ホントに意味不明です内容がハァイ
ひどいよ。酷い。ねえ、私が何かした?
それは突然の事だった。ただ、高校生になって。新たな生活への期待に胸を躍らせて。ちょっと隣の席の人と自己紹介を交わして、それで、それで、それで、私はその後クラスLINEを入れることを断っただけだった。それだけで、通知が煩いから断った、たったそれだけで私の地獄が始まった。
「おはよー!」
「・・・」
「えっと、、○○ちゃん?」
「・・・名前、呼ばないでくれるかな」
「え?ちょ、ちょっとー!冗談きついって!ねぇ、」
始めはこんなんだっけ。隣の席の子に話しかけたら明確に拒絶を示された。いつも通り笑おうとして、中学のときみたいにからかわれた時に浮かべる笑みを・・・ちょっと歪だったけど貼り付けて笑い飛ばそうとして、それで・・・
ああ、思い出した。その子が私に向ける目が、怯えたような目が、可哀そうな者を見るような目が印象的で。
固まっている間にその子は席に座って本を読んで・・・それで、私が教科書類を取り出そうとしたら、ノートが無くなってたんだっけ。
それで私は先生を呼びに行って、確認しに来てもらったそこにはさっきまでなかったノート一式が確かにあって。
顔から火が出そうなほど恥ずかしい思いをしながら席に着いたら、くすくすくすと、嘲るような笑い声が耳について。派手な髪色をしたクラスのリーダー格にもうなってる子が
「えーちゃんと確認しなよーw」
って言ってきて、それで、それで、それでそれでそれでそれでそれでそれでそれでそれでそれでそれで
ああ、どんなことがあったんだっけ。
私は身を切るような寒風に身を晒して、膝まである草むらを進んでいた。靴下越しにもチクチクした感触が伝わってきて。くすぐったいな、そう思って足を見ると小さな切り傷が点在していた。大方鋭い雑草で切ったのだろう。雑草というのは案外柔らかそうに見えて思い切り当たったら身を切ったりするものだ。それに、つるに棘がついている物だってある。寒さで麻痺して、あと家を抜け出してこんなところに来ている罪悪感から発生するアドレナリンが痛みを誤魔化して私を先へと突き動かした。
そうこうしていると、草むらが、いや、森が開ける。まん丸満月が空からすべてを等しく見ていた。お天道様が見ているから悪いことはするな、そう幼いころに父から言われた。ならば、見るだけじゃなくて・・・いじめ、なんて止めてくれればいいのに。
ずきずきとアドレナリンの陰に隠れていた痛みが見てみてと主張する。今さっきついた傷も、今までいじめっ子に付けられた傷も全部痛くて、でももうすぐなくなる。
崖の下の真っ黒の夜の海はゆらゆらと私を誘う。
「ごめんね、お母さん。ごめんね、お父さん。」
私もう疲れちゃった。
バッシャン!
一度体全体に大きな衝撃が走る。その後すぐに冷たくて、しょっぱい水が私を包み込む。
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