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注意事項
前回は戦場がライン川となっておりましたが戦場はベルリンとなっております。
西側連合軍であるイギリスなどがいるのは目を瞑って下さい。
それでは本編へ〜〜。
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序 第十一話『正気は亡くたって勝気は有るのさ』
大英「さぁ総力戦と徢号の思いで最期の賭けを始めようか。」
決着は
1945年4月 ベルリンの戦いが始まる。 ここに遍く全ての正義に今問いかけるその覚悟を。
ナチ「証明してやろう。」
ここにいる皆々が構える。 一声により、最終決戦の火蓋が切られた。
ナチ「距離1000ミリ、角度30度標準。砲撃開始!」
一瞬にして閃光が戦場に降り注ぎ、怒号のような発射音が繰り広げられる。
大英「、、、敵は建物の中だ!火炎放射器で焼き払え!」
火花が目の前を通過し辺り一面焼き付ける。熱によりガラスが割れキラキラと破片が飛び散り目の前に進むことを拒む。
ナチ「、、、!、、、地下壕に潜り込め!」
大英「逃げたぞ!出口を塞ぎ込んで袋の鼠にしろ!」
滑り込むように地下壕に潜り込み暗闇の中で機関掃除銃を打ちかます。 敵も味方も関係なく近くにある武器を鹵獲し、とことん打ち放つ。
ナチ「敵兵がいる所に火炎瓶を投下しろ‼︎一酸化炭素漬けにしてやれ!ッ!、、、こんな狭い所に対ロケット銃を放つなんて、、、!」
暗闇に火花が散らし、悲鳴や吹き飛んだ四肢が宙を舞う。血が目の前を塗りつぶされて常に死が来るのかわからない恐怖に陥っている。
大英「、、、くそ、、、煙が蔓延してきた、、、屈んで索敵をしろ‼︎」
ダダダッダダダ!!!!!
ナチ「、、、このままではイタチごっこだな。一旦上に上がろう。」
砲撃の音が頭上を通ると同時に地面が揺れる。恐らく西側連合軍の砲撃、、、。
ドイツ兵「ッ!隊長!」
ナチ「なんだ⁉︎」
ドイツ兵「ソ連の砲撃が、、、!」
味方から申告されるのは西側連合軍の砲撃ではなくソ連軍からの物。だが西側の戦況はソ連軍からしてわからないはず。
ナチ(どうやってここに座標を合わせた、、、?、、、ッ!)
濛々としているスモークの中から突如として現れた銃声にその場が凍りついた。
ナチ「ッ!、、、なのソ連狙撃兵生きて‼︎」
向かい側の建物にスコープの標準を合わせている者がいる。それがあのスターリングラードで殺した筈の狙撃兵だ。
ナチ「なんで、、、!まさか、、、諜報員が居るのか?」
知りたくないなら逃げていなさい、
知りたくなるなら背けず見てなさい、
密告した犯人を。
ソ連「お前の情報は正しかったようだ。“フランス”。」
フランス「は!暗殺者舐めるんじゃねぇよ。」
ナチ「アイツも生きて!距離70ミリ角度67度!砲撃‼︎」(アイツが無線で密告しない限り砲撃は止まない。死んでも殺すしかないな。)
地上はスモークで少しの間なら敵に見つからない。下から見れば敵の様子が分かる。 だが、、、ソ連による仲間の死体が壁、木々にぶら下がり見せしめとして現実を叩きつけてくるそれでも。
ナチ「最期の抵抗をしてやる。」
ソ連「、、、。よし、、、飛び降りるぞ。」
フランス「は?ここ三階だぞ?ついにウォッカでヘッドが溶けたのか?」
ソ連「そう思うのであれば我が軍の無差別砲撃の犠牲者になるがいい。」
フランス「喜んで飛び降ります!」
助走をつけ煙で見えない地面に体を宙に任せた。
ナチ「ッ!アイツら飛び降りてきたぞ⁉︎まずい建物が崩壊して‼︎」
辺りが煙で何もかも見えなくなりただ耳を貫通する悲鳴を聞くしかなかった。
