fj「日光浴びただけでそれかよ笑」
fjは、必死そうな俺に人差し指を指しながら大笑いをし始めた。
俺はfjを無視して、玄関に置かれていた日傘を手に持った。
行きの途中、俺はfjに話しかけた。
ky「似合ってますか?この服…少しでかい気がするんですが」
fj「そんな違和感ないよ」
fj「なにせ、俺が選んだんだからね」
ky「は…はぁ」
車で移動しているうちに、商店街がちらっと薄めで見えた。
俺とfjは車をおり、バックを肩に掛けた。
fj「いこ」
ky「はい」
商店街を探索しているうちに、俺らは買い物を済ませる。
…にしても。
ky(人が多くて落ち着きがない…)
右、左…どこを見ても人が映る。
何故かは分からないけど、女の人を見ると震えが止まらない。
これは恐らく、お嬢様の影響だ。
ky(…あの女性、いかにもお嬢様みたいな服装だ)
ky(金髪で…ピンク色のスカート)
頭の中にお嬢様の顔が浮かび上がる。
俺を館から追い出した時の…あの笑顔が。
ky(うっ…トラウマが…)
fj「あ、俺コンビニでタバコ買ってくる」
fj「まってて」
ky「え…あっ!まっ…」
そういって、fjは店に入っていった。
ただでさえ2人でも震えが止まらないのに。
いきなり1人なんて…
気を紛らわすために、俺はスマホをいじった。
ky(早くこないかな…早く)
ky(早く…早く…)
その時、不思議な感情が湧き上がった。
ky「…ん?」
スマホを見ていると、視界の端にあるものが映っていた。
視界に映ったものはどんどんこちらに近づいてくる。
ky(…あれ?)
なぜか、心臓が飢えているように鼓動が早くなる。
ky(なんで…?)
嫌な予感がしながらも、その人物に目を向けた。
ky(周りが暗くてよく見えない)
その人は、どんどんこちらに近づいてくる。
髪が長く金髪で…短いスカートから足が見えている。
その人は、金色の髪色をしていた。
まるで…お嬢様のように。
…
いや、そんな訳がない。
ky(う…嘘に決まってる)
ky(こんなとこに…)
ky(偶然…お嬢様が居るなんて)
心臓がバクバクいっている。
今にも飛び出そうだ。
ky「はぁ…はぁ…」
息が詰まりそうになる。
だんだんと、シルエットがはっきり見えてきた。
耳障りだった足音が静まる。
それは、俺の目の前で立ち止まった。
暗く光る中、その人物の顔がはっきりと分かる。
ky「…ぁ」
びっくりして、腰が地面に当たる。
ky「ぁ…あぁあ…!」
吐きそうになるのを必死に堪える。
??は、俺をバカにしたように見下ろしている。
??「あら…やっぱり」
??「時が経っても、顔どころか目元も変わってないじゃない」
??「…ふふっ」
??「お久しぶりね」
??「ky」
キラッと光るピンク色の瞳。
輝いている金色の髪がなびいて、
ピンク色の短いスカートが揺れている。
それはまさに…
ky「…お」
ky「お嬢…様…?」
コメント
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fj〜🙀‼️‼️‼️大変やって‼️はよ‼️もしかーしたら連れ去られちゃうかもしれないんだッ‼️‼️🙀ky‼️あ゚ーーーー‼️ぱつあぱつ<?
fj〜早く帰ってきて〜 なにかしたら首の骨折ったうえで もぐぞ。いいから消え失せろ。
おい kyを追い出した癖になんの用だよ fj呼んできてぇ……