますよ」
🦉🎻「……………………………」
🦉🎻「…それもそうだね、甘やかされすぎないようには気をつけよ」
📄「気を付けられたら良いですね(笑)」
🦉🎻「あ〜…うん、その反応の時点で無理って察した」
📄「ふふ(笑)」
📄「…さて、そろそろ行きます?」
🦉🎻「ん…行く、泣いたりしたらお腹すいちゃった」
📄「それなら最高に美味しいものを作ってもらいましょうか」
🦉🎻「うん」
(ガチャッ……バタンッ………)