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カゲがヒサに血を飲ませて、吸血鬼化する!
吸血鬼化する!
めっちゃいい!
最終決戦−後半
覚悟していた
ヒサメ 「…」
カゲチヨ「は⁈お前!」
カゲチヨ「髪が伸びて!」
シディ 「ヒサメ…」
シディ(リデュースか、もう使って欲しくないが…やはりそれ程の相手なのだな…なら!尚更ヒサメの身体に負担はかけられない‼︎
ヒサメ 「リデュース…」
いつかはカゲにこの事を伝えると思ってたから…
シディにはもうバレちゃってるんだけどね、
ヒサメ 「…ごめんね… カゲ、シディ」
カゲチヨ「ヒサメー‼︎」
シディ 「ヒサメ…!」
意識が朦朧とし始めている。
ヒサメ 「うっ、ゲホゲホッ」
カゲチヨ「ヒサ‼︎」
ヒサメ 「ひゅー、ひゅー…ウッ‼︎ゲホッゲホッ」
ヒサメ 「ハァ、ハァ…カゲ…」
ヒサメ 「あ、ははは…ちょっとゲホッ使っただけなんだけどな…ゲホッゲホッ」
カゲチヨ「っ、!ヒサ…」
カゲが私を抱き締めるような体勢だ
この状態になる前はドキドキしていたのだろうか。
だがもう、ドキドキなんて感じられない
______何も感じられ無くなってきているほど、弱りきってしまってるのだから。
シディ 「ヒサメ…先程のこともある…少し、休め…」
シディが私の身体の心配をしてくれてる…
ヒサメ 「はは、ありが…ゲホゲホッ」
カゲチヨ「ヒサ!」
カゲチヨ「シディ…さっきのことって、なんだ?」
シディ 「!」
シディ(カゲチヨが怒っている、
珍しいほど、カゲが怒っている…
それはそうだ。
だって 大切なことを隠していたんだから
シディ 「ヒサメ…良いか?」
ヒサメ 「…いいよ」
シディ 「カゲチヨ…ヒサメの使った“リデュース”というものなんだが、」
カゲチヨ「…リデュース…」
カゲチヨ「確か…減らす、縮小する…」
カゲチヨ「!」
カゲチヨ「まさか⁉︎」
シディ 「…そのまさか、だ」
カゲチヨ「じゃあ⁉︎リデュースは…⁉︎」
シディ 「…寿命を削る。…」
カゲチヨ「…んで、」
シディ 「…。」
カゲチヨ「なんで、言ってくんなかったんだよ…俺には!!」
シディ 「それは!」
ヒサメ 「それは違うの…!ハァ、ハァ」
カゲチヨ「ヒサ?」
ヒサメ 「私がアヌビスと戦ってるとき、シディが眠ってるとき、ゲホッゲホッ…」
ヒサメ 「リデュースを使ってたの、」
ヒサメ 「それをシディに見られちゃって…!」
カゲチヨ「…」
ヒサメ 「ゲホッゲホッッ」
ヒサメ 「カゲ…ごめんなさい…言ってなくてゲホッゲホッ」
シディ 「カゲチヨ…嘘じゃないんだ!」
カゲチヨ「…」
カゲは私の身体を見て
カゲチヨ「…
わーってるよ!2人はそういう嘘つかねぇ奴だしな」
カゲチヨ「…悪ぃ」
シディ 「カゲチヨ…」
ヒサメ 「カゲ…」
ヒサメ 「!ゲホッゲホッ」
カゲチヨ「ヒサ!」
ヒサメ 「ゲホッゲホッ…カ、ゲホッ」
私はもう喋ることすらままならなかった
私はずっと寿命のことで色々な人に我慢してきた。
……どうせ死ぬんだったら
ヒサメ 「シデ……し、て。お願い…(ボソッ)」
シディ 「!あぁ、分かった、分かったぞ、
ヒサメ」
シディ 「カゲチヨ、ヒサメを頼む」
シディ 「俺は彼方の方を見てくる」
カゲチヨ「…え?」
カゲチヨ「…あぁ、分かった」
カゲチヨ「任せろ」
シディ 「じゃあ、行ってくる」
カゲチヨ「あぁ」
シディに“ある”お願いをし、
カゲと2人っきりにしてもらう。
言うなら、今だよね?
ヒサメ 「カ、ゲ…」
カゲチヨ「、何だ…?」
ヒサメ 「 私、ね
______好き…なんだ」
カゲチヨ「‼︎」
カゲチヨ「…」
カゲチヨ「…スズキだろ?」
カゲチヨ「すげぇ、アイツと仲良さそうじゃん」
ヒサメ 「!違う!」
カゲチヨ「…へ?」
ヒサメ 「私は!私は…カゲが好き。
____大好き!」
カゲチヨ「⁈」
ヒサメ 「どうせ死ぬから…っだから、…ゲホゲホッ言っておこうなかって…思ったの‼︎……
悔いのないように。」
カゲチヨ「んな、最期みたいなこと、」
カゲチヨ「言うなよ…」
ヒサメ 「ははっ、ゲホゲホッ…ごめ、ね、」
ヒサメ 「でも、今言わな、きゃ…ずっと、ずっと伝えらっ…なかった…思うんだ、ケホッ ケホ」
カゲチヨ「…っ!」
カゲの気持ちを分かってない訳じゃない…
ただ、これは言っておかないと死んでも後悔するだろう
ヒサメ 「だから、」
カゲチヨ「…何だ?」
ヒサメ 「カ…の気持ち…を聞かせてよ…」
ヒサメ 「お願い」
もっとカゲに迷惑をかけてしまう。
こんな事を聞かれたってカゲには迷惑なだけなのだろうから
まさに今カゲは下を向いて俯いている。
嗚呼 私が困らせてしまっている…
でも、
ただ、どうしても聞いておきたかったのだ
カゲチヨ「…俺は!」
カゲチヨ「ずっとこれからも!この先も…
____ずっとヒサメが好きだ‼︎(涙」
ヒサメ 「…えへへ、 (涙」
カゲチヨ「好きだ!だから、俺の前から…
消えないでくれよ…(涙」
カゲチヨ「ずっと、一緒に!」
カゲチヨ「…頼むから…(涙」
ヒサメ 「…私も、カ、と一緒に…、ずっ、一緒に居たい…!」
カゲチヨ「あぁ、あぁ!ずっと一緒にいよう‼︎この先も!だから…!」
こんなにも“生きる”ということを望んだ日はないだろう。
ヒサメ 「カゲ…」
ヒサはもう喋るのも辛いはずなのに…
しっかりと芯の通った声で…
俺の名前を呼ぶ。
ヒサメ 「私…ね、元から寿命…長くない…ん、だ、」
カゲチヨ「…え?」
ヒサメ 「だか…この戦い、なく…も…
私…生きら、な…んだ、」
カゲチヨ「んな事言うな!俺が‼︎どうにか‼︎」
ヒサメ 「カ…ありかと、…けど、大丈。」
カゲチヨ「な、んで⁉︎」
ヒサメ 「もう、無理…よ、」
カゲチヨ「大丈夫だ!何かしら方法があるはず!」
ヒサメ 「…」
ヒサメ 「カケ…
」
皆さんに
聞きたいことがあります‼︎
この後の続きの展開が考え付かなくて…
(でもハッピーendの予定です!)
なんでもいいのでコメントしてくれると嬉しいです!
いいのがあったら採用させていただきます!!