ナチ「、、、ッ!。仕方がない軍を帝国国会議事堂まで後退させるしか無いか。」
戦車や瓦礫を駆使し後退してゆく。その代わり長い事温めていたナチの武装親衛隊がわんさか出てくる。
ソ連「、、、突撃準備をしろ。」
フランス「ゲホッッ!、、、指図すんじゃねぇよお前、階級なんだ?」
ソ連「、、、、、、第2軍狙撃隊隊長、政治将校。」
フランス「え、、、。」
ソ連「お前こそ指図したら素晴らしいシベリア観光を提供してやるが?」
フランス「将校について行きます!、、、(笑)」
大英「おい。お前、社会主義になるのか?」
フランス「ッ!そんな、、、ご冗談を、、、(笑)」
ソ連「、、、妖怪手のひら返しドリル。」
ばごぉぉぉぉン!一発の砲撃が連合軍のすぐそばに墜落した。
ナチ「敵は戦車の裏だ!叩き潰せ‼︎」
大英「、、、これは突撃するタイミングを考えなければな。」
ソ連「ピィーーー!前へ‼︎」
大英「、、、はぁ⁉︎ホント!テメェバカじゃねぇの⁉︎」
赤軍「おぉぉーーーー!!!!!」
赤軍が一気に国会議事堂の玄関に達し、お得意の粛清と共に国会議事堂前にいた武装親衛隊はチリジリになった。トーチカや砲撃台も無差別爆撃により粉々になっている。
ソ連「、、、な?」
大英「この脳筋が、、、!でもまぁ、、、アイツらの敗北顔を見ることができるのならいいか。」
バゴォッン!ドゴォォン!
ナチ「ドアッ!ドア抑えろ!」
ソ連「ッ!どけっ!!」
バゴオオオォォォオオンン!!!!!
ナチ「ッ!狙撃兵‼︎」
カチャ、、、額に、、、鉄が当たる。
ソ連「お前は鉛玉に愛されているな。」
ナチ(ッ!これが、、、アイなのか?、、、。) 「はは、、、お前もちゃんと周りを見ろよ。じゃ無いと簡単に死ぬぜ?」
バッン!
ピン、、、!
ソ連「ッ!」
ナチ「毒ガスでもくらいやがれッ!、、、ゲホッ!ウッ⁉︎」(やばい、、、目眩が、、、逃げ、、、ないと、、、。)
バン!
ナチ「カハッ!!急所を、、、、、、ッ!」
その悠々としている顔に怒りが復讐心が湧き上がる。良かった、まだこの煮えたぎる憎悪は冷めていなかった。不倶戴天の敵、イギリス。
大英「いい加減降伏したらどうだ?そんなプライドなどを捨て。」
ナチ「ハァッ、、、ハァッゲホッもう俺には栄光もプライドも存在しなんでな。捨てる物すらない。」
大英「ではなぜそこまでして命を消費する、、、?」
ナチ「お前もわかっているだろうに、、、俺たちは戦争の中でしか息ができなんだ。」
大英「、、、いつから人生に塗る捧げる物を間違えた?」
ナチ「ッ!」(、、、最初から、、、、、、父上を亡くした時から、、、俺は、、、狂っていたのかもしれない。もう戻り橋にも戻れ無い。一方通行の血生臭い戦場の道。)
ナチ「ハハ、、、見てろよ。今度は、、、修羅ニ堕チてやル。」
もっと深く。
愛亡き世界を地獄に創りあげよう。
もし神様なんかがいたとしたら、、、希望とゆう名の絶望を与えた者がいたのなら、、、救ってくれなかった者達に____
言ってやる。
大英「ッ!、、、ククク、、、ハハハハ!!やはり人間は面白い。共に四肢が捥げるまで踊ろうか‼︎」
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序 第十一話『正気は亡くたって勝気は有るのさ』
やべぇホントはソ連対ナチなのに大英が目立ってる、、、どうしよ退場させようかな、、、?
さぁ大戦は最終戦争、お互い生きていたら勝鬨をあげよう。それではまた戦場で。
コメント
2件
正気が亡くたっての亡くが無くじゃなくてほんとにそんなものはとっくに死んでしまったって感じが最高です!修羅ニ堕チてやルの漢字とカタカナだけ読んだら修羅ニ堕チルってのもめっちゃ好きなんやが‼︎