「 早 く 準 備 し て ~ ッ ! 」
ラテ「ってもうそんな時間っ!」
ぐさお「私は準備完了です!!」
八幡宮「 ん ま ~ ッ !!」
ヒナ「わぁ ~ ッ ! ! ちょっとまって ~ !!」
私達が居るリビングでは , 大騒ぎ。
だって今日は , 私達にとって特別な , 初テレビ出演となる『新星いつめと☆のインタビュー』の放送日。
だから , その放送時間の数分前になった今 , 大慌てで片付けをしている最中。
「みんな ~ 終わった ? もう時間…!」
ラテ「こっちはおっけー!完璧だよ!!」
ぐさお「私ももちろんですッ!」
八幡宮「大丈夫 ン マ ッ !」
ヒナ「私も丁度終わったよ ~ !」
丁度全員準備も完了し , ようやく落ち着いた。そして , リビングのソファーに座り , テレビに目を向けた。
その時 , パッとCMが終わり , とあるバラエティー番組が始まった。
このバラエティー番組のとある企画で , 私達がインタビューを受けることになったんだ。
そして , この番組が始まり数分後 , 例の企画がやってきた。
『さぁ ! ! 今回も , 流行りのものに急接近!ということで今回は ,
YouTubeからデビューを果たした新人アイドルグループの皆さんにインタビューしてみました!!』
イ ェ ー イ ッ
『そのアイドルグループとは , とある有名人気アイドルだったいつめと☆の後継者だそうです!
早速 , インタビューに let’s go ! ! 』
『今回インタビューさせていただくのは , 最近話題の『新星いつめと☆』の皆さんです ~ !』
『こんにちは!『新星いつめと☆』リーダー , めめんともりだよ ~ っ!』
『新星いつめと☆副リーダー , ラテですッ!』
『新星いつめと☆頭脳枠 , ぐさおだよ ~ ! ! 』
『おはこんばんにちは!新星いつめと☆お料理枠 , ヒナだよ ~ !』
『新星いつめと☆狂人枠八幡宮です、んまッ!』
「「「「「新星いつめと☆です!!」」」」」
『最近YouTube界でデビューしたと話題になっていますが , 具体的に活動は何をしておられるんでしょうか?』
『私達のグループチャンネルでは , メンバー全員で『歌ってみた』や私達の趣味である『ゲーム』などをして活動しています!』
『個人チャンネルでは , 個人の歌ってみたや個人のゲーム配信 , 各それぞれの趣味とうをして活動しています。私は , ゲーム実況などをして遊んでいます!たまに , ダンスの動画なども上げています。』
『私もゲーム実況を中心に活動しています!』
『私もゲーム実況や , 歌ってみたを中心に活動しています ~ !』
『私は , ゲームはもちろん!お料理などもしています!』
『私は , ヒナちゃんのお手伝いや , ゲーム実況を中心に活動していますっ!ンマッ!』
『色々趣味があっていいですね ~ !リーダーのめめんともりさんはダンスが得意と聞いていますが , 他のメンバーの皆さんは , 何が得意なんですか ? 』
『私は , ラップなどを担当したりが多いですね、!早口言葉が得意なので ! ! 』
『成程 ~ ! 』
『私は , 歌が得意です!作詞作曲も出来るのでそっちの担当もやっています!』
『私は , 料理が得意で、皆の休憩の為の , 軽食や普段のご飯とかを作ったりしています!』
『私は , ぐさちゃんと、怪我や体調を崩したときの休養係をしています!意外と , 頭いいので(`・ω・´)ゞ』
『成程、各メンバーで役割が振り分けられているんですね…!すごいですね!────』
こういうふうにどんどんインタビューが流れている。
「すごいですね✨私達 , ちゃんと出来てる…!」
ラテ「流石私達だわっ!!」
ぐさお「無事に初テレビ出演を終えてよかったですッ!!」
ヒナ「私も皆も可愛 ~ い✨」
八幡宮「んまッ ~ !(喜)」
流れ流れ , 途中で感想を呟きながら , インタビューを必死に見ていた。
やがて, インタビューの企画 , 番組が終わった。
「はぁ ~ , 凄かった ~ !テレビって改めて , 緊張するし凄いですね…!」
ラテ「そうだね…私達もっと売れて行かないといけないってわけだよね!」
ぐさお「これからも頑張らないとですね … !」
ヒナ「私たちなら絶対行けるよ ~ .ᐟ.ᐟ」
八幡宮「YES YES YES !」
そ う 言 っ て 私 達 ─ 新 星 い つ め と ☆ は , 少 し , 一 歩 だ け … 上 に あ が れ た よ う に 感 じ た ん だ 。
─いえもん side─
俺はいつものように , 暇つぶしでテレビを見ていた。
そんなあるときだった。
とあるバラエティー番組の , 流行りに急接近 ! ? という企画が俺の目に映った。
思わず , その画面に目を離さずにはいられなかった。
だって────その企画で , インタビューを受けていたアイドル『新星いつめと☆』に一目惚れ……
─正確には新星いつめと☆のリーダー , めめさんに一目惚れしてしまったんだ。
そこから , 思わずLINEを開き , とあるグルラへメッセージを送る。
『今やってる , 〇〇って言うバラエティ番組の流行りに急接近っていう企画見てる?』
送ると相手も暇なのか , すぐに既読が付く。
『見てるよ ~ !もしかして , 新星いつめと☆っていうアイドルのこと ? 』
『俺も見てる ~ !新星いつめと☆ってアイドルでしょ?』
『ぽれももちろん ~ !』
『メテヲも見てるよ!アイドルの話?』
皆見ているらしく , 話は早い。
『そのアイドルについて話そうよ!』
俺は手短に , メッセージを送信する。またまたすぐに既読が付く。
『『『『もちろん』』』』
そして , 即答するかのように , 即メッセージが送られてきた。
『それじゃ , 今日の , 〇時に○✕△公園集合でOK?』
素早く予定を決め , 全員の返信を待つ。
って言っても , 数十秒も経たない内に , 返信が届く。
『『『『りょーかい!』』』』
そ う や っ て , 俺 等 は , 近 々 ア イ ド ル [ 新 星 い つ め と ☆ ] フ ァ ン に な る ──── 。
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