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二話来たね…。…どうぞ
灯「…玲音くん、今までありがとう……」
玲音「……!」
穴の底…
ガシャッ、ガシャガシャガシャ
灯「…うぅ……ん?あれ…私…生きてる……どうして…。あっ、玲音くんは?玲音くん、玲音くん」
玲音「う…うぅぅ…。…ぅん…?あれ、俺死んでない…。……灯…?」
灯「玲音くん…!!玲音くんが生きててよかった!!…私は別にいいのに……」
玲音「……。!…おい、…アレ……」
灯「まさか……妖怪…?」
玲音「灯、ちょっと下がってて」
灯「大丈夫…。私が片付けるから…。」
灯がそういうと、灯は手から氷のようなものを出して、妖怪を一瞬で消した…
玲音「灯も腕があがったな」
灯「えへへ…。慎重に先を進も…」
数分後…
玲音「結構歩いたな。」
灯「うん。…玲音…くん…。あれは一体…?」
玲音「……とりあえず、もう少し近づいて見るか。」
二人が近づいてみると…
ガシャガシャガッシャン
玲音「ん…?何の音だ?」
プシュー
灯「これは…人…?」
玲音「の…ようだな……」
二人の眼の前には、長髪の大きな全裸の女の子がカプセルの中で倒れていた…
灯「玲音くん…助ける、よね?」
玲音「まて…。妖怪の可能性がある……慎重に近づこう」
二人が女の子を持ち上げ、隅に置こうとすると、近くにいた二匹の大きな猫が目を覚ました。それと同時に女の子も目が覚めた。女の子は暴れ出し、大きな猫と一緒に二人を威嚇した…
灯「ねえ、あなたどうしたの?怖くないよ。…名前は?一緒にこの深い穴から抜け出そう?」
女の子「ううぅぅううぅ!!!!ウルウル」
玲音「あいつ、喋れるのか?言葉が分からないかもしれない」
灯「ねえ、あの子泣いてるよ…?あの子に名前つけるね。う〜ん、鈴!れいにするね」
灯がそういった瞬間、鈴は倒れてしまった。しかし、大きな猫は鈴をかまうかのように警戒している…
玲音「え、倒れちゃったよ?何か心の問題か?」
灯「ねえ、今度は玲音くんがこの二匹の猫の名前を決めてよ!」
玲音「は!?…じゃあ、龍(りゅう)と龍(たつ)かなぁ…?」
灯「ねえ、この子を私達は助けたいの。どいてくれる…?」
龍(たつ)「…そうか。こ奴を死なせるなよ」
龍(りゅう)「さらったらソナタ達をズタズタにするからな」
灯「え、喋っ…た……。妖怪って喋れるの!?…あなたは龍(たつ)!あなたは龍(りゅう)!だよ…よろしくね…」
龍(たつ)「我らはこ奴に仕えし者。こ奴はまだ我ら達が喋れることを知らない。くれぐれも教えるなよ」
龍(りゅう)「うむ…ソナタ達、名は?」
灯「あっ、私灯です!」
玲音「…俺は玲音だ。」
龍(たつ)「分かった。灯、玲音、これからも頼ることとなるが頼む」
灯「よ、よろしくおねがいします!!龍さん、龍さん!!」
龍「敬語は使わなくてもよい。さあ、はやくこ奴をどうにかしなければ。」
玲音「あぁ、そうだな。」
そういって全員が近づこうとすると、鈴が音に反応して目を覚ます…
鈴「…!(だ、誰!?あれは…猫?あぁ、いじめられる…!!)」
灯「あっ!目開けたよ!」
玲音「お前、気を失っていたが大丈夫か?」
鈴「あ…!…ああぁ!!!やめて!もういじめないで!!」
灯「え!?」
玲音「え!?」
二話はこれで…おしまい。次回を、楽しんでくれると…嬉しい……。では