「らっだぁ雑魚乙〜w」
「はぁ〜〜!?なんだとぉ〜!?おい〜!!待て〜!!」
「やだぁ〜w!!」
「「えっ?」」
「らっだぁ!?」
「ゾム!!!」
いつも通りの光景、2人は仲良く喧嘩をして追いかけっこをしていた時、
突然だった。
彼らの足元に突然、大きな黒い穴が広がった。
どれだけ反射神経がいい彼らでも、どれだけ動ける彼等でも、その大きすぎる
異様な穴を避けることは出来なかった。
突然だったが、彼らは離れまいとお互いの手を取り合い握り締め、そのまま暗い闇の中へ
落ちていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いててて、、、、、、、、ん?、、、、ここどこ?」
「え??????ん????」
「うっ、、、」
「あっ、、ゾム!!ゾム!!起きて!!」
「んっ、、、、らっだぁ、、、?」
「知らないところに来てる!!」
「、、、、え?」
「、、、、、、、、、は、、ははっ、、、ま、まさか、、、」
「「、、、、、ど、どうする?」」
「と、とりあえず、、、街、、探す?」
「せ、せやな、、、」
彼らが起きた場所はまさかの木が生い茂る森の中。
先程までいた場所はらっだぁが運営している運営国の中だ。つまり、
彼らはあの異様な大穴を通り、別の場所に来てしまったという事だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「そういえばさぁ、、、あの大穴、なんだたっんだろうねぇ、、、」
「確かになぁ、、、なんやったんやろ、、、」
『キエエエエエエエエエエッ』
「「えっ?」」
「なっ、、、なんやあれ!!!!きっっっっも!!!!!」
「キモすぎ!!!!なにあれ!!!に、逃げるぞ!!!」
彼らの目の前に現れたのは得体の知れない物体。
見るだけで不快にさせられるその姿はホラー耐性があるらっだぁでも無理だったようだ。
あのらっだぁでも無理なら、ゾムはもっと無理に決まっている。
そんなことを言っていると、2人は仲良く全力疾走をしていた。
しかし、その得体の知れない物体は彼らを逃すまいと追いかけ続けている。
二足歩行のそれは足が早く、ゾム、らっだぁの彼ら2人と同じくらい、速かった。
「らっ、らっだぁ!!」
「なに!!」
「あいつ殺そ!!」
「えっ!?出来る!???」
「頑張れば出来るんちゃうん!!俺らやん!!」
「やるか!!」
「行くで!!」
「3!」
「2!!」
「1!!!」
〈グシャァ〉
『キエエエエエエエエエエッ』
「「は、、、はっ、、、、な、、き、、、きっも!!!!」」
「な、なんなんあれ!!キモすぎん!?」
「あ、あれほんとに何!?ほんとに吐きそうだったんだけど!!」
「お前よりキモイってなんやねん!!」
「、、、、はぁ〜!?ゾムお前〜!!!俺は世界一可愛いですぅ〜!!」
「きっしょwwwww」
「はぁ〜!?」
「まぁまぁ、ほら、行くで」
「ったくお前って奴はぁ〜!!」
「wwwww」
不快感を感じながらも彼等は得体の知れない物を破壊した。
それは動物のように血や肉があり、弾け飛ぶ様は本当に不快でしか無かった。
最後の甲高い叫び声は、きっと痛みを伴う死に方をしたからだろう。
可哀想だが、その世界は弱肉強食の世界。弱いものは殺されて、食べられて
終わりの世界だ。その世界を彼らは生きている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「てかまじで森一生抜けんねんけどどうする?」
「どうするって言われてもなぁ、、、、どうする〜?」
「俺が先に聞いてんけど?」
「まぁまぁ、取り敢えず歩こ」
「、、、OK」
〈ガサガサッ〉
「「!!」」
((敵か?どうする?))
(さっきみたいに殺す?)
(そうしよか。)
(行くで、、、さん、、にい、、、い
「あれ?お前ら誰?」
((人!?))
「お前こそ誰や」
「あ、ごめんごめん!びっくりさせちゃったよな!俺は虎杖悠仁!
虎杖とか、悠仁とかで呼ばれてるぜ!よろしくな!」
((どうする?))
(、、、、、言うか?)
(本名言ってくれたっぽいけど、、、、、珍しい名前だよね、聞いたことないなぁ、、)
(、、、、ひとらんが言ってた気がする、、、これ、、日本人の名前だ。)
(え、まじ?日本って、あの、、めちゃくちゃ遠い国?)
(そ、やから、、俺らもそれなりに合わせよ)
(おっけ〜)
「俺は鳥居希。ゾムって呼んでくれ」
「俺は猿山らだ男。らっだぁって呼んで」
「おっけ、ゾムと、らっだぁだな!よろしく!」
突然彼らの元に現れたのは虎杖悠仁という男。背丈は完全に大人だが、服装は制服なので
学生のようだ。客観的に見るとゾムが1番幼く見えるくらいだ。
「そういえば2人は何歳?」
「俺は17やで」
「俺も〜」
「え!じゃあ俺の2個上じゃん!先輩だ!」
「え?15でその身長なん?」
「ゾム、、、、小さいねぇ、、、ww」
(後でぶっ殺す)〈殺気〉
「ごめんごめんごめんっ」
「てかさ、ここって何処なん?」
「ん?ああ!ここはな!」
「もうすぐで見えてくるぜ〜!」
「ほら!!」
森を進んで行ってから何分かしたあと、彼は虎杖悠仁という男にそう質問した。
そう言われて見えてきたのは古い学校のような校舎。
綺麗だが、何処か古く感じるその校舎は、何処か、懐かしさを感じた。
コメント
2件
呪術廻戦に2人が…尊すぎ…やば…楽しみにしときます!!(見るの遅れてごめん!)