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服を選ぶ。お互い似合いそうなものを。
食事。いつも同じようなもの食べてるから、たまには違うものを。
どこがいい何がいい、楽しい時間はあっという間に過ぎる。帰り際離れがたくて何か言おうとした僕の手をウンソクが握った。
無言で僕を引っ張って、その当時ウンソクが住んでいた家に行った。なぜか分からないけど、そうなることが必然だったように抱き合った。キスはできたけれど、いざその段になると、準備しなければどうにもならないことを思い知った。それ以外のやり方で思う存分、愛し合った。
今思えば告白も何もなく、ただ欲情に流されただけなのかもしれない。だけどあの時確かに僕の中にウンソクへの愛はあって、ウンソクも僕への愛情はあったと思う。
あの日から僕たちは変わった。僕たちしか知らない、特別な関係になった。