実ったトマトのように耳元がぽっと赤くなる。
ky「…あ」
ks「耳あっか笑」
テレビに暗く反射していても、はっきりと耳元が赤くなっているのが分かった。
ks「べろ入れてないだけマシでしょ」
ky「それはまぁそうなんですけど」
ky「その、」
ks「ん?」
ky「…き…ちよ…くて」
ks「なんて?」
ky「き、気持ちよくて!」
ks「…笑笑、可愛いなぁもう」
ks「もっかいしていい?」
ky「、、はい」
__瞬間、扉がさーっと開いた。
ky「!?」
us「あ」
us「…お邪魔します」
ks「ちょちょちょ待って待って!!」
us「あの、気にせずイチャついてもらって結構なんで、はい」
ks「違う違う!まって!」
us「あっはは笑、冗談冗談」
us「何してたん?」
ky「ksさんと、キス、して」
ks「!?ばかっ!!お前言うなって!」
us「へ〜?笑」
us「やるじゃーんks」
ks「最悪、fjとかgtさんとかにはばらさないでくれよ?」
us「仕方ないなぁ笑」
us「つか、さっきから2人で何してたの?」
ks「普通にゲームしてたよ」
ky「あ、usさんもやりませんか?」
ky「予定がないなら」
us「いいよ、ちょうど暇してたし」
ks「おk、じゃあ決まりね」
あれから、3人でゲームを再開した。
まだ唇に違和感はあるけれど気にしない。
そして、その日の夜の出来事。
fj「ねぇ、ky」
ky「ん?」
fjの部屋を掃除していると、fjが話しかけてきた。
fj「俺たちに違和感とかない?」
ky「え?」
fjは、いきなり意味不明なことを言い出した。
ky「違和感?」
ky「か、髪切ったとか?」
fj「ばーか笑そうじゃない」
ky「えぇ…」
俺は顎に手をあて、fjをじっくりと観察する。
fj「わかんない?」
ky「すみません、分かんなくて」
fj「大丈夫」
fj「掃除していいよ」
ky「あの、答えってなんですか?」
fj「…ちょっとトイレいってくる」
ky「あ、はい」
次の日。
結局、日が経ってもfjは教えてくれなかった。
ky(昨日、結局何だったんだ?)
ky(まぁいいか)
時計を見上げる。
ky(まだ時間あるな)
棚の引きからノート、消しゴム、シャープペンシルを取り出した。
ky(え〜と…ここの問題は)
俺だって、元は不登校。
こうやって学校以外で学力を鍛えておかないと、生きていくためな生活が困難になる。
せめて、中学3年ぐらいの学力を身につけておかないと。
ky(一度は学校行ってみたかったなぁ)
ky「…あ」
そのとき、シャー芯がポキッと折れた。
ky(どうしよう、シャー芯これて最後だったのに)
ky(買いに行くしかないなぁ)
ky(でも、外出るの禁止されてるし)
そのとき、fjが部屋に入ってきた。
ky「あれ、fjさん?」
fj「ごめん、こんな朝っぱらから」
fj「小腹すいたからなんか作ってくんない?」
ky「かしこまりました」
fj「てか何してんの?」
ky「えっと…」
fjは、ノートにかかれた数式をジロジロ見ている。
fj「勉強してたの?」
fj「えらいじゃーん笑」
fjは、俺の頭を優しく撫でる。
ky「あの、fjさん」
fj「ん?」
もじもじしながらも、俺は口を開いた。
ky「その、シャー芯を買いに行きたいんですけど」
ky「…」
ky「だ、だめですよね…外出るとか」
fj「買いに行くかぁ」
fj「…うん、いいよ」
ky「え?」
fj「まぁアイツらも許してくれるでしょ」
fj「ただ…2人っきりでいくけど」
ky「あ、ありがとうございます」
予想外の事を言われ、俺は目をまん丸にして驚いた。
ky「何時にいきますか?」
fj「ん〜11時ぐらいで」
ky「承知しました」
fj「じゃ、あいつらにも伝えておくから」
ky「ありがとうございます」
そして、俺はリビングに足を運んだ。
11時。
玄関のドアを開けると、太陽の光が俺の体に当たる。
ky「うわっ!?」
久々の外の明るさを目に、俺は太陽から目を背けた。
コメント
4件
あああああああ(以下略)つ、ついに外に出るのか、、、(そういや外出禁止されてたんか忘れてたわ)
( ^o^)<うわぁぁあ!最 & 高( ᐛ )وヤッタァミンナメチャクチャナカヨクナッテル(みんなめちゃくちゃ仲良くなってる)