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では、行きましょう〜!
私(せいら)「」
音羽(リン)『』
音羽からの連絡が途絶えた数時間後
ピコンッ
「ん?なんだろ…」
木葉さんからフォローされました
「え……木葉……?」
この、《木葉》という名前は
音羽が途中使っていた名前だった
私はフォロバをして、アカウントへ行ってみた
《木葉》よく病みます などなど…
最初のストーリーの表紙が
《音羽》がよく使っていたストーリーの表紙と同じだった
「これって……音羽……だよね……?」
私は泣きそうな気持ちでコメントをした
「よろしくね〜!!」
「……というか、音羽にめっちゃ似てるんだけど、気のせいかな…?」
たったアイコンと名前、ストーリーの表紙が同じだっただけで、私はそんなコメントを送ってしまった
手が勝手に動いてしまった
音羽なら……生きていることになる
数分後
??〈よろしくお願いします!〉
音羽らしき人からコメントが返ってきた
続けて
〈それと、音羽って……?〉
ああ…この人は音羽じゃないのかな……ポロポロ
私は胸を締め付けられるような思いで次のコメントをした
「いえいえ…!すみません、勘違いだったかもしれません…」
〈あ、大丈夫ですよ!音羽さん…か…〉
〈きっと、楽しい人なんですね〉
「そうなんです!私の自慢の大親友です(*^^*)」
〈…………〉
〈私の正体…言ってもいいですか…?〉
まさかと思った
「まさか……音羽なの……?」
〈私は……〉
〈音羽の姉です〉
え……音羽の…お姉さん……??
じゃあ……音羽は……?
音羽はどうなったの……、??
〈音羽の容態お伝えしてもいいですか?〉
「お願いします」
〈音羽は…意識不明。記憶喪失になる可能性がある〉
〈複数箇所の骨折です…〉
「え……」
私は息の詰まる思いだった
「すみません…私には何もできなかったっ…ポロポロ」
〈いいですよ……〉
〈妹もバカですよね……。こんなに大好きで愛してる人がいたのに……〉
〈それにここまで仲良くしてくださる人なんて、なかなかいませんので、音羽は絶対嬉しかったと思います。〉
「それならいいのですが…」
〈本当にありがとうございます〉
「また、何かありましたら教えていただけると幸いです…」
〈絶対教えます〉
「ありがとうございますっ…」
「お姉さんも辛かったら、私なんでも聞きますのでいつでもコメントしてくださいね」
「それと、音羽がもし目覚めたら落ち着くまで私のことは秘密にしておいてください。」
「きっと混乱しちゃうと思うので……」
〈わかりました〉
それからさらに数時間後
〈せいらさん!!〉
〈奇跡です!!〉
〈めっちゃ嬉しい報告があります!!〉
「はい!なんでしょう!」
〈なんと……!〉
〈音羽が目覚めました!!!〉
〈あんま記憶ないですけど!!〉
「よかったっ…」
〈嬉しい!!〉
「本当に…よかったっ……」
〈せいらさんのことちゃんと覚えてます!!〉
「え!!覚えてたの!?」
〈開口一番に『せいらは?大丈夫なの?』だったんです!!〉
〈どんだけ、音羽に愛されてたんですか!!〉
「やっぱり…信じててよかったっ……」
〈なんとかコメできそうなので音羽に変わります!〉
「はい…!」
『せいら〜!!ギュー』
「音羽〜!ギュ~」
「大丈夫なの!?心配したんだからねっ…ポロポロ」
『ギュー、体痛い、!』
『心配かけてごめん!』
「いいの!私のことは気にしないで…!」
「体痛いよね…でも生きててくれてよかったっ…」
「本当にっ…ポロポロ」
「やっぱりさよならじゃなかったね!」
「また会えて嬉しいよ…!」
『明日僕のアカウント作るんだ!』
「なるほど!了解!」
『僕、せいらに会えて嬉しい!!ギュー』
「私もだよっ…!ギュ~」
「もう…心配かけないでよねっ…!」
『はーい!』
『せいら大好き!!』
「私もだよっ…!本当によかったよ…!」
『うん!!』
「そろそろ寝な!また話せるときに話そ!」
『うん!おやすみせいら!』
「おやすみ!音羽」
はーい!ここまでです!
スペース多くてすみません!!
本当によかったっ……ポロポロ
また話せるってわかったときどれだけ私が嬉しかったことかっ…
だから、また一緒にいて、話そ…!
だが、これが終わりではなかった……