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こういう世界だから、見た目のいい人はいくらでもいる。その中でもウンソクは特別だった。整った顔立ちにヤンチャなイメージ、でも中身はどこにでもいる普通の、ちょっと厨ニ病。
華があるってこういう人のことをいうんだろう。長い時間を共にするうちに、ウンソクに惹かれていく自分に気づいた。同じ練習生として、友達として。兄として、それ以上の特別な感情を持って。
学生の頃は恋人を作らなかった。好きだと思う人は、いた。夢に向かって努力すると誓った日から、恋愛に時間を割くことは自分にとってプラスにはならないと思った。だから自然に、初恋らしき感情も消えてしまった。
一つのことに打ち込める環境、僕にとってはそれが練習室で、練習室には仲間でありライバルとなる存在がたくさんいた。切磋琢磨していく日々の中で、ウンソクが唯一の光だった。なぜそう思ったのかはわからない。
頼れる先輩も、気が合う友達も、同じレベルで戦えるライバルもたくさんいたのに。
気づけば目で追っている、その目にいつからか気づいてくれる。隣にいる時間が増えて、一緒にデビューできることが決まったある日。
買い物付き合ってくんない? って誘われて、二人で出かけた。